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第804回 人工降雨浮遊都市 [建築]

 さてそろそろ落ち着いてきたので例の異常気象対策や干ばつ日照りに大雨対策にも繋がる人工降雨浮遊都市の紹介に参ります。 まあ浮遊都市と言いつつ、別に都市内に人が住む必要はほとんどないので、現行法上でも普通に実現可能なアイデアであると言えますけどね。あとはこれの小型版もいくつか紹介します。(ただし基本性能がかなり下がりますがね。)

 それで時事は特に無いですね。大体の所が高校野球に時間が割かれるテレビが多かったので、今回は特に無しですね。 あとはW台風情報ですか。

 さてそんな私がコメントする気もない時事は放っておいて、さっさと本題の話に移っていきますけども、この人工降雨浮遊都市という物は、要は人工的に自然物の雨雲を作り出して、それを風力を元に特定位置まで移動させて、あとはその連れてきた雨雲に刺激を与えて雨を降らせるという仕組みの方法なのですけども、まず最初にどうやって雨雲を作るのかと言われれば少し前に紹介した光収束型の熱線放射砲によって、上空の太陽光を1ヶ所に集めてそれをまとめて地上の海に向かって撃ち放つという方法を用いて、海を思いっきり高温で熱して大量の水蒸気を作り出して、その大量の水蒸気を集められるほどの大きさの浮遊都市とその構造で持って雨雲の形へと生成して、浮遊都市に備え付けた巨大な風力を用いてその雨雲を浮遊都市と共に移動させられるようにします。そして目的地まで運んで、雨雲に降雨の刺激を与えて人工降雨発生とさせます。 ちなみに熱線砲はそこまでの収束高威力にする必要は無く、単純に水蒸気を短時間で多く発生させられて少し範囲広めで発生させられれば良いので、比較的範囲広めな熱放射型という感じになりますかね。(場合によっては光拡散の水晶等を用いても良いけど。)
 この仕組み構造方法であれば、水不足に悩む場所や日照りや干ばつで悩むところに雨雲を誘導して持って行く事が出来るようになります。(ただし浮遊都市の大きさによっては数回往復する必要がある場合もあるでしょう。) そしてこの仕組みの形であれば、予め雨雲や雷雲が日本の地にて被害を与えそうだと予測できた場合は、その雨雲等の場所へその浮遊都市を向かわせて、その地に辿り着く前に刺激を与えて水分内包量を削減させて威力を弱めたり存在自体を消滅させたりする事も可能になるでしょう。(まあ雷雲の場合には雷対策も施す必要があるでしょうけど。都市を通じて上空に放すとか?) それによって集中豪雨の発生を防いだり、雷雲による被害を減らしたりする事も出来るようになるでしょうし、ゲリラ豪雨に対しても対応出来る場合(発見が遅ければ物理的に不可)の対策にする事も可能です。 まあとは言え、日本全国をその人工降雨浮遊都市1つで賄えるとは夢にも思わない事ですね。最低でも数十都市は作成する必要があるでしょうね。というか都道府県毎に1~2都市の保有が望ましいのかな?今後の異常気象などによる集中豪雨や干ばつなどから身を守る為としては。
 ああちなみに、単純に曇り空を作るだけの意味においても人工降雨浮遊都市は活用させられます。(まあ効果範囲は結構限定されますが。) この浮遊都市は雨雲を始めとする雲を作り出す事が出来る浮遊都市ですからね。ただし作り出す為には必ず海にまで進めてから作り出す必要がありますけど。(大きな湖等でも可能ですが、海とは違って生態系への影響値が高くなりやすいのでその辺に注意する必要があるでしょうね。海だと逃げ場所がいくらでもありますし、深く潜れば影響しませんからね。)

