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第151回 日本が民主主義国家ではない理由  原点回帰編 [政治経済改革]

 さて今回は私のブログの原点回帰の元である日本が私の見解の中でなぜ民主主義国家ではないのかという事の解説を行っていきます。 名だたる民主主義国にはある方法なのに、日本にはその民主主義のやり方が存在していないからです。今揉めているアメリカ大統領選挙でも存在している方法なのに、なぜ日本にはその方法が存在していないのに民主主義国家と言えるのか謎で仕方がないのです。(アメリカは今その方法で大混乱みたいですが、それこそ民主主義の有り方ともいえるのですから。) ここまで言うとピンとくる方はいますでしょうか?今の日本が民主主義国家だと信じて疑わない方は何のことかわからないかもしれませんが、答えはその国の代表者を直接国民が選べるかどうかの違いです。

 アメリカは今その次の大統領へ向けた人気取り合戦の最中(クライマックス)ですが、国民達が自分達の票で自分達の国の代表を選べる機会が有るというのは民主主義国家として当たり前の事ですよね。だがしかし、日本は民主主義国と言いながらその方法ではないのです。日本の国の代表者は国民達による投票で決められるのではなく、国民達から選ばれた政治家達が選ぶのです。今までの言い分では、国民の代表である政治家達が選んだ国の代表だから国民から選ばれたに等しいと勝手に判断をしてこういう仕組みとなっているのですが、だがこの仕組みは独裁体制の代表の決め方と何も変わらないという事を皆さんお気づきでしょうか? そしてもう一点国民から選ばれているわけではない理由があります。それは国の代表者を決める政治家達の投票の中には、与党しか含まれていないという事です。つまり今の状態のままでも、全国民の内の与党を支持する意見の者達の独断の判断による投票でしかないという事です。そも国の代表を決めるというのはその国のこれからを考える大事な時期になる事が多いのですが、その場合いろんな代表が競い合ってこの国を良くできるように公約や約束を連ねて代表を勝ち取っていく事が民主主義国としては普通の理念であるにもかかわらず、最初からその代表の枠を与党の中の政治家だけで縛り、さらにはその与党内だけで日本の代表を決めるというのは民主主義国のやり方では無く、まさしく悪政と呼ばれる独裁国家のやっている決め方と何1つ変わらないという事だ。(独裁国家の代表例は、家族ぐるみで代が重ねられていく事なのだが、今の日本も似た様なものだろう?党という家族ぐるみで代票を選んでいく仕組みなのだから。) そもそも政治家達が国の代表を決めるというのは民主主義のかけらもないだろう。つまりは権力を持った人間が同じくさらに権力を持った人間を上に奉り上げる行為だからだ。 民主主義というのは、国民全員の意見をまとめたうえで選ばれる国の代表であるはずだ。それは権力を持っている持っていないに関わらずだ。なのに今の日本のやり方では、直接の投票権を持っているのは政治家達だけという事になり、つまり権力を持った人しか国の代表を選ぶ選挙には行けない事になる。 これは昔の王政のやり方と大した違いはないやり方となるだろう。自分達の国の王を決める選挙には、貴族だけが参加できる仕組みと。その国民は何もできない構図と全く同じである。 それなのにもかかわらず歴代の国の代表である総理大臣達は、あたかも国民達から選ばれた代表だとのた打ち回っている。正確には権力のある政治家達だけから選ばれた国の代表であるにもかかわらずだ。 つまり今の日本も戦時前と何も変わっていないという事だな。 これでどうやって民主主義国家と言い張れるのか頭を抱える所だ。
 以前にも日本の選挙の仕組みは根底から間違っていると発言したが、この権力国家体制から来る選挙だと考えると、納得の行くものがある。つまりはその政党内での代表への支持を集めて国の代表である為の総理大臣となる為には、必ず誰かが選ばれる仕組みにしなくてはいけないという事だ。そうすれば、例え支持率が低かったとしても、能力が何も無かったとしても選ばせることが出来るのだから。たとえ不人気でもその地域の代表にさえしてしまえば、国民の反論を全て抑え込めるという判断になるだろう。 たとえ間違った事をしても、その責任は選んだ政治家に向けられるので、好きにできるというわけだ。 さらに言えば、その政治家に選挙の際に支援して、勝てば自分を代表にするという取り決めを決めれば全ては権力のほしいままに動く事が出来るようになる。 これが国民全てだとこの仕組みはうまくいかないが、政治家に限定をすれば権力や金で国の代表を掴み取る事が可能になるからだ。 権力や金銭で選ばれる国の代表は国民の代表と言えるのだろうか?果たしてそれは民主主義国としてあり得る話なのだろうか?
 あなた方はどう思いますかこの真実を聞かされてもまだ日本は民主主義国家だと胸を張って言いきれますか?たとえ権力や金銭で選ぶ事も可能な日本の仕組みを知ったうえで納得できますか?

