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第408回 被災地ボランティア減少の理由~駆けつけボランティアの実状~ [授業・雑記]

 落とし穴失敗。ランクは落ちたが、閲覧者数変わらず。やはりリアルポケモンゲットだぜ!!の方法公開はまずかったか?
 そして今回は落とし穴後の小台風クラスにするつもりだったが、さてどうなるのか?(私は大体落とすと公言した後は、比較的きつめなのを用意する傾向が強いからな。) 今回は昨日の報道で九州集中豪雨被害でのボランティア数の集まりが悪いという情報を得て、なぜそのような現象が起きるのかについてのレポートのまとめを今回紹介する。 いつものようにひっくるめて簡易結論を先に言うと、これも少子高齢化の影響が強く出始めているという事だ。(そもそも動きにくい高齢者が増えて、動ける若者の数が減少すればおのずとボランティア数も減るものだし。) そして今回はそれ以外の要素なども含めて雑記系小論文っぽく解説していく。 今日はボランティアと簡単に言うけど、実際は行動までに意外と大変な事をする必要がある実状を学んでいただこうと思う。(私自体はボランティア経験はほとんどないのだがな。だからボランティアの中身等に関してはあまり深く語らないし、実際どこまで大変かは個人によるという逃げる要素も付け加えておく。 あくまで今の現状を第3者目線で見た時の客観的分析によると言っておく。)

