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第549回 国際連合に足りない物 それは・・・覚悟と行動力 !閲覧注意! [世界問題]

 さてまたまた今の国際連合の無力ぶりに関する批判回ですね。行動自体はアメリカと同じような切り口が含まれますが、私は今回のアメリカの行動は失策でしかないという判断です。お互いがうまい弱点を突きあっている感じに見えますが、それと同時にお互いがその弱点を素知らぬ顔でいる状況も今の問題に対する重大な欠点であるという分析です。 何かを成す為には、それ相応の覚悟と行動力を目に見える形で発揮させなければ何も得られません。それが今の国際連合には見られないからこそ世界で発生しまくる問題が片付かずに瓦礫のようにのしかかって問題の火種を燻らせ続けるのです。
 さて時事に関しては例の北朝鮮軍船の船員が数名逮捕されたようですね。ようやくと言った感じですかね。というかあれだけ露骨な大被害を負わないと動けない日本はやはり北朝鮮から見てイイカモ扱いで舐められ切っていると考えた方が良いでしょう。だから拉致問題も解決できないのですよ。あと今回の報道特集では私の発言とほぼ同じ内容が語られていたりしましたね。今後の対策と今の日本政府の散々たる状況に関して。そうですよ。片っ端から日本領内に入ってくる北朝鮮軍船は拿捕&捕縛して収容所を専用で作って閉じ込めればよいのです。少なくとも北朝鮮で暮らすよりはましな暮らしにさせられるでしょうし、見方によっては北朝鮮に対する有効なカードを日本が持ちえる事も出来る事になりえるでしょう。つまり拉致被害者との人質交換の為に用いる事も出来るという事です。 数が増えれば増えるほど相手にとっては人材力が欠如していき、内部の不満拡大に繋がっていく事になる。それの解消策として、拉致被害者と北朝鮮犯罪者数十~数百人辺りのレートで取引を持ち掛けるという感じにすれば、本気で相手が困っている状況であれば、その北朝鮮人をぞんざいに扱わせる事をなるべく防ぎつつ、拉致被害者たちの救出に発展させられる交渉も可能でしょう。むろん最初からこの交渉では妥協することなく、北朝鮮側が拉致被害者を日本に返す事が先決の上で話を進めるという形にする。(何せ相手は裏切り・騙しがモットーの国ですから。)

 さて今回の話は時事の問題にも関係する話なのですが、国際連合は存在が世界の平和を守って行く為の集団ですが、それを本気で成す為の覚悟と行動力を持ち合わせていないが為に何も解決できずに世界で発生する戦争や紛争もしくは軍事衝突の危険性に関して何1つまともに解決できない様相を見せて、存在しても無意味な存在として認知され始めている状況にあります。問題解決へ向けての決定的な行動力が無く、また国際連合に加盟する国々の覚悟が不十分なためにいまいちまとまりをもって問題解決に臨んでいけないからです。これでは存在する意味がほとんどない。性善説でもってまとめようとしても何も解決まで事を進められないのですよ。全ての国が意思を統一して考えられるような機械の心ばかりの国ではないのですから。それが人間だからこそ様々な思惑を持って行動していて、集団が大きくなればなるほどその内部に潜んでその集団の行動を妨害しようとする国が現れるのです。その少数の国の意見を尊重しまくって問題解決に向けてなにも動けないまたは決定的な行動がとれないのでは、何も意味がありません。既に存在自体が世界に対して邪魔なごみのようなものです。必要なのは国際連合としての集まりは同じ志を持つ国同士での繫がりを確認しあって共に行動して行く為の基盤を作る為だけの場として扱い、そこで全参加国の一致を持つ形での決定事項ではなく、同じ志を持つ国同士だけで問題解決に向けて話し合いを進めてより確かな決定力のある解決策を速やかに実行していく事こそが国際連合としての在り方だと考えます。
 それで世界には事様々な問題や紛争や戦争などが発生している。これを何とかして平和にしていく事が国際連合としての役割と見るが、国同士の協調や連携を重視するあまり行動出来ていないので結局のところは、この役割を国際連合自体が放棄している状況にある。だから今の強い力を持つ国々が事勝手に好き放題を決め込んで問題を引き起こしまくっているのである。(代表格:アメリカ、ロシア、中国等)またこの国際連合がまともに機能していないから、それに乗じて好き勝手に行動して暴走しようとする国が発生していく事になるのだ。(代表格:北朝鮮、中東諸国等) これらの問題発生の1番の原因は世界が平和の心持で一致していないからであり、本来この役目を担うはずの国際連合がその責任から完全逃げている為引き起こされている問題と言っても良い状況である。下手に不十分な介入をするからより問題が悪化していく事になる。
 今国際連合で核兵器に関して使用禁止を決定する内容が取り決められたりしているが、実際的な能力は一切ないのが現状である。これでは何の意味もない。ただ寄席集まりの集団が核兵器を持つ強国の力を削ぎたいが為の野心で行動して集まりになっているだけのように見える。平和の為と位置付けているようだが、その実核兵器を全ての国が放棄すれば実質的な数による軍事力がものを言う世界となり、世界各地で核兵器は反対だが軍事力の急速拡大は賛成とか言う輩が大勢現れる事になるだろう。強国の仲間入りを果たす為に。それらを抑える為にも本気で核兵器の廃絶へ向けて歩む為にも、本当に平和の為に核兵器廃絶が必要と考える国同士はそれに関して手を取り合い、一致団結してよからぬ国が出る事の防止や核兵器を持とうとする国への威圧から放棄へ向けて積極的に行動して、既に持っている国に対してもその力に核兵器無しで対等に渡り合えるだけの軍事力と経済力などで渡り合えるだけの戦力を有さなければ、その最終目的へ向けて本格的に進む事は出来ないだろう。つまり核兵器を完全に使用禁止の世界にしたいのなら、核兵器を持っている国の戦力を大幅に超えるだけの軍事力と経済力を有していなければいけないという事だ。そうでなければ対等な交渉すら難しい話となるだろう。(現に今は核兵器を持つ国が強い立場にあるからこそ国際連合を無視しても良いという認識で居られるのだ。) そしてどの国よりも新たに核兵器を持とうとする国や核兵器を乱用しようとする国に対してはより強い力で団結して挑み解決へ向けて行動出来なければ、その意思は偽物であると核兵器を持つ国は判断する事になるだろう。ただ協力を呼び掛けるだけでは単なる弱者の群れがピーピーうるさいだけの存在として扱われる。確かな覚悟と行動を持ってどこが引き起こしてどこが対立しているから関係ないではなく、その危険兵器を持っているからそれを無くして平和にする為に率先して行動していき、核兵器を持つ事がその国の危険性をより高める事に繋がる事であると認識させるぐらいの行動が出来なければ、この世界で核兵器の使用や製造などを完全に禁止させる事は出来ず、また核兵器を持とうとする事への抑止力にはならない。抑止力はその力が実際に発揮されて認識できなければ何も意味が無いのである。抜かぬ伝家の宝刀が実はボロ刀と同じように。

