SSブログ

第308回 混迷のシリア情勢 内戦問題とイスラム国まとめて早期解決をする方法とは? [世界問題]

 さて先に言いたいことがあるのだが、なぜ昨日の最悪の未来予想の第3次世界大戦についてであれだけ食いつくのだろうな?(昨日と今日だけでも閲覧数が過去最高級速度で上昇している。 似た感じでは、糸魚川大火災とてるみ詐欺くらぶでもあったが、少々数が違う。) まあ最悪を予想してそれに備える為の知識として吸収をしようというのであれば、賢い判断だと思うがな。 ちなみに今現在の北朝鮮は静けさがあるが、不明のXデー1回目は今から3日後周辺だろうな。(最悪の回避では、北朝鮮が過度な挑発行動をしない事だな。軽度であればまだ良し。)
 それで今回の前説に入るが、アメリカがつい先日に北朝鮮への圧力を強める目的と化学兵器禁止を掲げた限定的ミサイル攻撃をアサド政権側の空軍基地に強襲的に仕掛けたせいで、シリア内戦状況のさらなる混迷化+悪化へと繋がり、結果的にはイスラム国支援攻撃にもなってしまったと報道が出たりする状況となり、ここでの三つ巴の戦況がさらに泥沼化しそうで問題解決の糸口が分かりにくい状況となっている。 そこで今回私は解決策の1つを新たに提示する。この方法でなら全ての戦闘関連問題を一掃しつつ、シリア難民達が安全と平和での帰国が出来る方法になるだろう。 ただしこの方法は、周辺各国とEU連合を始めとした国際連合が一致団結して効果を発揮できる類いの話である。(最低でもシリア周辺各国の協力関係が必要となる。 まあ北朝鮮問題を無事に解決方向へと何かしらでアメリカが出来た場合は、アメリカ単独の戦力で出来なくもないのだが、その場合さらに大量の屍と血の海の果てに結果が得られることになる為、お勧めは出来ないが一応可能な方法である。) シリア問題をなるべく平和的かつ難民として国外に脱している人々の安寧を取り戻させて帰国へと道を辿らせる現状の最善策が今から話す方法である。(情勢がまたがらりと変われば別だが。)

 現在シリア内戦では、アサド政権という国家とそれに対抗する反政府軍が戦闘を行ない、その横槍気味にシリアを奪い取ろうと企むイスラム国が参戦して三つ巴の泥沼戦場と化している。 さらにこのイスラム国はテロリスト集団で、世界各地にまでテロの魔の手を広げて、爆破テロなどを繰り返している現状世界の敵集団である。 本来であれば国際連合が一致団結して総攻撃を仕掛ければ、あっという間にイスラム国を潰すことが出来たはずなのだが、あまり直接戦闘に乗り気ではない国が多く、効果的な戦術で対処してこなかったせいか未だに世界がイスラム国の魔の手におびえなければならないという状況になっている。(イスラム国が国際連合を悪魔の集団と呼んで攻撃しているのだから、さっさと悪魔の攻撃で沈めればこれだけの被害は発生しなかったというのに。全くゆるすぎて大量虐殺を国際連合が黙認しているような状況にまで見える。) まあその現状で今現在でもしつこく粘り生き残っている状況なのだが、ここで国際連合としての世界の秩序を守る為の全力を出して、周辺各国へイスラム国の全面囲い込みを図り、総攻撃をすれば早いとこ取り敢えずの危機を抜け出せることが出来るだろう。(テロ自体との戦争はまだ続く事になるが、代表頭の一角であるイスラム国を潰せば、それなりになりを潜ませることが出来る。)
 で、問題となってくるのがシリア内戦の開始時からの勢力のアサド政権側と反政府勢力の2つだが、この2つが争ったままイスラム国を潰そうとしてもどさくさに紛れてどちらかの勢力を隠れ蓑に逃げ出す恐れが十分に高いので、まずはこの2つの内戦をイスラム国打倒までの間だけでもいいから止める。(平和的交渉で。取り敢えずイスラム国打倒だけにお互い不干渉を認めさせるだけで良い。)もしくはイスラム国への全力攻撃の時に争っていた場合は、問答無用でイスラム国とみなして国際連合や周辺各国の部隊でまとめて鎮圧に向かうという取り決めをして、なるべくイスラム国だけと戦える期間を作り上げてイスラム国打倒を当初の方針として片づける。(アサド政権側にはロシアからの交渉と、反政府側にはアメリカからの交渉で話をする。 なお、約束をどちらかが無断で破れば後ろ盾が何であろうとイスラム国の支援をしている行為となるので、構わず攻撃をする。この条件下であれば、ロシアが擁護しようとしても無効にできる。アメリカは反政府側を擁護する気が無いようなので、関係無い。 こうすれば取り敢えず、イスラム国打倒までの間は両者バカな行動は慎む可能性が高い。)

