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第436回 人種差別問題で揺れるアメリカ トランプ氏の問題 だがしかし・・・ [世界問題]

 さてようやくこのブログも落ち着いたので、ほぼほぼ通常運転で参ります。(どうにかして来る数を鎮静化させようといろいろしていたからな。 本音を言うとジンクスの面含めて、昨日のはもう少し減ってくれた方が期待も湧けたのだが。) そして今日ももう少し降下を狙っての回です。(都市系やると上がりそうな感じなので。)
 今回は基本的にトランプ氏に対して総攻撃系としつつ一部トランプ氏と似た様な感じの発言をする予定です。(言い方がかなり違うのでピンとこない方も出てくるでしょうが、その時はスルーで。) そしてアメリカに抱える人種差別問題と人種差別反対であれば何をしても良いのか?という展開で話を進めていきます。(以前に人種差別反対と発言しながら街で略奪をしまくっていた団体(主に白人相手などに)もいたが、あれらも今回の件では許される行為者であるのか?)

 今回のアメリカ国内での騒動は、単純報道の見方では人種差別を容認する白人至上主義者(長いので以降白人主義者表示)やKKKが暴れて人種差別反対の人達に対してテロ行為に走って1人を死亡させたことが発端で、その問題でトランププレジデントが当初KKK等を庇うような言動をして次の日には撤回して、またそれを撤回するような発言をして、トランプ氏は人種差別主義者でテロリスト達を守っていると騒がれて、現在アメリカで大問題となっているというのが簡単なあらすじだろう。(簡単報道で言い表すとこんな感じかな?)
 私としては白人主義者だという団体はともかく、KKKは普通にテロリスト認定確定だな。白人主義者団体に関しても暴力行為などを犯せば普通に罰せられるべき存在であると認識するが、心の中で信仰しているだけで他人に直接害を与えないのであれば、そこまで忌避する必要性も無いだろう。 他を悪と定める宗教は結構あるから、白人主義者団体であるからというだけで排除しようとすれば、それもまた人種差別行動や宗教弾圧と同じような行動となるだろう。(代表例で、キリスト教やイスラム教にも似た様な文言は存在したりするし。) 人種差別を反対する団体が人種差別に似た行動を行なうのであれば、完全に趣旨に反して自分達の気に入らない少数団体を人種差別等で追い払おうとしている団体と全く変わらなくなるだろう。 それに今回の騒動の発端は白人主義者からの行動ではなく、人種差別反対団体が白人主義者団体を嫌悪して追い出そうと実力行為をしたからの問題である。その内容も白人主義者団体が崇拝しているとある銅像を、人種差別の象徴であると言って派手に破壊したので、それに怒り狂った白人主義者たちが報復攻撃に打って出て今回の問題にまで発展していく事となったのだ。(しかも破壊を容認したのは人種差別反対団体だけでなく、市長等のそこの場所の管理者なども白人主義者を一方的に排除に追い込むために行なっていた。そりゃ怒るわな。) さらにこの騒動で乱闘まで発生してからのKKKによるテロ行為の流れとなったのだが、乱闘としてどちらもが暴力行為に及んだからその部分だけを切り取ってトランプ氏はケンカ両成敗みたいな発言をしたのだろうが、その部分だけで言えば同じだろうが、全体の流れだけで言えば明らかにKKKのテロ行為と人種差別反対団体を同レベルとして扱う事は酷いだろう。テロリストと普通の暴力集団を同等と扱うのは、KKKのテロリストを守ろうとしていると見られてもおかしくは無い状況である。それに関してトランプ氏の思考は完全に平和なアメリカからはかけ離れている思考であると言えるだろう。(ついでに人種差別を容認していると見られてもおかしくは無い。) しかし、乱闘をしている奴らに関しては、白人主義者だとか人種差別反対団体だとか関係無くしてはいけない行為をした者達であるとして処罰するべきだろう。人種差別反対であれば人に暴力を振るっても殺人をしても許される道理はない。そしてそれがテロリストならいざ知らず、単なる白人主義者だからという理由だけで攻撃をすれば、その行為自体も人種差別となるだろう。(人種差別思考をしている集団になら人種差別をしても良いとい認識でもあるのか? それは憎しみの連鎖しか生み出さないぞ。)そして今回先に攻撃をしたのは、人種差別反対団体である。それまではそこまで激しい争いまで発展していなかったというのに、そいつらに対して怒りの火をMAXで灯させる様な行動を起こしたのは人種差別反対団体である。自分達の方が数も多く正義であるという認識であるから少数者の考えを完全に無視して、そいつらの希望を完全に打ち砕こうと実力行使で破壊したから乱闘にまで発生したのだ。まだこれが白人主義者が多くいる地区に移転させてあまり目立たなくさせるだけとか、歴史資料館に入れるなりであればここまでの騒動にはならなかっただろう。 つまりこの流れも一種の人種差別行動で実力行使に及んだから騒動の火種が切って落とされるという悲劇に変わったという事だ。だから私は最初の方で言ったのだよ。人種差別反対であれば何をやっても良いのか?とね。それがあからさまに騒動を戦争を呼ぶ行為であったとしてもそれが人種差別を無くす為に繋がるなら少数者の意見など聞かずに行動を起こしてもそれが正しいと言えるのか?という事だ。 そしてそれで多少の犠牲ありきでもやるというのであれば、前にも言ったようにそれは平和の為に犠牲を求める偽りの平和を築こうとしているという事に他ならなくなる。 自分達の正義の為であれば何をしても良いという考えは、テロリストには及ばないとしても、十分に人殺しの考え方であると言える。
 それにアメリカ国内には今白人主義者とはいかなくてもそれらに近しい人間は数多くいる。(ほぼトランプ支持者)その者達は白人主義者ほどではないが次々と来る移民や難民によって職を追われたり貧しい生活を余儀なくされた事実上の迫害者達である。(政府が支援等をほぼ行わなかった為に。)白人主義者たちを全面排除する動きを強めれば、必ずこの人達にもぶつかる羽目となりそれは間違いも無く人種差別行為を人種差別反対団体が行なう事になるだろう。ただし人種差別反対団体はそれが人種差別になるとはこれっぽっちも気付いている様子は無いので、今までの人種差別で行われていた事の繰り返しとなるだろう。 現にその状況が平然と行われていたから、隠れトランプ支持者によって政権が白人主義者有利な状況へと持って行かれてしまった事となるのだ。 気付かない内に人種差別反対団体が人種差別を行なっていたから、トランププレジデントを誕生させてしまったという事となる。結局は人種差別の連鎖が断ち切れていないからのこの状況である。 数が多いからと実力行使で押し進めるから争いは無くならないのである。その現状にアメリカ全体で早く気付くべきであると言えるだろう。
 ついでに言うが、現在トランプ氏がプレジデントをやっているからひとまずの内戦を回避できている状況であると以前から話しているが、今回の件で罷免させると確実に北朝鮮問題で緊張が増す中でアメリカ内部で真っ二つに分かれる内戦が引き起こされるだろう。現在はその双方の怒りなどの矛先がトランプ氏へと注がれているから大規模な戦闘へと至っていないが、これで罷免系で辞めさせると確実にトランプ支持者の中の移民や難民達によって事実上迫害を受けていた人々が一気に内戦勃発で自分達の居場所を得ようと行動し始める動きになるだろう。(絶対的にこれ以降はまた迫害生活を余儀なくされて死ぬまでそれを受け続けると確信するから。ついでに銃社会だから武器ならいくらでも確保できるし。) たとえ何かしら(自分から辞退するとか)で交代となっても、このトランプ支持者の貧しい人々を助けるような動きが継続されるプレジデントで無ければ、確実に今後の内戦の火種は燻り続けるだろう。(資本主義社会の闇によってアメリカの行く末は現在末期寸前となっている。)

