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第126回 無人機~高齢者・介護編~ [少子化・高齢化対策]

 今回は無人機の高齢化社会の介護に関した話をしていきます。(確か私のブログの初期回付近の高齢者対策系の話も出てきます。なじみが無い方も多いでしょうが、結構序盤辺りでそういう話をしているので、その話を確認済みのうえで話していきます。 カテゴライズのこれと同じで探っていけば当たると思いますよ。 ちなみに介護の部分は高齢者だけには限りませんし。 高齢者が多いのは事実ですが。)

 現在の日本では介護に対する現状が厳しくなっているのは最近の事件等も含めて良くわかっている事でしょう。いまだ犯人の目星がつかない病院内での複数殺人事件に関しても、大分前の2丁拳銃大量殺人事件に関しても介護が必要な人が狙われるという事が続いているというわけです。マスコミ等では弱い者いじめの類とか話していますが、ひとえにこれは介護疲れや介護の為に人材を多く割く事による経済力等の減少を危惧した行動とも取れてしまうのです。そしてこの現状は、大きなところだけにかかわらず個人単位でも介護疲れや生活が出来ないなどにより最終的に殺人や放置死に繋がる事も多くなってきました。それはそうでしょう。今現在の日本は、少子高齢化社会で介護しなければいけない人はたくさんいるのにそれを介護できる人材は少ないのですから。さらに介護に人を回せば回すほど、日本全体の経済力が減少傾向に転じてしまうのですから。そしていつか来てしまいますよ。介護の仕組みも経済を回す力も破たんするときが。このまま高齢者を最優先する動き方では、いずれ全てが終わりを迎えるのに時間はあまり残されていないでしょう。ですから私は提言するのです。若者の自由と幸せを掴ませる為に、今の働き手に介護の事を考えさせない為に、そして高齢者の命を助ける為に介護の分野を無人機に大幅に任せる必要があると。 無人機というと不安な人も大勢出てくるでしょう。しかしこのまま放っておくと、要介護者が日本の経済を狂わせる事にも繋がり、要介護者を殺そうと考える人も多くなっていく事でしょう。そうした場合真の意味で安心安全を取るのであれば、むしろ人に頼るよりもロボットに舵を取る方が良いという事になるでしょう。人の場合は不満や疲れが溜まり、殺意が湧いたり働けなくなる可能性を秘めていますが、ロボットならメンテナンスさえ怠らなければ不満や疲れも無いですし、24時間活動し続ける事も可能でまさに今の介護事情の為にはもってこいの事となるでしょう。それに今は人との会話機能も格段に性能が上がっていますので、ロボットという無機質感はあまり感じなくなるでしょう。むしろ要介護者に合わせてくれる面では、ロボットの方が優秀かもしれません。(まあ介護者1人1人と合わせた内容の会話を取るのは今は難しいかもしれませんが、今後はそれも発展していけばさらに良い状況となっていく事でしょう。) とはいえ今の技術力ですぐに全ての介護行動が出来る無人機の開発はまだ難しいでしょう。完全な人型に近くてかなり自由自在に動ける機体にしなくてはいけませんから。そこで今の現状でも開発が可能なタイプや今後の発展の礎のアイデアとする為の事を話していきます。

