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第190回 天皇の退位制度について やはり無視される国民の意思 有識者も所詮政府の犬 [政治経済改革]

 さて今回は日本でプーチン氏の訪日のニュースで注目となっている頃合いに、国民にあまり気づかれないようにこっそりと決められた天皇の恒久的な退位制度が、有識者連合の会合の中できっぱりと否定されて政府の言う今回限りの退任のやり方で行こうという事が決まったことに対して、いろいろと批判する内容で話していきます。(ついでに今までのまとめ的な事も行います。)

 今となってはかなり昔のような事でしょうが、夏ぐらいの頃合いに平成天皇が天皇の職を退位したいという話を出しました。これは天皇としての仕事をやるには体がついていかなくなって来た為、今の若い次世代にその仕事を任せたいという願いでもありました。そしてこの制度を恒久的に機能させるようにして、こういう問題が発生するのを自分の代で終わらせて子や孫たちには安心などを与えたいというような話です。(現天皇は高齢になられて公務がきつくなり公務の数を減らす事(ほんの少し(予定を決める人が、無茶させている感が否めなくも無いが。))で何とかやってきてはいますが、私的な事で本来の務めを行なえない事は今の天皇は大変心を痛める事となっています。 つまり本来の役目を果たせないことが最大の問題であり、それにより国民に対して心苦しく思っているから、このまま出来なくなって皇居にいるだけで良いと言われても自分が許せないため、仕事や務めをこなせる次世代に天皇を引き継がせたいと思って話した事です。)
 という内容が天皇の口からさりげなく出された為、政府は検討を始めたのですが、今のやろうとしている内容は天皇の気持ちの一端だけを汲み取った今の天皇だけの退位を認める内容です。そして様々な有識者達を集めて意見をさせることをしましたが、結局最後は政府の結論と全く同じ内容に収まりました。(つまりこの集められた有識者達は政府の忠実な犬だったという事です。) しかしこれに対して今の国民の感情としては、天皇の意向に全部傾ける内容が多いです。つまりこの退位制度を恒久的な制度へと取り決めをする事。国民のこういう感情が分かっているというのに、政府や政府の犬達は自分達の利権や天皇を檻で閉じ込め鎖に繋いでおきたいが為に、今回限りの退位制度で決着を付けようとしています。
 やはり今政府は選挙が近く無い為好き放題に動こうとしていますね。国民の言葉を全て無視したとしてもかまわないという動きで。どうせ選挙前で多少の人気取りをすれば、昔の事はコロッと忘れて騙されてくれるバカな国民と思っているのではないでしょうか?(実際バカなヒヨコ達は多いですけど。THE全方位攻撃)

 今回の事は政府にとって何も天皇の退位だけが問題では無かったのです。これを恒久的に認めるような制度にしようとした時に必ずと言っていいほどの問題が、女性天皇の是非に関する問題です。現在は女性天皇は絶対に認めないと政府が頑なに固持をして、皇室の女性たちは割かし不遇な扱いを受けています。(皇室内で生まれた女性は、男性と結婚をする時は二度と戻れない様な感じにされます。さらに家族で気軽に会う事すらも禁じられます。これはつまり皇室内での女性の地位はとても低い位置にあると言って他ならないでしょう。) そしてこれは男女差別の絶対的な象徴であり、男尊女卑が日本での象徴となっている事にも関係されてくるでしょう。 つまりこれを変えたくない政府としては、男尊女卑のやり方を実は変えたくない旧世代の考え方で今もいるという事になります。(今でも男性優位の考え方が政治家の間では根強く残っていて、これを絶対に守り抜こうとしているのが現政府の政治家達という事です。 つまりこの構図の中では、自民党を支持するという事は、男尊女卑の社会も支持するという事になるかもしれません。) 現在政府が女性活躍を謳っているのは、世界と歩調を合わせる為の方法にしかすぎません。さらに言えば、日本の人口が減少傾向で少子高齢化が非常に問題になってきたが為に、本音(女性天皇の誕生及び皇室の女性達の地位向上を絶対にさせたくないという気持ち)は下に見ていたとしても活躍をさせないと日本が経済面で落ちていく事になるのは明白なので、仕方なく行動に移しているのです。 つまり政府は女性は貴重な労働力として見られているだけで、本質的な地位の向上つまり男性優位な状況の改善はしたくないという気持ちなのでしょう。 だから女性天皇の存在を認めないし、話すらも浮上させたくないのです。 「全ては男尊女卑の社会をこれからも守り通して行く為に。」
 これが今政府にとって大事な利権の1つであることは確かでしょう。

 さらには天皇の言葉をあまり聞かずに、そして支持をする国民達をも無視をするというのは、やはり天皇という存在をかなり低く見ている事だからではないでしょうか? 大事に思っているのであれば、本格的に話し合いで何とかできないかと議論を深めるはずです。なのに最初は退位に反対をして、国民も退位を認めるような意見が多いから今回限りで決定をしようというのは、天皇を大事には思っておらずにちゃんと鎖で繋がれて黙っておけばいいのにとか思っているのではないでしょうか? 現在天皇は政治的には何の権限もありません。なので立場としては事実上かなり低いのですが、国民からの崇拝を受ける対象という事で、ぞんざいに扱う事も難しいという状況です。だからちゃんと鎖に繋いでおとなしく政府の言う事を守って国民をおとなしくさせておく役割で必要と思って対応しているだけでしょう。つまり政府は天皇を国の安定に導く為だけの道具のように考えているのでしょう。だから奴隷のような待遇で管理を行っているのでしょう。(前にも言いましたが、自由があまりない皇室は奴隷とさして違わないという事です。 自由な外出はできないし、仕事を選ぶ権利も無ければ、仕事を辞める権利も無い。豊かな食事や崇拝や愛情を受けられるような存在とはいえ、本質的な所へ目を向けると、違いは対して無いという事です。)


 女性の地位改善をもっと上げさせるためには、どんな手を使ってでも女性天皇が誕生できるような事にならなければ、女性の地位が改善される事は無く、根深い男尊女卑の社会が無くなる事は無いでしょう。 今の道具としての女性活躍の罠に騙されない事です。日本にとって天皇は象徴的存在であり、その象徴が男尊女卑では女性の地位改善など夢のまた夢でしょう。
 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 天皇の退位~終了~退位の恒久的制度と女性天皇






 女性の立場が今もなお低い(会社などの働く場とかで)のは、政府の中ではまだ男尊女卑の傾向が色濃く根強いからでしょう。さらに言えば、世界の女性100選にも選ばれた歌舞伎役者の嫁(名前は覚えていない。確か乳がん患者)で話題に挙がる事が多い歌舞伎の世界の事だが、あそこでも目に見えて男尊女卑が強い事は皆も良く知る事であろう。実際にはその人には男の子と女の子の2人がいるのだが、TVなどで主に取り上げられるのは男の子がほとんどで、女の子は報道会社によっては存在すらしていない扱いである。さらには歌舞伎としていろいろ注目されるのは全て男の子で、女の子はたまたま一緒にいた時に映る位の事になっているだろう。これこそ男尊女卑が強い事の決定打にも思えるのだが?どうだろうか? 歌舞伎の世界では女の子はペット以下の存在なのだろうか?(最近はペットでも家族以上という人が多いから一応補足しておくけど、このペット以下というのは、ペットをペットとして見る扱いにおいての存在という区分で見ている。)

 さて今日のプロフィール更新でも載せるが、私は日本の理論的な暴言王(自称)だぞ? THE END
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