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第852回 魔法道具 アイスボールの魔導書 [魔法&ゲーム]

 さて完全趣味の回の魔導書パターン第2弾です。 まあ今回も余興や驚きをさせる要素としてのマイナーな力はありますが、基本的に使えない魔導書です。そして今回アイスボールと言っていますが、正確には氷で作成可能な物全部の生成が可能な魔導書です。(ただし魔導書型では作れる大きさに限度がありますが。お手軽逆3Dプリンターのような感じですね。作成光景はまさに魔法そのもの。) そして前回も言いましたが今回も武器としての能力はほとんどありません。(使えない事もないが、長時間待ってくれる敵はいないでしょ?)

 さて時事は一転真面目に少し行きますが、最近中国で有名人の失踪事件が相次いでいるようですね。今度は国際警察機構のトップの中国人が失踪して、中国独裁化の腐敗撲滅と言い張る独裁者の敵になりそうな権力者を皆殺しにしていく政策によって、世界の秩序を守ろうかとする団体のトップまで関係なく粛清しようとしているような感じですね。やってることがほぼ北朝鮮の非人道的な容赦ない粛清劇とさして違いはないでしょう。現在の中国のトップはハエもトラも叩くと言っていますが、自分と身内の腐敗は全く無視しての粛清劇なので単なる権力闘争による中国の未来を潰そうとする行為で、これこそ腐敗の温床というべき物でしょうね。多分ですけど、今の独裁者が亡くなったら、今よりも溜まり切った腐敗で国が潰れるか独裁者亡き後の権力闘争と厳しい締め付け弾圧からの解放を行なう勢力等の争いで、中国全土が火の海になるかのような状況になりそうですね。そんな後の国を大混乱へと招こうかとする行為は腐敗そのものと言ってもいいでしょう。まあ独裁者は自分が権力に居座っていていい気分になっていられればその後の事は何も知らないという無責任ばかりなので、質が悪くてその悪しき歴史は繰り返されるばかりなのですけど。
 そして今回の行動は世界に対しても自分のワガママで迷惑をかけている状況になっていますけど、見方を変えると世界の秩序を破壊しようかと中国のトップが行動しているようにも見えて、世界に対して戦争を仕掛けようとする脅しにも受け取られかねない行動です。まあそれですぐ戦争とまで短気な国はいないでしょうが、それが続けば、遠くない未来に粛清されるのは中国のトップかもしれませんね。

 さて本題は真面目さ皆無で趣味全開な現代魔法を実現させる為の魔法道具である魔導書の構造解説作り方のお話です。 これはこの空想上の魔法を自由に使えないこの世界で実現可能な魔法を媒体道具を介して扱えるようにするという内容の事です。 それで今回はアイスボール系の氷の魔術を扱えるようになる魔法媒体の魔導書の仕組みの解説です。(アイスボール系というのは、水から氷に生成変換させる工程では、いろんな形に変化させる事が容易であるという事で、その代表例として氷の球体のアイスボールの名称になっています。ちなみにアイスとかで付けないのは勘違いされても困るのでね。)

 それで仕組み等ですけど、形は基本的に魔導書型で、閉じ開きする形ですね。(大きさは1人が持てるくらいまで。) それで氷の生成に至る方法は、まず水を内蔵しておく必要があって、その上で魔導書の中心付近から円形の丸網目で水が細かく噴射できる構造(シャワーとかミスト系を作るような構造)にして、その網目の1つごとに水の噴射を全部切り替えられるようにします。(どこか水の滝系で文字や絵を表現したりしている系統の技術。) その状態で、魔導書の外縁部分が上下に昇降する仕組みで、勢いよく冷気を吹き付ける装置を付けて、噴射される水の先から徐々に凍らせていきます。さらに作られていく氷は、下から噴射される水と周りから放射される風によって、中空に浮かんだ状態から下からくる水がどんどん凍っていき、物の形を作り上げていくという構造にします。
 そして水と氷の位置調整をしながら氷に水を足しつつ凍らせて様々な形に変化させます。簡単なのは球体や四角形等ですが、3Dデータによるデータ構造で水の噴射を細かく切り替えられるようにすれば、様々な氷の彫像なども作成可能となります。(ただし魔導書のサイズからして、それよりも小さいサイズしか作れませんが。)
 それで魔導書に水を内蔵させると、どうしても許容量分大きくなってしまいますが、体に装着させる水のタンクから魔導書に繋げる仕組みで魔導書自体には水容量を無くして、魔導書の重さを軽くする事も可能です。(ある程度の連続性も付与される。まああれですね、ゲームで言う所のMP回復アイテム扱いという感じかな?) また、今の技術で作れるかどうかは不明ですが、大気中の空気から水分を抽出して集めて、その集めた水を使うという方法も取る事が可能ですが、こちらの場合恐ろしく生成に時間が掛かる事になるでしょう。(大気中からマナや魔力の塊を寄せ集めるようなイメージになりますが、現実現代版では長時間のチャージタイムが必要となりますね。)

 という感じで、攻撃武器要素としてはほぼ皆無だと理解できますでしょうかね。まあ一応ツララを生成して投げ飛ばすような仕組みにする事も可能ですが、大体そんなことをしようとすると完成間近で近接攻撃喰らって終了となるのが基本になりますので、現実要素の攻撃魔法としては使えません。 せいぜい氷の彫像(スモールサイズ)を作って驚かせるぐらいの能力しかありませんね。 ちなみに投げ飛ばすのは噴き出される風の勢いを強くすれば良いだけです。
 そしてこの魔導書の最大の欠点は、夏にはほぼ使えませんという事ですね。(氷を生成する最中から溶けるので。あと水が蒸発する。) まあある程度魔導書周辺を冷気が漏れて冷やせる構造にすれば防げるかもしれませんが、外に出した瞬間小さい氷の塊なんてすぐに溶けて無くなるわけですからどっちにしろ意味がありません。夏場は屋内専用になるほとんど余興用にしか使えない攻撃魔法です。


 それではここまで見て頂き誠にありがとうございます。
 魔法道具~終了~アイスボールの魔導書
















 さて使えないとさえ思えてくるこの魔導書なのですが、子供をあやす用とか楽しませる要素に科学の実験みたいな形では使えるかもしれませんね。氷が生成される過程でも見ていて集中させられる事もあるかもしれませんし、出来上がった物で喜ばせる事や子供の絵などを3Dデータ化さして氷の彫像化にさせるとかでも面白いかもしれませんね。素材元が水であり完成物が氷となるので、触ったり口に含んだりしても問題になるような事はほとんどありませんからね。(角ばった物等では刺さる危険性や冷たさで痛くなる可能性が無い事も無いですが、そこは監督者の管理責任範囲になりますからね。) 科学的実証系の教材には使えたりするかも?という所でしょうかね。
 FIN
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