 遅いでしょうがここからがある意味本題です。 全てを行うことが出来るのが理想的な無人機の形なのでしょうけど、それには時間も費用もかなり掛かり、あまりまだ現実的な話ではないでしょう。なので1つまたは類する複数の行動に関しての専門的な無人機を用意して介護の1部分を代わりにしてもらうというのが現時点での低コストですぐに作成等が可能で、バリエーションに広く対応が可能となるでしょう。 初めから全部が出来るものを作る必要はありません。今必要だとするのであれば、それは各専門的なことが出来る無人機の種類を全て作り上げてから1つにまとめていく事でも遅くはないでしょう。(むしろそっちの方が結果的に早くなっていくでしょう。)1つ1つの行動に専門的に対応していく無人機とは言っても、現実の世界では同じ行動とはいえ複数の方法が存在したりします。それをいちいち調べてから作り上げるのでは時間がかかりすぎるでしょう。なのでその無人機の基本的な部分と応用が少し可能な状態にしてから試験的に導入していく方法が良いのはもちろんのこと、AIを積み込んで最初から無人機に任せるのではなく最初は無人機を手動操作で介護の操作の基本と応用を学ばせて、様々な経験を積ませてから実施していく方法を取ると良いのではないのかと考えます。(初期の機械としての情報的な知識だけで運用をするのではなく、まず始めにその無人機を手動操作をしてプロの手法と様々な応用の手段を実地で無人機のAIに覚え込ませてから試験運用を開始していく事を始めれば、かなりスムーズにいくと予想されます。 力加減とか行動のタイムラグ等の知識は、情報だけで判別するのが難しいでしょうから。初期の事故を防ぐという意味でも必要では?)
 そして初期の内は専門的な無人機の形は、人型にこだわる必要は無いでしょう。(もちろん最終的には人型にした方が安心感は生まれてくるでしょうが、そこまでの過程でそこに固執すると、開発に遅れが生じて導入が遅くなり今必要な人が救えなくなるからです。) もちろん人型ロボット単体で全ての機能を積み込むつもりであれば、それ相応の努力や工夫が必要になってくる事でしょう。もしくは前に私が言っていたように、ほとんどの大掛かりな土台の機能をベッドに集約させて、人型ロボットはそれにアクセスをする形で様々な介護に対応させていくという手法でも良いでしょう。(基本の形をベッドで稼働してもらい、直接人が行う動作や応用的な所を人型ロボットが行うという形にすれば可能でしょう。) それにこのベッドを手動でも操作できるようにしておけば、ロボットがいない状態でも介護がしやすくなりますし、ロボットの不具合の応急処置としても使える事でしょう。(まあ全ての介護機能をベッドに集約しようとすると、かなりの費用等が発生するでしょうし、あくまでベッド周辺で出来る事に限定した形にしてコスト軽減をする形にしても良いでしょう。)

 痴呆などによる徘徊の対応に関してもロボットの方が良いでしょう。何せ少しの油断も人間とは違い行う事はほぼ無いのですから。徘徊対策として音感知システムを配備すれば、対処は可能でしょう。
 またこの介護用のロボットには、サーモグラフィーなどの体温感知機能などの健康管理機能を付けるとさらに使い勝手が良くなってくるでしょう。介護というのはその行動だけではなく、介護者の健康状態のはあくまで必要になってくるのですから、健康状態の変化に気付く機能も必要となって来るでしょう。
 このほかに要介護レベルが最高の人や、ベッドに寝たきりや手足が動かせない人や話す事が難しい人に対応させるために、言葉や音やしぐさに対応するだけではなく、脳波でしてほしい事を検知できる機能なども考えていくと良いでしょう。(要介護者にその装置を取り付けて、常時介護ロボットにその内容を届けられるようにする。)それが出来れば、緊急時の対応にもより早く対応が出来たりもするでしょう。

 今回の内容での介護の範囲の中に食事を作るは入れてないつもりです。(もちろん食事を食べさせることは介護の1つになるでしょうが。)食事を作るのはまた別の無人機で作成する事をお勧めします。それは介護の分野に収まらず、食事(料理)を作る事に専門的な分野の話になるからです。


 それでは今回はここまでといたします。 ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 無人機~終了~介護








 というか大分前に話したあれも無人機の話だったという事だよね。私自身もあまり深く考えていなかったけども。前のアイデアでは、ベッドが全て行えるという形にしていたけども、あれだと場所やコストがかなり多めに必要だろうからあまり現実的では無かったのかもね。 今回の方は、あくまで介護をする人の代わりの部分で、人型ロボットに代わってもらうという形にしたから、場所も狭めにコストも軽減できると思うがな。
 さてそれにしても無人機の話は結構閲覧者が多いね。新しい取り組みも含めているからかな? さてまだまだもう少し続くよ。(カテゴライズ無人機を作らないのは、用途が分かれすぎている為。) E n D
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