SSブログ

第2546回 変わりゆく世界情勢 力を増して行くインドと内戦移行しそうなロシア [世界問題]

 さて今回は世界の情勢変化についての話ですね。ウクライナの反転攻勢の始まりに向けてのついでで動き出すロシア人反抗勢力もウクライナやNATOの思惑とは別に動き出しているようで、このまま行くとロシアで本格的な内戦に移行しそうな状況のようですね。プーチンの今回の戦争行動がロシア内部の反抗勢力も大いに活気付けさせたという事による内戦への意向という感じですね。それは当初NATO側が経済制裁から民主的な形でプーチンを切り崩そうとした思惑から外れて、より攻撃的に変わった形でしょうね。

 現在は大規模なウクライナの反転攻勢の準備段階とも一部始まっているともされている状況ですが、そこに加えて今までウクライナと共に前線で戦っていたロシア人からなる反抗勢力の複数の集団はウクライナ自体の反撃作戦には参加せず、そこまで頑張らなくて良いとされたので、独自の目的であるウクライナ側を支援してロシア軍の戦力弱体化から本目的であるプーチン政権の打倒に向けて動き出したようですね。
 それが現在のロシア領内各地での爆発事件等です。クレムリンへのドローン攻撃も現状では、この反抗勢力がやった可能性が濃厚なようで、襲撃目的よりは脅し目的の様だったとされていますね。初発は反抗勢力のパルチザンなどかもしれませんが、2発目の方はまた全く別方面からやった可能性は高そうですけどね。故に1発目が反抗勢力側の物である事が濃厚な場合には、ロシアとしても動きにくく迎撃演出で2発目をやった可能性もあるという所ですかね?
 ロシア側のメンツの事もあるでしょうし?その辺りでうまく迎撃できたから取り敢えずウクライナのせいにして不問にするという形で。絶対的にロシア内部で内戦に近い状態になっている事には国内外に向けてもロシアもしたくないという所でしょうね。それがロシア国民に広く知れると不満が一気に反プーチンで打倒の方向で内戦が拡大しかねないから。

 まあ結局今回のウクライナの反転攻勢に合わせてロシア人からなるロシアをプーチンから解放して自由にしようとする複数の勢力が独自の行動をより強め出して、ロシア各地で戦乱の前触れの行動をし始めているようで、それに呼応するかのようにさらなる反乱の兆しの動きが加速し始めているようですね。
 多分ワグネルはその動きにいち早く気付いて、それに向けた動きをしようとしきりにロシア軍に対して武器弾薬よこせと言っていたのでしょうね。内戦が拡大すると一気にロシア国内が騒ぎ出して混乱していく事になるので、その際の自衛と状況によっては自分たちの領土を得ていく為の形に動く目的でロシア連邦はウクライナ戦争を起点として大規模な内戦へと勃発しかねない状況になっているようですね。
 主に陸軍の大半がウクライナ戦争で消費されて兵士も兵器も少なくなっている状況で、既に同盟国の治安維持が滞り出している状況で、そこにNATO側の関与があったりプーチンの大動員令で金持ちや若者が国外逃亡しまくる状況から先行きに不安を思うロシア連邦内の民族も複数あるでしょうから、今後はそういう方向も含めて大きな争いに勃発していく可能性は普通に出てくるでしょうね。
 国内外に向けた治安維持能力が落ちてきて、プーチンのやり方に強い不満や不安を持つ民族が増えている状況では、内戦が起きる事自体は仕方ない状況とも言えるのですが、それによってよりプーチンが焦りを覚えて、ウクライナに核兵器を落とす可能性も高まるという事で、NATOのイギリスなど一部を除いてアメリカやドイツなどがこの状況をひやひやしながら見ていると言った感じですかね。
 経済制裁から内部で民主的な動きが強まる事は願ったけども、大規模な内戦勃発になる事までは望んでいないと言った感じですかね? さらにウクライナと共に活動してきた勢力の一部が、ウクライナでの作戦で一緒に用いてきたアメリカ等から供与された兵器を勝手に用いて、内戦方向に使っているようで、その辺に関してはアメリカ等やウクライナ側も困惑の状況のようですね。
 ただしウクライナとしては、それでロシア国内の混乱に大きく繋がって領土奪還がしやすくなるのなら仕方なしとも考えるのかもしれませんが。元はと言えば、アメリカ等がちまちました支援ばかりで時間掛けた影響も相まってロシア人による反プーチン活動の動きが余計に高められたという事もあるのですから。
 のんびりした支援は内戦の下準備を整える形にも使われてしまったという所ですかね? さっさとロシアを追い払う戦力をウクライナに与えていれば、ウクライナの領土を奪還するだけで済んだ可能性も高いのですが、ちまちまし過ぎて大規模な動員までかけられて余計にロシア人が今の形に反対して兵士にさせられたからと反撃に打つ人の数まで増える時間をNATOが作り出したとも言えますからね。

