SSブログ

第7回 世界平和は実現可能な命題であるのか? [授業・雑記]

 今回は世界中でみんなが思っていたりする、世界平和は実現可能か?もしくはどうすれば可能となるのか?というテーマで話していく。

 まず世界平和というと、世界中で戦争等の争いが無くなり、みんなが平和に幸せに日々を過ごしていける世界ということなのだが、世界はこんなにも広くそして多種多様な人種や考え方を多く持っている人間という種は、争いを続けて(人種差別や考え方の違いで)時代を作ってきた過去があるのに、それを嫌い平和を模索していったが、今でもその道筋は見えてこない状況である。ここで、人から争う心を無くせば良いと思う人は多くいるものだが、この世界の概念は生と死であり、この世界で生きるためには他のなにかから奪う又は、殺してその生命を得て生きていくことがこの世界の概念そのものであるというのに、それ全てを無くして平和というものが得られるものだろうか?
 この世界に生きる者(動植物や大地等も含め)全ては、他のなにかから奪い(人に例えると、地位や権力等、又は食料や幸せを感じる欲しいものなど)又は殺して(人に例えると、動植物)自分の力としていくという風に定められており、たとえこれに該当しない存在だったとして、その存在は平和を感じるものではなく、生をただ感じ、生きるということだけをしていくのだろう。
 この現状で、例え世界で人や物を奪い合ったりせずに仲よくして行けたとしても、世界では差別等で人と自分との違いからくる感情(他社が自分よりも何かにおいて優れている(劣る)ことや、性別の違いや、体つきの違い)や、その人1人1人違った幸せ観念(趣味や仕事や結婚等において、他者よりも違ったことや一番になりたいと思うこともあるだろう。だがそれは、他者の幸せを奪うことでもある。さらに、この世界には人の不幸を見たいという者もいるこの状況では、その幸せの考えを持つものを消せばいいのか?その場合は新たな争いに発展するというのに。)を持つこの状態の中で果たして世界中のだれもが幸せを得ることができるのであろうか? 人という生き物が人である限り、人の世界(社会)において世界中の人々が幸せを感じられて日々を過ごしていくのは無理なのではないのか?
 世界平和にするためには、こうした世界の概念をいくつか壊さなければ、その道筋すらも見つけることは難しいだろう。 概念とは、「生と死」「他者との違いによる争い」「人の感情」「幸せの感じ方」これ以外にもいろいろあるのだろう。だが、果たしてこれらの概念を破壊した時に、人は平和を幸せを感じることはできるのであろうか? 私は、これらを破壊していった結果はつまらない世界や何も変化のない世界になるのではないかと思われる。

 ではここで、これらの概念のどれかを壊すための方法を話していく。 まず、「生と死」は物理的な問題では無理というものだろう。(人という種を別の存在に変化させることができれば、不可能ではないが。このことでまた争いが起こる。) 「他者との違いによる争い」(戦争や物の奪い合いや喧嘩・犯罪)は、世界全てに人に対して危害を加えようとするもしくは、これからの行動で人に危害を加えようとする行動や発言をした時点で、機械により捕まる又は殺されるというような機械を、世界の至る所に設置をしてこれを機械により管理する。(これで争いはなくなり平和になるが、幸せな日々かというと違うであろう。) 「人の感情」「幸せの感じ方」は、無くした瞬間に世界は平和になるが、これは人という種がこの世界からなくなることになり、人は何も感じなくなるだろう。
 で、ここまで話すと世界平和というものが実は、人が人であるということを否定しなければ成し得ないというものであり、現実的に不可能なものであるということがわかるだろう。 この世界で人は動植物たちは、精一杯生きるために存在しているのであり、世界平和という事はこの世界に存在することが極めて難しく、それが成されたときにこの世界を否定するという事がわかる。 (つまり世界平和の根本は、全ての人が自分の幸せを諦めた時以外は成し得ることが極めて難しい事であるということ。) このことから出てくることは、世界全てを幸せにではなく、世界の99%を幸せにすることは可能という事でもある。

 さて今回は、たまに心のどこかで世界の人々が考えていたりする世界平和はどうすればいいのか?についての話であったが、これは世界の概念に基づいての話であるので、話を全て信じろとまではいかないが、世界平和というものをこのことからも考えるのは時間の無駄ではないかとも考える。(本気で実現しようとする人や、世界の真理の一端にたどり着きたい人は別として。(私は真理の一端だが)) だから、普通の人には、普通に今自分の幸せを考えるだけで良いのではないですか?
 では今回の話はここまでとさせていただきます。(世界に喧嘩を売る第1弾(前回は世界の一部に喧嘩を売る、真の民主主義とは)) 今回も長話を聞いていただきまして誠にありがとうございます。 終了
タグ:概念
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0