 そして不毛な三つ巴から脱した後は、シリア内戦の発端問題を解決することになるのだが、今現在の私の情報では、シリアの平安をさせる為にはどちらの勢力が勝ったとしても難民達が戻りにくい状況にある事が判明している。 アサド政権は現状言うまでも無く、関係無いシリア国民に対しても空爆攻撃などで虐殺を繰り返しているという事実があり、そもそも対立宗教派閥との仲良くしようという心持が低い為、こちらが勝っても難民達が安心して帰国しようという気持ちにはなりえないだろう。逆に反政府側も完全に民衆の味方という感じでもなく、アサド政権に恨みを持った武装集団という感じで、さらにその集団内でも派閥が存在していたりするみたいで、まともな国家運営が成せるとは現状言い難い集団という事なのである。 つまり今現状を見るに、どちらがこの戦いに勝ったとしてもシリアが落ち着き難民達が戻って安心に暮らせるわけではないという事が実情なのだ。ではどうする? どちらが勝利を収めてもシリア問題に終止符を打てないとなると、分かりやすい結論はケンカ両成敗でのどちらも滅ぼして、国民寄りの集団ないしは立候補などで再建を目指すのが良いかと言われれば、そこまで単純にはいかないだろう。 何より現状アサド政権の後ろ盾にロシアがいる以上下手に攻撃では、こちら側での第3次世界大戦へと発展してしまいかねない状況にある。 何とか平和的かつ難民達が安全安心に帰国の地へと着き、平和を得られる為には、なるべく両者を生かせつつ内戦を起こさせない取り決めを作るべき必要があるだろう。
 現状どちらが勝利しても安寧が訪れないというのであれば、内戦を引き起こさせたという事も含めて、シリアを一度2分割させる方法を取れば良いのではないだろうか? 単純に言えば領土を分断(シリア国だけで。完全に分ける形)させて、アサド政権側とそれに従う国民と反政府側とアサド政権側では暮らせない国民達での2分割をさせて、一時的に別の国として扱うようにするという取り決めを決めさせる。そしてアサド政権側はそのままでも良いとして、アサド政権では安心して暮らせない人々の集団には、周辺各国の協力と国際連合の協力で一時的に国としての機能の補佐と防衛などを取り決めて保護をするという形にさせる。 もしくは周辺各国の協力の元、どこかの国の一部という事に暫定的に取り決めさせる。(その場合は宗教関係で安定できる国にする。)こちらは政治の権限はそこを預かる国が行ない、防衛に関しては最初の数年位はPKOなども駆使して防衛にあたらせる。 そうやって分けた側での政治能力を養い育てる努力を国際連合の役割として支援させる。 そうして何とかまともにできるようにできれば、1つの国として認めさせるか、臨時の属国をそのまま続けさせつつ自治権を認めさせる形にすればよい。

 ただ、この形のまますんなり事が運べれば万々歳という状況だが、元の内戦時のような不穏な状況になる可能性はあるだろう。それが反政府軍集団が引き起こした類いであれば、違反分子と争いを引き起こすテロ集団と位置付けて国際連合の名の元に片付ければ話が済む。あとはそれだけ排除して、反アサド側の元シリア国民達だけで集まる国とすればよい。 そしてもう1つの問題が、この方法に気に食わないとされるアサド側だが、仮にも一時的に国としての要項を国際連合で取り決めた上での土地に無理やりに侵攻や攻撃を行なえば、それは侵略戦争と位置付けさせることが出来るようになるので、そこからの国際連合の防衛の元での行動に移せばよい。 さらにそのままロシアがアサド政権側の後ろ盾のまま国際連合の取り決めに違反するのであれば、テロ支援国家や侵略戦争支援国家にさせれば、大義名分が完成させることが出来る。 なお、シリア2分割ではロシアは確実に反対票を上げると思うが、これは無効にさせる方向で動く。(シリアでの内戦を止めて難民問題を平和的に解決させる為だという口実で。 もしこれでも何か言えば、ロシアはアサド政権と共に虐殺を計ろうという疑いをかけられるようにできるので、そっちの意味で追い込める事も出来る。)
 また、この一時的な2分割と言っているが、最後は2国に分けるのでは?という結論で終わりそうだが、話はまだ続きがある。2国に分けるというのは、そのまま何も事が起きなかった場合の結末で、アサド政権側が侵略攻撃をしてからの国際連合からの滅しを受けた後は統合して良いし、アサド政権が時間とともに無くなり崩壊した後にまた元に戻すという方法で一時的としている。 つまりアサド政権によるシリア統治が無くなるまで、2分割してシリア国民の人々の命を守ろうという方法である。


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 シリア内戦~終了~三つ巴の泥沼













 これが現状考える策の最も平和的な方法の1つだな。 なるべく戦争や戦争を避ける方向かつシリア国民の人々の安全と安心を守りつつ平和を与える方法。

 ちなみにこの具体的方法に関しては、いつもの如く20分位で完成させています。(事前知識等は別に取っているが。) さらに今回は、書き始めの30分くらい前に思いつきました。 もう鬼才変才レベルかな?
END
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0