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第364回 今世界が混乱に包まれる背後にいる闇とは? [世界問題]

 さてかなり抽象的なタイトルですが、答えは今まで私のブログを見ている方はすぐ気付くと思いますが、資本主義社会自体が今の世界の混乱の根底部分に存在する闇です。この闇に対処が出来ない限りは何をどう対処しようとしても闇の中で踊らされて意味は無いでしょう。少し前にテロとの戦いで必要な根本と根底。同じようで違うと、テロの本体はイスラム国などの主だったテロ組織であり、これを世界で協力して排除する行動に出られないと解決は難しいでしょう。そして問題の底に位置するのは差別や資本主義によって生み出される貧困者達という事です。どちらかを残した状態ではテロの根絶へと向けることは出来ないでしょう。今いるテロ集団を仮に全部駆逐できたとしても、差別や貧困者達がそのまま放置される社会構成の中では必ずそこから新たなテロリストが発生していく事になるのです。今最近起きているテロリストとは直接の関係性が無く、主義や言葉に感銘を受けて独自に行動する個人や集団は大概その国の政治の在り方などで被害を被ってきた人々だからです。(後は人間関係や差別など) そしてその者達をそのまま放置しているからテロの連鎖が延々と受け継がれていくという事です。そしてその事に気付けている人はほとんどいない。だから背後に存在する闇なのですよ。資本主義は。

 そしてもう1点最近の話題の中で大きな出来事であるアメリカトランプ氏によるパリ協定脱退の言葉。あれもひいてはトランプ支持者達へのご機嫌取りの策と世界から避難の嵐殺到中ですが、その全ての元凶であるのも資本主義によって貧困層へと叩き落されて登り上がる道すらも絶たされて政府からも見捨てられた人々の怒りや救済の願いから来るものです。それをトランプ氏は資本主義のままで解決をしようとしてこのような暴挙に出ざるを得なかったという事になるでしょう。(まあ支持基盤固めの為の策。)そもそもトランププレジデント誕生から来るアメリカの騒乱の大元凶は資本主義の貧富の格差拡大現象とそれを資本主義の中ではどうにもできない無能政府によって引き起こされた事です。つまりアメリカの此度の騒乱の大元凶は全て資本主義社会から来るものだという事です。(正確にはそれによって引き起こされる貧富の格差と貧困者の生活環境の悪化状況による。) そしてその流れは世界全体に広まっていく事となる。さらに世界に広がる引き金の1つが、戦争などが続く事によって引き起こされる大量の難民や移民達の状況だ。この人達はその国に何かしらの状況でいられなくなったり住みにくくなったりした人々が自国では無く他国で幸せを得ようとして他の国で生活をを得ようとしている人々であるが、その数が大量になればなるほどその他国では自国民のサービスの質が低下したり生活水準が引き下げられるなどの現象が発生したりする。その国の全体数の2~3割くらいの難民や移民であれば問題もあまり多くなりにくいが、それ以上増えると今言った現象や職が奪われると感じるなどの状況が発生していく。(これは国全体の数値も関係するが、一部地域における人数によっても引き起こされる。)これらの現象によってその現地国民の貧困率などが増加すると、移民難民の排斥運動が高まりを上げていく事になりやすくなる。 誰もが幸せを求める事は分かるがこの資本主義の社会構造は、相手の幸せを奪って自分の幸せが得られるという構造の元成り立つ社会構造な為、絶対的に貧困者は存在することになり、それによって淘汰される人の数が一定を超えた時、トランプ誕生の様なアメリカの状況に世界が陥らされていく事になる。 そして今の資本主義社会での基本構図が一握りの富裕層だけが資本主義の最大の恩恵を受けてその下の中間層はまだ希望を持てるだろうが、その下の貧困層は社会に対して強い恨みや憎しみの感情を溜めて行き、世界に対して害となる状況へと変化していくだろう。行動家な者共はテロリストなどの攻撃集団等になり、不満を溜める者や虐げられてきた者共はいざ民主主義がある所は既存政治のぶち壊しを企み、民主主義が無ければ内戦へと移行するという構図となる。この構図は今世界規模で問題となっている例にぴったり当てはまるのではないだろうか?(まあ一部人間の野心や欲望の赴くままに世界に問題を発生させたりする個人や集団はいるが。) 全ての闇は差別による事と資本主義が生み出してきた混乱である。

