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第257回 暴風障壁,水流障壁,猛火障壁,電流障壁(対B装甲)の概要 [新アイテム開発]

 さて今回は今までのいくつかの防犯や防衛などで軽く紹介してきた各種障壁系の作成の為の基本的な理論を話していく。(電流障壁に関しては、違う回で話しているが流れ的に組み込んでいる。ついでに、対高電圧用の仕組みも少し話す。) この障壁等には、メリットや使用状況の違いがある為それらも別途解説する。(この回でようやく今までの回であまり使えないようになっていたところの補填が出来る。) ちなみに基本的にどれも再構築が簡単にできて、人や動物などを阻む目的での使用が主である。

 暴風障壁・・・暴風によって人や物体の侵入を防ぐ障壁なのだが、実現させる事自体はとても簡単である。小型で強力な風を作り出すことが出来る送風口を中心部へ向けるようにして上下左右の4カ所に付ける。さらに斜めの4つ角などにも付けて、それら全てが中心部へ風を送る状態にすれば、簡単に風の障壁をその場に張ることが出来る。(とても分かりやすいイメージとしては、扉やゲートなどのその8カ所に送風口が中央に向かって強い勢いのまま向けられる状態にさせると、その風の場所自体も空気障壁のようになり、ぶつかる中心点においては、簡単には通り抜けできないような強度にさせることが出来る。) そのうえでその風の向きを人が入ろうとする側に少し向けられれば、かなり強固な暴風障壁と成せるであろう。 要は局所的に強風の壁を作り出して侵入を防ぐという仕組みだ。 この上で中心部で風同士をぶつけさせることにより、その他の場所へのl強風の被害を打ち消し合ってもらうという仕組みにしている。 あとは風の速さの度合いによって威力を自由に設定できる点も魅力の1つだ。ただしどこか1つの送風口でも故障すると、他への被害や障壁の効果自体の減少が激しい点はマイナスではあるが。 精度を減らして縦のみや横のみの数カ所などで応用させても一定の効果を見込めるだろう。(ただし場合によっては回避されるが。)
 これは基本的に当たっても実害性は低いので、道路の横断歩道などの交通違反防止用に利用すると効果が見込める。(赤信号無視など)

 水流障壁・・・こちらは水の流れを利用して暴風と同じように人などの侵入を防ぐ目的と、炎を防ぐ目的の障壁である。 こちらは横や縦だけで構成させるが、なるべく隙間が無いように配置を調節させる。 この水流障壁では水を使用する為、持ち運びの場合はタンクの使用が、建物の場合は貯水用の場所は必要になったりするのだが、基本的に高速で流して循環させる形(要は外に漏れる量をほぼ無くした形にする速度。)にするので、そこまでの水量は必要ない。(持ち運びで火の雨が降る中や火災現場に飛び込む目的でなければ、そこまでの量は必要ない。) 基本的に人を防ぐ場合は暴風とさして違いは無いが、防火目的の場合は上ないし横から水が下に落ちるような形で配置して、落ちた水が汲み上げられて循環して使えるように仕組み作りして、人が通れる程度の水圧量にさせると防火扉やシャッターの代わりとして使用可能となる。 こちらの場合なら火を通さずに人だけを通せる仕組みとなり、扉がゆがんで使用できなくなる恐れやシャッターによる挟まれ事故が発生する恐れが無くなる。また同時に水に濡れる事での燃え移り防止ややけどなどの応急処置の場所としても使用可能となる。 ただしわかりやすい欠点だが、水が無いと意味を成さない事である。 また海などであれば、船や物体の移動の阻みにも使う事が可能。

 猛火障壁・・・こちらは炎を使って暴風と同じように人などの侵入を防ぐことが出来るが、基本的に人に対して使うというよりも野生動物に対して使うと効果的である。また維持コストはかかるが、雪などの防止にも使える。 野生動物に関しては、炎を恐れる傾向は高い為に炎によっての柵状の形での使用をすれば、それだけで追い払いの効果などが見込める。 基本的には炎を出して近寄れないようにさせる目的だが、こちらの場合は使用し続けると維持コストが高くなる為、対物センサーや熱源感知センサーなどを付けて、動物などが近づいた時だけ炎が湧き上がり続けるという仕組みにすると良い。 基本的に還元使用が難しいために、他の障壁よりもコストが高くなる傾向だが、見た目での障壁効果はこれが一番分かりやすい。

 電流障壁・・・電流を使って人などの防止は暴風と同じで、こちらは電撃等自体を防御する目的でも使用可能となる。 人の防止用は基本的に水流と同じような仕組みなどで説明は省くとして、電撃系攻撃のスタンガンや電流漏れの回避や雷の回避などは、電気を吸収させる機能と放出させる機能を盛り込めば回避や防御可能にできる。電流自体を障壁上で発生させるのだから、電気エネルギーを吸収させる仕組みは意外と簡単に組み込める。そしてあらかじめ大量の電気を溜め込める設計の元、常時の電流使用量を低めにして、その受けた電気エネルギーを大気中に自動的に放電できる機能を持たせれば、強力な電撃等を受け流す事も可能にできる。また雷を回避させるときは、即時放出が出来るように電気の放出用のケーブルなどの棒を地面部分に埋め込ませて即時の雷対策に出来る仕組みにすると効果を見込める。 またこの仕組みは、後の世でビーム攻撃が主流になった時の防護策としても使える。

 ※ちなみに物体物などは基本的に暴風と水流でしか防げません。
 なお、対猛獣や犯罪者用に使う場合は、これら各障壁を組み合わせて使うとその効果がより高められたりします。 模範的な組み合わせは、奥に暴風で手前に猛火を配置すると、炎の壁が迫ってくるという感じにすることが可能。 そして水流と電流を組み合わせるように配置すると、水電流となり電流の威力が倍増されます。(あと逃げ場が無くなる。)


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 風水火電~終了~障壁









 ちなみに、剣のバリエーションも似た感じです。 そして障壁だけに関すると、最強なのは暴風でしょうね。使用時に物質などの使用は必要ないし、威力によっては完全に侵入不可の強度まで上げる事が可能ですから。 普通の人でも強風や暴風の脅威性ぐらいは簡単に感じれるでしょ? 最近だと春一番とか竜巻や台風なども風が主で起きている現象で、車や家を吹き飛ばしたり船を転覆させたりと、まさに縦横無尽の最強の力です。さらに風を局所的に早く発動させれば、物体の切断(真空波や神風等)まで可能にできますから。
 END
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