 これからの動きがまた一段と気に掛かってくる所でしょうね。
 そしてウクライナ戦争で影響を受けた国の中にインドも含まれていて、ロシアからエネルギーを買い叩くと同時にこれまではロシアから兵器も大量に購入していたのですが、ウクライナ戦争が始まってロシア自体の兵器不足の事から輸出も制限するようになり、インドが購入する予定だった兵器もしばらくは渡せないという契約破棄に近い状況にインドは怒っているようで、それなら自国生産を強めるという方向で、ロシアには頼らない経済と防衛戦力の強化に移ろうとしているようですね。
 さらには今後自国生産を強化しながらインド自体が兵器輸出大国にもなろうという動きまであるようで、その流れは今後のグローバル・サウス連合の強化にも行き渡って行く可能性が出てきそうですよね?正しく今までアメリカや中国にロシアやEU諸国がやっていた事を今度はそこにインドも本格参戦して、独自戦力と勢力を強化していく流れにしようという流れが巻き起こり始めている。
 ロシアの弱体化がインドの大幅な強化につなげ始める形で、さらに軍事防衛力だけでなく、インドなどが主体とする経済方面でも中国に荒らされて経済が荒む国々に対してインドが本格的に経済戦争を仕掛けながら経済立て直しに計ろうかと動き出しているようで、経済的な対中国の動きとしてインドが本格的に経済大国の座まで狙い始めて、中国経済で被害を受けた国に手を伸ばし始めているようですね。

 その動き自体は少し前から起きていましたが、さらに強めていく方向で、アメリカ等が手をあまり出しておらず、中国が経済と軍事強化の為に乗っ取ろうとしている国々に対してインドが待ったを掛けながら助けつつ共に経済強化に繋げようという形で、平和的な経済協力の枠組みをアメリカやEUに変わって行なおうという動きがさらに加速し出しているようですね。
 これが進んで行くと、アメリカや中国が進めている貨幣の国際化にインドも参戦する日も遠くないかもしれませんね? インドは中国よりも平和的に進めていく形であり、アメリカの弱体に変わって動きを強めながら経済力も引き上げて行っている状況ですから、数十年後にはアメリカに変わって世界の平和と経済を司る国がインドに変わっている可能性もなくはないでしょうかね。
 インドは現状基本的に専守防衛で他国へ侵略とか領土拡大とか考える事はほとんど無く、経済的な繫がりから経済発展を共に高めていく方向で連携を強めて事実上のインド経済圏を強めていく動きのようで、アメリカやEUがやっている形をインドも行なって行くという形の状況でしょうね。

 インド自体は現状領土問題抱えていて、中国がしつこく領土を狙っているという所で、反発し合う関係があり、経済的な所でも中国一強経済とは真反対にインドは一般的な共に高めて行ける経済発展の形を考えているようなので、平和的な経済圏を強める方向においても中国は邪魔な存在であり、その辺でさらなる経済戦争の流れがインドと中国で巻き起ころうとしている状況ですね。
 そして完全なる中立からも少しずつ変化しているようで、現状世界に争いをまき散らそうとしている中露に関しては別方面でインドも厄介な存在や邪魔な存在になりつつあるようで、インドの利益や平和な経済圏の拡大に繋がるのなら中立の形を多少崩す事も出てくるという感じには変わっているようですね。
 ロシアは戦争のせいで世界的な経済は荒れていますし、中国もやり方が侵略して滅ぼす方向で中国だけが強ければよいという形でインドの思う経済とは違いますし、だからこその第3勢力としての形で、欧米とは仲良しこよしにはならずに協力できる所はして、それ以外では経済圏の拡大においての良き対立関係という形でインドが考えているのではないでしょうかね?
 世界の経済の形は今までは欧米と中露という2大勢力の形だったのを、そこにインドなどが新たに加わるという形で、世界経済の新たな巨大勢力として対等な形で参加しようという流れだから、欧米と完全協調路線は取れないという所ではないですかね? 完全協調では枠組みに入れられるだけで独自の経済圏は作れませんからね?
 現状欧米側の経済圏では限界も見え始めているから、それに取って代わる経済圏の確立も目指してインドなどが新たな形を作り出そうという所での動きではないでしょうかね?


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 ロシア~終了~インド





























 今後日本も欧米と共に行くのかインドに乗り換えるのかの選択肢も出てくるかもしれませんね?
 宗教的な所で言えば、インドの方が親しみはありますけどね? インドが中露を抑え始めると、アメリカの庇護下でずっといる必要性も薄まって行きますからねえ? それに現状でもアメリカの弱体化によって庇護下であっても守られる事が減る状況では、インドと仲良くしていく事を強めるのも選択肢の1つという所でしょうかね? END
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント