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第3018回 正規の雇用がそんなに正義か? スキマバイトなどは邪道と言いたい自民党? [政治経済改革]

 さて今回の話は若干哲学系の答えがあまり出ない話ですね。この話においては価値観の違いという所で答えが出にくい物ですが、正規の雇用が必ずしもの絶対正義という方向で受け取って考えるのは違うのではないかという話ですね。自民党はそういう考えの人が多い印象ですが。

 そもそも正規非正規の都合の問題としても根底にあるのは雇用主が一方的に強くて人を使い捨てるような企業が普通に営業できている事が問題にあるわけで、そういう企業などに人材がいかなくなれば、必然的に正規と非正規での賃金格差などは少なくなると思いますけどね?
 ま、そういう企業は正規の雇用形態でも賃金引き下げていたりするわけですが、雇用主が一方的に強すぎる体系で働かないと生きていけない状況が作られているとしたら、そりゃ普通に雇用体系のバランスが崩れますし、賃金格差とか働き方の問題が出て当然ですよ。
 その上で解雇規制をさらに緩和したら問題がさらに悪化する事は目に見えていそうですけどね?

 働く労働者側が自由に仕事を選べる環境をもっと強くするべきであり、生きる事において働く事が必ずの必須という状況で無くなれば、必然的に正規の雇用も非正規の雇用も賃金格差とかは無くなるでしょうね? だってどちらにしても働き手側がその条件では働けないと言ってしまえる状況があれば、正規だろうが非正規だろうが条件を働き手側に合わせないと人材が獲得できないのであれば、その差という物は必然的に狭まると思いますけどね?
 それに副業とかも一種の方向性では非正規の方向に含まれる物が多く、正規で副業とか意味として正しいのか?と言われそうな話にもなるが、副業が仕事の形でダメだとか言う所も特になく、企業が副業禁止としている所以外では副業による非正規型でのお金の稼ぎ方を出来ている人もいるわけで、絶対的に正規の雇用だけが正義とは言えないのではないだろうか?

 それに現状の正規の雇用という形態は平日5日間真っ当に働く事を意味する物が大半で、働き方の多様性などには適していない面が多くあり、正規の雇用形態においても日数の多様性はあって然るべきなのではないだろうかね? だからこそ、そこの融通が利かないからこそ非正規雇用での形が使いやすいと思う人もいたり、正規の雇用形態は縛りが多くて働きにくいという人もいるだろうから、全てを正規型にするとかではなく、お試し期間を最初に挟む形で、そこは非正規としてから正規の雇用をするかどうかを検討できるようにさせるとかの方向性もアリかと思う。
 実際にそういう形態をとっている企業もそれなりにあるしね? だから非正規型が必ずしも悪だと論ずるような考え方はどうなのか?という所にもなる。

 さらに現在働き方の新たな面として人気が出てきているスキマバイトなどにおいては、完全に単発系非正規のお仕事であり、新たな短時間の人手人材確保には役立っている面も多々あり、非正規型の仕事を潰していくと人材が集まらなくなって経済に悪影響を及ぼす業種も必ずあるでしょうね?
 だからこそ違いをはっきりさせる方向性には意味があると思いますし、長期で働く場合は必ず正規採用させる形で、短期間で働く場合は非正規型での形を基本とさせる形にすれば問題性も少なくなると思いますけどね?

 なので、その場合においては、例え非正規雇用でも一定の期間同じ仕事で働いた場合は、正規で雇用させないといけないという形にさせて、正規の雇用の間に自由に考えられる期間の非正規の雇用の期間を挟むという方向で考えていくならば使い所はより自由になると思いますけどね?
 始めから正規の雇用というのも固く考える人もいるし、今の時代だとすぐに仕事に合ってなくて辞めたいとかいう人も多い状況ならば、いきなり正規の雇用形態ではなく、間に非正規型の雇用を挟んで、一定期間働く事による正規の雇用へのランクアップ形式を一般化させて義務化させる方が、双方の認識の違いなども減らしていけると思いますけどね?
 その上で正規の雇用へのランクアップがある状況でなら、非正規型での少し低い賃金はお試し期間として考えるという面が作れるならばそこの問題性も薄くなるかと思いますけどね?
 それとは逆に正規の雇用へのランクアップが無い代わりに非正規の雇用形態でも十分に稼いだりできる仕事や自由度が高い仕事の形があるとかでの区分けが出来る形とかもアリだと思いますけどね?

 この上で、生きる事において働く事を必須としない生活保障を国の形で採用させれば、基本的な仕事における賃金格差で貧富の格差も広がって経済が悪くなるという状況も回避されやすいかと思いますけどね?
 それに働くという形は必ずしもお金だけではないのですからね?働き甲斐のある仕事とか趣味や実益に合う仕事とかボランティア間隔で働く仕事では、最低賃金を決めさせる方が人は集まりにくくなり、経済基礎が成熟されにくく海外のようなスタートアップ企業やベンチャー企業が育ちにくい土壌が出来上がるのですよ。
 夢を追える経済の基礎を熟成するには高い最低賃金は邪魔でしかなく、未来性ある経済基盤が作りにくい形となる。だから日本にそういう会社ができにくいのですよ。銀行や行政などの支援体制も薄いからというのもありますがね?

 最低賃金だけ上げて行ってもその先にある物は頭打ち経済でしかなく、若手企業が育たない世界に遅れていく企業体系にしかなりません。だからこそ私は2つの企業体系を作り上げる為に衣食住最低保障制度で働く事を必須とさせないけども同時に現金は渡さず、自由に使えるお金が欲しければ働けとしつつも夢も追いやすい形として賃金目線でも働けて好きな仕事でも働きやすい形を作る形が良いとするわけです。
 これは未来の経済に対する投資的行動であり、科学で言うなれば基礎研究の部類に入るでしょうね?
 そういう部分が日本の経済には足りないという事です。そして非正規型で手広く人材を集めながら、その中からやる気や向き不向きで合った人材を見つけて正規型に格上げしていける形こそ、未来の輝かしい企業を作り上げて全体の賃金状況を押し上げていく要因になると思いますね。
 それは日本でもアメリカの大企業のような物を作り上げる礎としてね? 最低賃金だけ上げた所で決してアメリカのような企業は作れないのですよ。むしろそういう大企業を作る事を潰していっているとすら言える。

 とは言ってもこの考え方は私の物であり、結局的な分かりやすい答えなどは無いのですがね?
 それでも言える事は、正規の雇用体系と非正規の雇用体系の位置付けをはっきりと分けてやる事が大事だとね?


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます
 正規の雇用~終了~非正規の雇用

































 働き方はもっと労働者側に自由にできる形があればあるほど経済発展の形は増えていくと思いますね? だからこそリアルだけでなく、引きこもりなどでも仕事しやすいリモート系のお仕事も増えるともっと良いかと思いますけどね?
別にこれは引きこもりだけでなく、足腰不自由な人も仕事がし易いようにという形でもあるわけですからね?働き方の多様性が増えなければ人材も増えませんよ? 日本で少子化だから人材がいないわけではなく、働き方の問題でリアル以外はダメとしたから働きたくても働けない人が多く埋没しているだけなのですから。
 身近にある人材にも気付けないというのは、灯台下暗しなのですかね? リモートスキマバイトでもあれば、人材なんて今でも余るほど日本にいると思いますけどね? そういう人材を見る事が出来ない無能な企業が多いだけで。そういう企業ほど人材がいないと愚痴をこぼす。
 労働側の自由な働き方改革END
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