 そして次に問題とするのは現在エルサレム周辺で巻き起こる宗教・民族対立系の問題だが、これにアメリカのトランプが自己の欲欲しさに悪手の戦争爆弾を放り込む展開を見せた愚行をしたが、これを長年問題先送りにしていた今までのアメリカプレジデントたちにも問題は重く存在するし、同時にこの問題に対して放棄というか逃げていた国際連合にも問題は重く存在する。微妙な緊張状態での維持が最善という判断で行なっていたようだが、それは問題に対する責任放棄と同じ行動で、これを悪用する輩や今回のような勝手な輩が好きに動いて問題の火種を着火させる行動をする可能性が常にあったという事は、やはり国際連合が問題解決をないがしろに扱った責任だと考えられる。微妙な判断での据え置きは後の未来に必ず禍根を残し、災いとなって世界を混乱させるだけにしかなりえないのだから、きちんとした何かしらの強くはっきりとした覚悟と行動を持って判断しなければいけなかった問題である。だから今のタイミングでもって混乱と災厄の火蓋が切って落とされようとしているのである。 事の問題は武力で制圧しようとするイスラエルとそこに愛着を持つパレスチナ人との対立に含めて、キリスト・イスラム・ユダヤ教など複数の聖地に定められていての問題となっているが、これをどちらか片方が所持しようとするから問題の禍根が切れないのである。ならば、その聖地のみにおいて関係者達が仲良く共有しあう3教にとっての平和地帯としてそれぞれが尊重しあい仲良くする為の場所として国際連合の取り決めの下、完全非武装平和地域として仲良く取り持つか、もしくはその聖地の所有権を国際連合が管轄して平和を維持させる為に行動管理していく国際連合としての土地として取り決めるかの2択が最もこの問題を解決に導く為の最善の解決方法となりえるだろう。 平和の証として仲良くするか、それが出来ないのなら国際連合の管理下に置いて、ここの奪い合いをするのなら国際連合全体が敵となる状況とするのかという方法である。 この極端な2択の方法であれば、この長きに渡る問題の終止符を打つ為の布石へと持って行く事が出来るだろう。 それ以外の選択肢は、血みどろの殺し合いの戦争による解決でしかないからな。しかも絶対に完全解決のできない一時的な解決方法だがね。

 このような覚悟と行動力を持ち合わせたことを国際連合が行なえなければ、世界の問題を解決していく事は出来ないし、世界を平和にして維持していく事は出来ないと考える。
 何かで揉めているのなら、その揉めている原因で相手を認め合う気持ちが大事なのであり、それの旗頭として国際連合が行動していく力が無ければいけないのである。相手を認め、分かりあい、同じく大事な物を共有して平和にしていく事がこういう問題解決への道としては必要な事なのだろう。だがそれは結局理想論でしかなく、それが人間同士ではなかなか難しいのが現実であり、だからこそ現実的な争いを起こさせない方法も必要なのである。
 理想は最良の選択肢でそれが出来る事を願うが、それが叶わない時の現実的に平和を確保する方法も必要と言う事である。より良い平和を求めて行くのならば。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 国際連合~終了~平和の為の覚悟と行動力
















 平和を守り維持する為には協力と仲良くしあうだけでは守り切れない。平和を守れるだけの力とその力を平和の為に振りかざせる覚悟と行動力が無ければ平和な世界を掴み取る事は出来ない。
 甘すぎて性善説に頼り過ぎては何も守れないのですよ。それは単に逃げているだけだから。
 ENDING
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