 そも資本主義の根幹システム上では貧富の格差は絶対にある程度は発生するシステムである。そしてそれを人間の欲で一部の人間だけが得をするというシステムに一部の者が勝手に改ざんをしたから収拾がつかなくなり、貧富の格差が急激に開いていき問題が噴出する流れとなったのだ。しかし今ではそれが普通の資本主義となり、これを元に戻す事は資本主義のシステム上不可能で例え戻せても同じことの繰り返しなだけとなる。つまり資本主義社会は国内外に渡り不幸をばら撒く社会構造となっているが、そのままの現状ではどうにも解決できない社会構造となっている。(今のトランプ氏の支持固めの迷走状況の様に。) そして今存在する世界での問題の解決ポイントが見つからないまま世界は混迷していく事となる。
 資本主義という社会は一部の富裕層(政治家含む)だけを儲けさせるための主義で大多数の人々は夢を見つつ飼い殺されて捨てられる状況にある。その状況下ではこの世の中ひいては国の政治に対して強い憎悪と不信感を抱き、その世の中や政治に対して牙を剥いていく集団が出ることは明らかである。つまり今の状況は起こるべくして起きている問題であり、資本主義を決めた時からこの未来は予想付られていた事である。そして資本主義である限りこの状況に終止符の可能性を見出すことは出来ない。(差別問題に関してもきちんと世界全体で人種ごとの住み分けをしっかりできれば問題解決へと動いて行けるようになる。今のように多種族他宗教が混ざり合って国家としているから戦争が無くならないのである。)

 資本主義のシステム上でいくら貧困者に対して支援を行なっても貧富の格差が開きすぎている状況だと、貧困者支援では根本解決には結びつけないのでほとんど意味が無い。(切り捨てても悪い状況にしかならない。さらにはそれらを消していくと、社会全体が回らなくなっていく事になる。) 要は資本主義社会というのは幸せの奪い合い社会なのだよ。それだから問題が後になって噴出する事になる。奪われたままの人間が増加して行く事によって・・・
 今の世界で起こる様々な社会問題に関しては資本主義を止めるか破壊する事でしか解決へはほぼ導けないだろう。(人間が人間である限り) 資本主義は人々の絆を断ち、人々の分断を招き、テロリストを量産して、幸せの奪い合いが頻発されるそんな社会主義です。(生きる為には夢を見る事すらできないのが資本主義です。)最初の理想である誰もが夢を見られる社会主義など一部の富裕層達が自分達にお金と幸せを集める為に提唱した幻想童話です。そしてこの幻想童話は今終焉の時代へと差し迫っています。増えすぎた貧困者達の憎悪の炎が高まりすぎたせいで。このままこの闇に気付くことなくこの世界を破滅へと追い込みますか?それとも世界の平和と幸せを求めて変える努力が出来ますか? そして私は解決方法として既に様々方法を出しています。その1つが資本主義に代わる新たな主義である自由主義を。そして自由主義を支えるシステムが衣食住最低保障システムです。このシステムこそが最初誰もが夢見た本当の資本主義の理想の形なのです。頑張れば誰でも夢をつかめるチャンスを得られる主義という名のね。


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 世界の闇~終了~資本主義
















 ほとんどの人は気付けないでしょう。今のこの世界混乱状況が全て日常となっていた資本主義によって引き起こされているという事を。グローバリズムの否定から来る自国第1主義はその自国民の貧困率が高ければ高いほど起きやすくなる。そしてテロリストになりやすいのは、政府によって見捨てられてきた貧困者達や夢を叶えられなくさせる資本主義の状況によってテロによって変えようとしたりせめてもの憂さ晴らしとして行動したりとなるのでしょう。主にEU内で起きているテロに関しては、移民難民によって国の財政が自国民に流れにくくなっている現象から起きている事でしょう。さらには自国民以上に数が増えて危機感を覚えさせられて不安に感じて行動を起こすなり、負のスパイラルは現状解決できないでしょう。(資本主義では奪い合い殺し合いが日常なのだから。) そして日本でもこれから政治からの国民への差別(監視)行動が強くなれば、確実にテロが起き始めますよ。(過去の日本の様に。) END


 ちなみに前にも説明しているが、自由主義とは資本主義と共産主義を足して1を引いた主義である。
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