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第953回 雪道荒れ道移動用スライム搭載車~あらゆる陸路に対応~ [新アイテム開発]

 さてまた異色な新アイテムの紹介説明行きます。今回は雪道のようなスリップの危険性と滑って動けなくなる危険性を無くし、陸路においてはどんな災害状況の場においても移動させる事が可能になるスライム搭載車についての紹介の回とします。 ちなみにスライムと言っていますが、ゲーム的な物ではなく、現実のスライム系に近い物になります。(まあ効果体系はゲームとさして違わないけども。) そしてこれの最大の弱点もスライム由来の内容になりますので、軍事用的にはほぼ使えない形になります。(主に移動攻撃面としては。)

 それでまずは今日の時事の話ですけども、毎年の行事になりつつある大震災のお祈りですけども、私は現状今の負の面しか見えていないようなお祈りの事には参加する気はないですね。 前にも風化の問題で取り上げた事がありますけども、こういう震災やら災害において後世まで伝えて残して行きたいという思いは伝わるのですが、それを負の面しか見ずに残し伝えようとしても風化は避けられないでしょうね。それから何を生み出して未来に繋げられる事があるのかを見出して、それも含めての話に出来なければ、風化していくのは歴史も物語っている事です。 なぜ歴史が物語っているか(この話も前にしましたが)と言えば、過去数百年以上も前の大震災やらを今でも毎年のように祈りを捧げているかと言われればやっていない所はほとんどで、実際に被害に遭った人達がいなくなれば忘れ去られて過去の事にされて歴史の1ページとして刻まれるだけになるのは現実として起きています。それを、「そんな昔の事に対して…」とか言った瞬間に自分達がしている事に対する矛盾が生じてしまいますので、結局はその思いを後世まで永遠に残す事は不可能という事です。ただし、それは負の面を負の面のまま伝えようとした場合で、負の面から何か未来に向けて見出した場合の事等に関しては、その技術等を通して受け継がれ記憶に残されやすくなります。
 それを負を負として残すだけか、負を未来に繋ぐ新たに変えられるのかが記憶に残せるかどうかの分岐点になりますね。 今の現状は負を負としてしか残そうとしていない未来を見ていない形なので、私は賛同する気にはなれないという感じですね。 大事なのは、そこから何が生まれて今に役立っているのかももっと強調させる事ですね。それが出来なければ、負を負のままとしか見ていない事になります。そして負のままだけではいつか忘れ去られて過去にされるのは避けられない必定となります。皆さんが祈る事を忘れた過去の大災害の事と同じように。 未来に生きる人達に過去だけ見せても意味はない。それがどう未来に生きる人達の役に立つのかを繋げて残そうとしない限りは、結局いつかは過去の事で忘れ去られる運命にある。

 さて辛気臭い話の後は、未来に繋げられる新技術に関するスライム搭載車について話して行きます。
 このスライム搭載車というのは、ゲルやらジェル状物質であるスライムを使って、その移動特性をそのまま車等の移動物の補助として付けて、普通だと移動困難な場所にて用いて、移動不能状態を解消させる目的の装備となります。ただしスライム特性として最大の弱点は、移動速度がかなり遅い事ですね。(ドラクエやったことがある人は何となく分かるでしょうが、基本的にスライム系は遅いですよね。硬すぎるメタル系除いて。) なんと言っても移動特性上として、ジェルで地形に合わして這うように移動する体系となるので、基本的に移動速度はかなり遅めですが、その代わりにあらゆる陸路の地形に対応させて移動させる事が可能となります。なにせジェル状ですから地形の形に合わせてその形を変えて合わせる事でぴったりと吸着させつつ移動させる事が可能になる為ですね。 まあスライム言わずにナメクジやらカタツムリ等でも良いのですが、見た目も含めたらやっぱりスライムが1番合っている気がするので、スライムの名称にしています。

 それで実際の仕組みに関しては、車においては車体の下部から車一体型でのスライムを放出展開させられるようにして、そのスライムを車に繋がっている部分から、全体を熱くしたり冷やしたりして、ジェル状や固めたりが自由に出来るようにさせます。 その仕組みにおいて展開させたスライムを急速に冷やして固めさせる動きにすると、地面と接する部分にピッタリと固定化させて動きを止めさせる流れにする事が可能で、雪道や凍結面であれば、より強固な氷同士の凍結連結状態にさせる事が可能となるでしょう。 そしてその状況下から、タイヤを浮かせる形にして、完全にスライム移動に切り換えさせたら、車体との設置部分の凍結を解除して、流動ジェル状態に戻し、少し前のめりにさせるように車体の位置をずらして、地面連結部分の後ろから凍結を解除させつつ、前の部分を新たに凍結させていくようにすれば、少しずつスライム特性の動きで移動させていく事が可能になります。 もしくはスライムの地面との接着面を広げてから、一気に熱を放出させる方向にして、下の凍結状態等を溶かして動けるようにする方向も可能ですが、一時的な対処にしか過ぎないので、タイヤ自体に凍結冬用対策が整っていない場合には意味を成さないでしょう。
 ちなみにこのスライムに関しては、熱や冷気を通しやすく非常に丈夫な素材でスライムを覆って使えるようにする必要があります。

 またこのスライムの仕組みをタイヤに応用転換させて、スライムタイヤというのを作り出す事も出来るでしょう。 このスライムタイヤというのは、基本的にはスライムのジェル状物質の形なのですが、車の内部に基本的なタイヤの型で持って固められる構造にさせて、タイヤのゴムの柔軟性を若干のジェルで補いつつ基本部分を高質化させて留めて置くようにして、普通のタイヤに似た走りを実現させる事も可能にして、荒れた道や雪道を行く場合には、その高質化を解除させて、元のスライム上の形からスライムらしい動きの形でタイヤとして機能させて、のんびり安全に移動させられるようにも出来るようになるタイヤの形です。(その後また時間を掛けて高質化スライムタイヤに切り換える事も可能。) この場合も地面との設置面だけを冷やしたりして固めて、車体においての重心移動等によって行きたい方向へのんびりスライム移動するという仕組みになります。
 ちなみに消耗に関してスライム自体の耐久性には特に関係無いのですが、覆う物の耐久性には影響があるので、そちらの交換やら新しくしたりする事は必要になります。 特にスライムタイヤだとより厚みを上げる必要性がある。

 ちなみに余談だが、これを靴に応用させる方向も可能である。(スライムシューズ) これによってほぼ滑らないけど、動きが独特になったり動き辛くなる特性が付与される事になる。

 このスライム特性は接地面に合った形に合わせる事が出来るので、悪路だろうが災害によってさまざまな物が溢れかえった道だろうが、安全に移動させる事が可能となるが、なにぶんスライム特性で遅いので、そちらに使えるかどうかは疑問が残る。(まだ四足・六足歩行型の方が早いのでは?)


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 震災の歴史~終了~スライム搭載車
















 ちなみにこのスライム系は見た目的にもかなり普通とは異様に映るので、デザイン的な面でも嫌悪される可能性もある。(自動車が地面を這っていく形の移動方法になるし。) まあその分安全に移動する事は可能なのだが、絶対的に移動の面が遅いので、非常時用以外では絶対的に使えない能力でもある。 まあ緊急時の急停車用には結構使える可能性があるけども。(ある意味凍り付くように止められるから。) END
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