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第174回 薬物使用者への信用試験の導入について [犯罪対策]

 今回はつい昨日に起きた薬物事件(正確にはASKA容疑者の使用疑惑)について考えていた時に思いついたものです。薬物使用時で捕まった人が再度同じことに手を染める確率は極めて高いらしいですね。(大体50~80%強くらいの確率) そういう事実があるというのに、初犯だと執行猶予付き(自宅等で反省)の判決で許すというのは少し甘すぎるのではないでしょうか? ま、初犯でバンバン刑務所送りにしていたらフィリピンのごとく(あのすし詰め)になってしまうというような話も存在しますが、だとした場合はみすみす犯罪をたぶん起こすでしょうという人を簡単に釈放している事と同じ事でしょう? だから犯罪は消えないのだし、薬物事件の問題度が低下していると言えるのですよ。 それにここでも性善説で、薬物使用者が裁判等で反省をしてもう絶対にしないとか誘惑には乗らないとか言う言葉を簡単に信じるのはどうだか?と思いますよ。それをそのまま鵜呑みにして裏切った人は今までに何人存在すると思っているのですか?いい加減現実と直面するべきではないでしょうか? で、こうまで言っているから今までの私を想像すると、執行猶予など要らないから初犯でも構わずにそのまま牢にぶち込めとか私が言うとか思っている人が多いでしょうね。(私は犯罪者に対しては厳しいですから、すし詰め上等やりなさいがある意味本音だけども、今回は少し趣向が違う。ただ内容パターンは3回目という形になるのだが。好きだね私も。)

 日本のみならず世界でも薬物使用の犯罪者は、犯罪者でもあると同時に治療等が必要な被害者や障害者として扱われる事が多いですね。ただ、だからと言って初犯でもうやりませんという言葉を鵜呑みにして信じるというのは、少し犯罪を犯した人に対して甘すぎると言わざるを得ませんね。なので、その言葉がどれぐらい本気なのかを、チェックする期間を設けるというのはどうでしょうか? 具体的には、今まで薬物使用や所持などで、薬物に冒されている可能性がある犯罪者全てに対して執行猶予が得られる事件の時に、その犯罪者が本当に薬物と縁を切る為の覚悟や努力が出来るのかを、ある閉鎖空間を使い治療を行いつつも試験を行う形式を取るのはどうでしょうか?というアイデアです。
 この閉鎖空間というのは、地下でも地上でも構いませんが外部との連絡や接触などが一切できない隔離施設のような場所です。といっても、こじんまりとした場所ではなく、1つの街クラスの広さを取ってそこで生活が行える環境にします。そこでは唯一の外部との通路は、治療施設を通してしか移動できないようにします。(もちろんそこには警察官が常駐する形で。)さらに外部との直接結ぶ通路はそこだけなので、基本的な店とかもそこに集中させます。さらにこういうお店には、実際の商売人を置くというよりも、試験に協力してくれるアルバイトなどで構成します。(この人達もこの空間に入る際はチェックを受けるという形にして。)治療所は普通に薬物の治療が出来る人を配置します。そして犯罪者はそこから各自の部屋等で生活をするという状況にさせます。(この時に何らかの仕事をさせるとかの工夫等も必要でしょうが、まあそれはその時に。(同じ内容を語る事になりそうなので。)) それで街の構図を、警察や医者やアルバイト等で構成する施設の人と、街人として存在する執行猶予判決の犯罪者とで分ける形にします。(施設の人がほぼ試験官協力者的な扱いですね。) こうしてこの閉鎖的な街で生活して行ける状況を作り出します。(執行猶予や懲役刑の度合いにもよりますが、大体1~3年位住まわせる感じ。強制的に。) あとの施設等は、警察のチェックが入れられるならなんでも可能です。(要は不法に薬物が中に入らない体制にさえできれば良いのですから。その為に出入り口を治療施設の場所で制限をかけているのですし。街の人(薬物使用者)は基本的に期間が過ぎるまで一度入ったら出られませんが、施設の人はチェックさえ通れば基本自由に出入り可能です。)
 そしてここからが試験の内容なのですが、この街では基本的に大通りなどでは防犯カメラを設置しておき、何かの影などで視角となるようなポイントをいくつか用意しておきます。そして施設の人達と協力をして、街にある噂をひそかに流す事をしていきます。それは覚せい剤などの薬物が隠しルートでこの街のどこで入手できるかの情報です。そして流れた噂の情報通りの場所へ行けば本当に入手できるように配備させます。ただしこれは全て丸ごと試験としての配置です。実際に手にした時点で、本格逮捕という形にします。(この街で過ごした期間を無視して、本来受けた懲役期間分牢屋で過ごす事になるというものです。) つまりこの試験内容は、本当に薬物と縁を切れるかを試す試験として用意させます。そこで治療を受けつつ薬物を断ち切れるための覚悟や努力を上げさせつつ、風の噂として施設の人からこっそりと手に入るかも?という情報でそれに食いつくかどうかを試すというものです。もうしないなどの言葉が正しく治療などにも前向きでこれから頑張っていこうというのであれば、こういう噂には耐えられるでしょう。もし耐えられずに手を再び出してしまうようであればその時には、発言等は虚偽で普通の治療等ではどうにもできないという事の証明となり、本格逮捕という形にさせる。 だから信用試験なのだよ。

 こういう場所を作れば、薬物使用者を結果的に守れる事にも繋がるし、世間に出る為の準備場所としての使い方にもできるという事だ。 それにこういう場所でなら周りにいるのは似た様な者同士なので、己に向き合うことが出来る場所としても機能するだろうし、今の外での団体のダルク(元使用者の集まり)の活動のような事も出来るだろう。 つまり様々な点から見ても有用的といえるのだ。


 完全には信じずに、それでもチャンスを与えて試すというのは、薬物使用者に対して良い場所になるだろう。むろん、その家族や世間にもいろいろと都合が良くなったりもする。(そして犯罪組織の弱体化にも繋げられる。) 問題点としてはそんな空間をどこに建設するのか?という事ぐらいだろうか?(1つの街規模の広さが必要になる為。)
 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 薬物使用者~終了~信用試験











 さてお次はそろそろ表面化してきた小池都知事のブーメランを語ったりしますか。 もしくは都民ファーストを少し忘れてしまったのかな?という内容を。 なんか少々パククネみたく自己保身傾向が出ていないかな? 女性のリーダーはこういうの(目立つ登場と期待が高かったというのに、なんか残念感。)ばかりなのか?いや単にこの人達が悪目立ちしているせいなのかもしれないが。 finale
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