 ボランティアという無償奉仕行動は、一般的に良い事で推奨されていたり地域活動などでは取り組まれていたりすることが多い内容で、貧困者や被災者などは大体1度はお世話になる事があるだろう。そして様々な被害や被災が毎年のように起こる日本では、良く被災地などのボランティア募集だったり駆け付けたりと性善説行為溢れる行動に励む人が多くいる。困った時の助け合い精神でこれに関して言えば、褒められたり感謝されたりすれど、悪い風に言われる事は無い行動だ。さて、ひとしきり持ち上げたところで叩き落とすが、この行為はある程度の社会的ステータスを持っていないと行動する事が難しい行為でもあると言える事だ。ここで言う社会的ステータスとは、富める者というよりもある程度の財力と自由に使える時間を有する者達という事だ。つまり一般階級とか普通に暮らせるより少し上の人が主に行なえる行動である。その為その人達の数が減少すればおのずと被災地に駆けつけられるボランティアの数も減少していく事になる。ボランティアという無償奉仕行動を行なう為には行なう者の余力が無いと行なえないという事だ。そして今の日本にはこの余力を持てる人の数、もとい余力が有りボランティアを行なえる若者の数が減少しているからボランティアに集まる人数がだんだんと減少傾向になっていく事に繋がっていく。
 ボランティアと言えば見た目や行動精神は美化されて善者として扱われて、行わない者には普通かそれ以下の扱いとして見られがちだが、ボランティア行動を行なうには金銭的財力的余裕と時間的な余裕が無ければ実際には行動できない行動である。つまり仕事で忙しい人や仕事を必死にして稼がないと生活が難しくなる人は必然的にボランティア行動に移り辛くなる。いくらボランティアをしても感謝や精神的に解放される事は有っても、無償奉仕なのだから当然お金は出ないし、ほとんどが肉体労働で体力を大幅に使用するし、それで本来の仕事などが軽くなるわけでも時給や給料が上がったりするわけでもないしメリットが無くむしろ休日等で疲れる為にデメリットが大きくなる行動である。最悪過労や疲労等で倒れたりして身体に悪影響になる可能性もある。さらには当然のように無償労働で駆け付けるわけだからそこまでの行き帰りの交通費は当然のように実費で支払う必要があるし、現地などでの飲食費用や場合によっては宿泊費なども必要になる。(一部ボランティアとしての支援でそういう心配(一部の飲食や宿泊等)が無い事もあるが。) つまりボランティアに駆けつけられるだけの其処で行動できるだけの金銭的余裕が無ければ向かうことは出来ず、また日数的な余裕や体力的な余裕が無ければ行動を行なう事すらできないという事だ。(ボランティアして自分が犠牲になる事を考えるだけのお人よしはそういないだろうし。 昨日ボランティア、今日死体な行動はしないでしょう? というかそんな人に来てほしくないだろうけど。)
 さらに要素の1つとして、地理的や場所的要素もありうる。どういう事かというと、被災地ボランティアまでの距離が近ければ、短時間かつ費用抑え目で向かえるが、距離が遠い場所になるほど時間的余裕が多く必要になり、向かう為の費用も大きくなっていく。つまりそこへ向かうための交通費が高くなったり移動時間が延びるごとに必然的にボランティアに向かえる行動を取れる人数が減少していく事になる。ボランティアだからと言って、一瞬で現地へ向かえて費用掛からないとかいう現実無視した行動は現状不可能である。その為おのずと距離的に遠くなればなるほどに数が減少していく事になる。ひいては今若者が多く集まっている場所は都心と呼ばれる場所で、主に東京や大阪などであるが、そこから離れれば離れるほど必然的にボランティアを行なえる人が減少傾向になるという事だ。過去の福島原発の人的大災害の時には、地理的に首都である東京の近くだったという事もあり、そこに多くの若者がいて様々な手段で向かう事が出来る状況だったが為に数多くボランティアを集めることが出来た。だが今回の九州はどちらかというと東京からは遠く本州から見ても遠い位置に存在して向かえるルートも限られる為に必然的に数が減少する事となる。 だって、移動に時間が掛かって本来の目的であるボランティアを行なえる時間が少ないのではあまり意味が無いという事になるだろう? 本人の気持ち的には良いかもしれないが、費用は掛かるしボランティアを少ししかできないというのは自己満足の為にボランティアを利用しているとも見られる行為になってしまう。それでは結局ボランティア本来の意味すらも幻になってしまう。 そして現在の日本の仕事の就職/パート状況から見るとパートの数が多く、それから来る事はまとまった休みを取り辛くなる事に繋がる。このボランティアを行なう為には近くであれば1日でも可能だろうが、少しでも遠くなると2日以上は絶対に必要になってくる。(さらにその後に仕事が控えている場合はその体休めの時間も必要になる。)それだけの時間的余裕を大幅に確保できる若者が今どれだけいるというのだろうか?社会人になった若者では現在の不況状況では、かなり難しい状況になっている者が多いだろう。逆に学校に在籍している者であれば、時間的余裕は作りやすく金銭的にも親などが大丈夫であれば可能なため比較的望みがあるだろうが、少子高齢化の影響でもろに数の減少が響いてくる問題で、さらに子供を持つ家庭の貧困化率が増大している問題を抱える日本では、その望みすらも絶たれそうな状況へと向かいつつある。(とは言え、現状の若者ボランティアの主戦力は学生さん達であるが。)
 さらに問題なのは、その少子高齢化で各地に介護などを必要とする高齢者が増えて、被災者を救いたくても行動できない人が増えて行く傾向にある事や、度重なる被災や被害の状況を現在の政府が解決へと持っていけなくなっていて、日本各地で被災状況が増して行っている現状にも問題がある。つまり被災地が増える事によってその被災地域の各地でそれぞれボランティアが必要となり、ボランティア自体も分散傾向となってしまう為、新たな被災地に集まりにくくなる。 ただでさえ自然災害の被害などが猛威を振るいだしている事や地球の環境が急激に変化している事での対応が出来ない人が急増している事も相成り、ボランティアに向かう事が難しい状況になっている事は言えるだろう。 そも、被災地域が被災したままの状況であれば、他の救護よりも自分達の命の確保の方が優先される事は当然の事。さらにそれらを助ける為のボランティアなども同時に必要となるので、そちらにも人員が割かれる事となり新たに次々とボランティアを募集しても集まりが悪くなる。(同じボランティアをするなら近い方が良いだろうしな。)
 そしてこの被災状況が増えて解決へと向かうスピードが遅くなる事は、日本のあらゆることにおいてもマイナスである。今の日本政府には自分達の事ばかりでなく、もっと国民目線で物事を考えてもらわなければ、日本の経済は良くなる事は無いし、深刻になれば助け合い精神のボランティアの存在すらも危ぶまれる状況になるだろう。(現状自衛隊は国民を守る為に存在しているのだが、その守るべき対象を放置させて見捨てる行動に出させる事が、自衛隊の運用方法かな? だって、ある程度の片が付いたらまだ困っている人がいても見捨てて帰る事が多いじゃないですか? どうせやるなら徹底的にやらないと、今の経済情勢では市町村レベルでは復興速度が遅いのですから。(福島原発被害の時も困っている人を放置して帰らせたことで問題が今も続いている。) 救える方法があるのに今の日本政府は国民を救おうとする気持ちが絶対的に足りないせいでこの現状となっている。)
 そして少子高齢化もボランティア減少に拍車をかけている。ボランティアが行える若者自体の数が減少するとともに、高齢者の介護などで人員が割かれる事になり、さらに少子高齢化で若者全体を使わないといけなくなり、総じて余暇時間の減少や若者にお金が回りにくくなっている為、仕事に励まなくてはいけない状況になる。さらにブラックバイトの横行などで貴重な若者潰しまで起きている。この現状でボランティアの数が減少するのは必然の理であることは明白と言えるだろう。

 さらにボランティア減少で言えることは、日本政府がボランティアに支援したりすることをほとんどしないボランティアを否定する日本政府とも言える状況だからだ。そしてこの状況は安倍総理になってから強くなっていると感じる。(まあ近年の政治家は大体この傾向だが。私腹を肥やす為の政治家が増えてきたせいで。人助けよりも自分の腹を膨らませる事の方が大事な政治家が増えたせいで。) 現在の日本政府は弱き人を助ける心を失った最悪政権と言えるだろう。 弱き(貧困者や被災者)を殺し強き(金持ちや政治家)を助けるが安倍総理の信条では?


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 ボランティア~終了~被災地
















 この話でボランティアの状況の一端でも理解出来たらそれでよし。 あといかに今の日本政府が人助けを否定している行動に出ているのかも理解してもらえたら良し。 現状警察が見逃している犯罪(法整備が犯罪者よりのせいで)も含めると、たぶん犯罪件数は民主党政権化時代よりも2~3倍増加して、治安が悪くなっていると思われる。(SNS等の普及が拍車をかけている要因でもあるが。)

 ボランティア~認知的には良いが~中身大変。(なんだろ?この文体?) END
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