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第2999回 報道特集雑記 バングラデシュでの学生革命 [世界問題]

 さて今週の報道特集はバングラデシュで起きた学生デモから繋がる学生革命に関する話でしたね。
 主体としては学生デモで話していましたが、独裁政権を倒したという所からこれはデモではなく、最終的には革命になったと言える出来事ですね。独裁政権が司法と警察牛耳って国民の敵になり果てた所で、そこに学生を中心とした反政府活動が活発になって、警察が無差別虐殺を始めたせいで一気に革命への動きに繋がったという所で、頼れる心の拠り所が無くなったせいで起きた革命でしょうね。

 これがまだ警察は中立で無差別虐殺も起こしていなければ、独裁政権はまだ続けられていたかもしれませんが、国民感情の爆発を招く行動をしたのが独裁政権の敗因であったと言えるでしょうね。
 1つ目は学生デモの発端となった政権に有利な政権に近しい人優遇の措置で国民の多くの学生を敵に回す法律で、2つ目は学生デモを起こしている時に警察が平和デモ者を射殺した事から繋がる行動ですね。
 その後一気に革命の機運が高まり、それに押されて警察は完全に国民の敵として無差別虐殺を始めたから余計に革命の後押しとなったという所でしょうかね。

 そして暫定政権では学生からの強い要望でバングラデシュでの英雄扱いとされているノーベル平和賞も受賞した経済学者が立て直しの為に最後の力を振るうという状況となり、学生も大いに取り入れながらの民主主義の政権運営に取り組む姿勢を見せていますね。
 そこであんまり学生デモから革命に直接関わっていない軍隊の方は、主な活動&資金源として国際連合でのPKO活動を主体としていて、人権などを重視する状況でなければ参加不可という所から、人権無視の独裁政権側には付く事が出来ず、独自の中立性と自分たちの活動資金などを得る為にも現状は学生たちの方に心意気を置く必要に迫られて、現状は民主主義政権での軍隊の形になっているようですね。
 他の所では民主運動から軍事独裁とかも珍しくは無いようですが、このバングラデシュでは現状独裁政権で国内が荒れて、軍隊辞めたらまともな職にありつけず、さらに軍隊に入っているからと言っても国内活動の仕事で稼ぐのは大変で、国際連合に協力する形の方が稼げるからという事で、民主主義支持の方向性で動いているようですね。
 保身と利益を考えると、軍事独裁では意味が無いからお互いに得となる民主主義になっているというべきか。

 そして今の所では、独裁政権の手先になっていた警察はほぼすべての活動の行動自粛をしており、その役目の代わりを学生デモから起きたグループでの学生ボランティアが主体となり動いており、そこに軍隊が支援する形で機能させているようですね。
 そして現状は学生ボランティアが中心となって経済の立て直しも含めた活動をしており、若者の力での世界の労働力として経済成長率も良いようですね。
 この状況で目指すべき社会は弱者を救う形をベースにした社会主義の土台に資本主義を載せる形が最強の方向性であり、安定して確実に経済を向上させていく為には必要不可欠な仕組みとなるでしょうね。
 まあノーベル賞も取った経済学者ならその辺は理解できていると言えるでしょうけども。

 広く困窮しているならば、まずは幅広く社会主義によって助けていく形を作り、経済の土台をしっかり作り上げてから経済活動を活発化させていく事が出来れば、これからも経済は強い方向で進ませられるでしょうね。
 貧困や困窮は経済を止める最大の障害ですから。ここをどうにかできずに経済がうまく回る事はない。貧困を無視すればするほど余計に経済は悪化していくだけとなる。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます
 バングラデシュ~終了~学生革命


































 腐った国を変える為には革命というのも1つの手段なのですよ。政治家に任せるだけでは変えられない事も多いのですから。そいつらが腐り果てている場合はね? 汚れた水の中に綺麗な水を入れても綺麗な水が汚染されるだけで綺麗になる事は無いけど、汚れた水を1度全部捨てて綺麗な水を入れると綺麗な水のままであるように、中途半端に綺麗にしようとしてもダメな時は、1度汚れた水をすべて捨てる事が必要という事ですね?
 ろ過しようとした所ですぐに大穴が開けられるほど汚れた水がトゲだらけですから。
 革命も1つの民主主義END
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