 まあ現状からトランプ氏がこの問題で改善させようとするなら、フィリピンのドゥテルテみたくKKKを完全一掃させる作戦を開始させるぐらいじゃないと無理かなあ? 危険思考なテロリストを自らが率先して叩き潰すような動きを見せられれば、まだ国民のまとまりは不可能ではなくなるだろう。(ただし思っているだけで直接行動はしない白人主義者は無視するとして。そいつらもまとめて始末してしまえという声が上がれば、それこそ人種差別反対を訴えて形勢逆転まで運ぶ可能性も生み出せる。) ただし現状かなり無理がある内容だが。(トランプ氏の今までの行動上。そこまで頭が回るとも思えない。)


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 人種差別問題~終了~KKK
















 まあ今回は自分の支持率優先で問題を起こしたトランプ氏は猛省すべきですな。いくらなんでもテロリストどもを庇うような発言は支持の為とはいえバカが過ぎる発言である。きっちりKKKと白人主義の人を分けてテロリストや暴力行為に及ぶ人は絶対に許さないという感じにすれば、まだここまではいかなかっただろう。
 キリスト教とイスラム教などでもかなり教えが違って本来であればお互いを絶対に認める事が出来ない筈なのに、共存できているのだから白人主義団体と人種差別反対団体が共存できないという事はあり得ないだろう。(共存というよりもお互いの存在を認めるだけで良いのだが。) END
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