 そしてこの浮遊都市に人の存在はあまり不要というのは、基本的にこの浮遊都市は雨を降らせたり豪雨対策用に活用する事が基本形となるので、都市的な要素よりも上空浮遊装置みたいな感じが強い為ですね。それで基本的な操作などを無人機で行なって管理整備していく体制でいければ、人の存在は特に必要が無いでしょう。ただし、それだけではもったいない事になる可能性もあるので浮遊都市としての機能も持たせて、いざという時の空中避難場所としてや観光目的用の扱い方にも出来るようにすれば良いでしょうね。(まあ現行法上では上空浮遊装置止まりでしょうけど。浮遊都市を飛行機等の分類に位置付けられたらまた違うのかもしれませんがね。)
 なので基本形態として、人工降雨浮遊都市の形に光収束型熱線砲を取り付けて、雲を幅広く確保できる要素付けをして、さらにその雲を浮遊都市と同じように移動できる用の風力発生装置(風力エンジンの形で行くと風力を確保しやすい。)を取り付けられれば、基本的な使い方に用いる事が可能になるでしょう。

 また、これの小型版としては超簡易型で行くと飛翔ドローンに雨雲などの水分を多分に保有させられる装備を取り付けて、ドローン複数機連結で用いる小型光収束型熱線放射砲を用いて、人工降雨浮遊都市と似たような形の方法を取る事が可能です。ただし効果範囲はかなり低くなりますし、雨を少し降らせるぐらいにしか使えないでしょうね。もうこちらは単なる少量の打ち水効果用に使った方がまだましな方法になりますけど。 あとはヘリで同様の効果を作り出すという事も可能でしょうが、こちらもドローンの上位版でしかない効果でしょうね。どちらも集中豪雨等にはほとんど役に立ちませんからね。

 また、人工降雨浮遊都市とは別に強力風力エンジンを多数取り付けた浮遊都市にて、上空にて迫りくる雨雲などを巨大風力で吹き飛ばして近づけさせないようにして守るという方法で持って対処するという方法もあります。 この場合は確実に都市レベルの大きさが必要になりますから、先の簡易版では何の役にも立ちません。
 浮遊都市に関しては、飛行機やドローンにヘリの技術を複合すれば普通に実現可能です。そして光収束型熱線放射砲に関しても、光の反射によって多数の太陽光を1点に集める工夫さえできればその形に出来るため特に難しい要素はないでしょうね。 というかすっごい簡単な例として、小学生の理科の実験ぐらいに該当しますが、ルーペ使って光を集めて黒い物に焦点合わせると、燃えますよね? それの超大型版です。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 人工降雨浮遊都市~終了~異常気象対策
















 今の異常気象の大半は天候による状況が多いので、それに対しての有効な対抗策として雲の出現や移動に関して何とか出来る浮遊都市レベルの物を作り上げれば、十分に対策を講じることが可能となるでしょう。逆にこれ以外の対処方法はあまり無いのが実情ですね。 いろいろと問題を生み出しても良いのなら天候に対してのミサイル迎撃という手段が考えられますけども、単なる異常気象予防でミサイルぶっぱなしまくる事になるので、費用が非常にかさむ事と世界的にいろいろと先制攻撃云々で揉めそうな事と、肝心の干ばつ対策にはあまり効果が無いのでその問題が残るでしょうからね。あとは飛行機によって巨大送風機取り付けて雲を吹き飛ばすという方法が考えられますけど、単純に雲よりも飛行機の移動速度が速いでしょうから、あまり効果を上げられないでしょうね。そして効果は低いのにコストだけが非常に増える事に。
 だから浮遊都市による人工降雨の形が現実上最も効果を見出せる方法となるわけです。 人工的に雨雲等を作り出せるようになれば、日照りや干ばつの問題は克服できるようになるでしょうし、この浮遊都市の仕組みを活用すれば山火事や大規模火災災害においての重要な自然型の消火放水源にする事も可能になるでしょうからね。大量の水分を雨雲として持ってくる事が可能となるから。
 END
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