 今の民主主義国家では国の方針で重大な間違い等が起きたりすれば、それすなわち国の代表にも責任が及んだりすることは必須です。たとえ部下が起こした事でもその部下の処遇をどうしたりするかも大事なことですが、民主主義国家であれば皆で裁くという事になりますが、日本は違いますよね?政党内は家族も同然という感じで、身内びいきや犯罪帳消しや問題を起こしても全く関心持たずでそのまま押し通したりして進めていこうとする。与野党限らず議員はいくら馬鹿でも、その下は今の選挙態勢で選んだ国民がいるというのに、その国民達をも無視しているという事に他ならないでしょう。という事はこのやり方は、国民よりも政党内の政治家が優先という話になってくるのです。まさに権力者が権力者を守る図式です。そしてのけ者にされるのは国民という事です。これは悪性王国でよく見られる王が特定の貴族を気に入り、例えその貴族が国民を苦しめていたとしてもその貴族を守り国民を虐げる行為と何も変わらないでしょう。 さらには今の総理大臣は自分に責任が湧いて来ようとすれば、関係無いや知らないで逃げようとする始末。国の代表者であるにもかかわらず、逃げて何も無いようにするのは、国民の声を聴かない王様と同じではなかろうか。
 以上に挙げた理由などからも日本は民主主義国家としてはあるまじき行為をしているにもかかわらず、依然民主主義国家と言い張っている。だが少し考えればこの方法はどう見ても民主主義の皮を被った独裁国家だというのが良くわかるだろう。もしくは王政国家か?


 それでは今回の私のブログの原点回帰の話を終わりにします。今回は意外と長かったな。
 ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 民主主義国家?~終了~いや独裁国家



 こういうふうに見ると、今のアメリカの大統領選は史上最悪の大統領選だとか言われるけど、今の日本の民主主義のやり方から見たら十分羨ましい事だと思いますよ。日本は国民が直接の投票で国の代表を選ぶ事は出来ないのですから。それでそんな総理大臣が私は国民の代表だと言われても、国民からは1票も入れていないのに総理大臣になれている人になりますから。 たとえ人気が悪くてどちらも悪かったとしても、選べる民主主義の権利があるだけアメリカは日本よりもましだという事を知っておいてほしいですね。(だって今のアメリカ大統領選の流れはアメリカ国民の意思でそうなっていったのですから。間違えた場合は素直に反省が出来るというものですけど、日本では選ぶ事すらできないのですから、反省をして次に生かす事も何もできないのですから。 ただ権力者に振り回されるだけの国ですよ日本は。) このコメントを見てもわかると思いますが、今の日本の有り方にはほとほと失望しか見られないのですよ。民主主義と国民を騙して悪性独裁体制を確固たることとしている日本しかね。 だから私が独裁的民主主義という新しい方法を皆さんに提示して反応を待っているのです。これは今の日本よりも確実に民主主義でかつ、責任の重いやり方ですから。そして権力者が絶対の政治にはさせないという仕組みにしていますからね。(私のやり方(独裁的民主主義)は、マスコミをフル活用というか、もはや国政に引っ張り込んで全開放的に話を進める形にする気ですから。 権力や金銭を振りまこうとしたら確実にばれるようなやり方になるのですから。)
 さてそれではこのコメント欄も終了しますか。 ~~FIN~~
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