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第3068回 大躍進の国民民主党 若者受けした政策掲げるが効果のほどは? [政治経済改革]

 さて今回は衆院選挙で大躍進をした国民民主党に関する話ですね。都知事選の時の石丸氏を参考に戦略を組み立て直して、若者などにも分かりやすく若者受けしやすい政策を並べて苦しむ人を助けますと票を大きく伸ばした状況ですが、その政策の中身を見るとどうにもトランプ臭が強いですね。
 良い事を言っているように見える、若者含めた労働者層を助けるような事を言っているように見えるが、基本的には直近の事ばかり見て未来を無視した形での政策を並べているようにも見受けられていて、どうにもトランプ氏と同じような政策で3~4年は経済が良くなりかけるが、10年とかの期間で見るとむしろ経済がマイナスになりかねない方向性で政策を掲げているだけのようにしか見えず、根本的な解決策後回し状況に見えるわけですね。

 今が大変だから今を重視したくなるという事は分かりますが、それして後々になってより苦しむ状況になるとしたら、それは良い政策だったと言えるのでしょうかね?自転車操業でやるのは破産に向かって突き進む会社と同じですよ?

 国民民主党が主に掲げている政策としては、主本命は国民の手取りを1.7倍以上に増やす所で、国民の手取りを増やすと分かりやすく表現している。だが、そこにフリーランス系は完全に除外である。まあ元々それ系の影響受けにくいのがフリーランスだから当然とも言える事だけどね?
 あとは人手不足じゃなくて根本的(円安&最低賃金無理やり上昇&物価高)に経営が苦しい所は、この手の政策には完全無関係で、賃金などが上がるという事も全くないので、単純に人手だけが不足しているだけで、それがどうにかできるなら経営は問題ない所が良くなるだけの政策です。つまり全体効果から見れば半分にも満たない。
 それがアルバイトなどの上限年収を引き上げさせるだけの減税政策の形であり、これも大きくは全体の減税になると思わせといてごく一部が恩恵受けるだけであり、減税による効果が大きいのは主に収入額が大きい人中心である。つまりこれによって貧富の格差はさらに酷くなる可能性が高い。

 さらにこのアルバイトの上限年収引き上げに関しては、主なターゲットの中に学生や主婦などが含まれており、それらの労働力の確保と働く側も収入増の為でどちらにもwin-winと見える政策ではあるが、何の為にそれだけの労働でお金が必要なのか?という根本問題を無視している内容の物であり、根本問題を無視している限り労働者の立場が低くこき使われる環境が改善される事は無い。
 基本的には賃金よりも物価上昇が激しく長く働いてお金を得ないと生活がままならないからであり、長時間労働を強要させていく形を認めさせようとする形で、学生はそれで労働に力を入れ過ぎると本来必要な勉学の時間まで割いていく事になり、将来的な総収入が下がる可能性が出て、ブラック労働で過労死目指して働かされる可能性も高くなる使い捨て労働経済に組み込まれやすくなる。
 それは主婦側にも言えて、子供を作りにくくなったり子供と接する時間が減る事で子供の精神に悪影響をきたしやすくなり、子育ての面で問題が起きやすくなったり子供が非行に走って闇バイトに流れやすくなる土壌が作られやすくなるという影響も考えられる。

 故に根本問題を無視して表面的な手取り増の政策だけ掲げる形はトランプらしい政策であり、未来長期的に見れば悲しい現実が大きくなる可能性の高い政策でもあるという事だ。
 もちろん政策の形自体が悪いという事は無いのだが、根本問題にも同時に光を当てて改革できる方向性が示されなければ、将来的な意味は薄いと言える状況である。早く言えば欠陥政策で足りないのですよ1番大事な部分がね?
 ま、この辺でどうにかするというのであれば、学生の教育に対する支援を手厚くする事や育児に対する支援を増やすもしくは、私が行う社会主義&それ自体が仕事であるという形と同じ形にする事で、学業や育児などに主体になってもお金が手に入る形を作り出す事でしょうね?
 それで困る人手不足の事業者などには、ブラック労働の参加ではなく未来的方向で多方向人材獲得の接客&サポート業主体リモートワークの形を強くしていく形で、リモートワーク用ロボットを国が支援して借り入れられる形を基本として、その形から接客業やサポート業務においてのリモートワークの受付を全国や全世界から受けられるようにすると、人手などいくらでも集められるようになるでしょうね?学生や主婦などに労働を酷使させる事なく、簡単に労働者を集めやすい形にさせて、人手不足の根本問題解決とさせるのが得策であり、国としても直接支援して経済が良くなるのであれば、問題は無いでしょうよ。

 根本問題にも光を入れて解決しつつ従来前の問題解決して手取りなども増やせる方向にするのならば、良いのですが片方の欠陥政策だけで行くと、ブラックな未来しか待ち受けなくなってしまいます。

 消費税減税も言うに事欠かない状況で、主に高額所得者が減税の影響を大きく受ける形で、その反動は全て社会保障で受けられるお金の減少に繋がるので、結局若者や子育て世帯が苦しむ事になりかねません。高額所得者だと消費量がそこまで増えることも無く、むしろ浮いたお金は海外に消えるから余計に財源的にも国民の低所得者の負担増にも繋がりかねないでしょうね?
 低所得者が受ける恩恵はほんの雀の涙程度でしかない。社会保障が減るとそれだけ支援も減らされていく可能性が高まり、餓死する人が増えやすくなるという最悪の未来に直結していきますからね?
 単純安直な形で他財源などが考えられないようなら貧困者の首を少し後になって絞めるだけですよ。
 だから私は贅沢税で高額所得者などには高い税負担してもらおうという形にしたいわけです。

 あとはガソリン税へのトリガー条項も現状対策でしかなく根本問題は完全無視という形で、円安や輸入大国問題に海外情勢に影響されやすいなどのより重要な課題が完全置き捨てられています。
 まあいくつかは解決策が大変な物が多いですが、ガソリンに変わる車を動かすエネルギーを日本で自国生産できるならば、これらの影響なく安い価格で提供できるでしょうし、そもそも高いガソリン消費や電気代消費しながら災害にめっぽう弱い車で苦しみ続けるよりも移動費での消費エネルギーの燃料代ほぼ0円で済む水流交通の方が色々安くなり、大幅な国民の総所得倍増以上にもなりませんかね?
 水流交通は移動が常時流れる水であり、従来のガソリンや別個燃料の形でもないので、利用者が負担する移動燃料代はほぼ0円となります。つまり今の形に当てはめ直すとガソリン代0円で移動し放題になるというわけですね? これはトリガー条項の何倍の手取り増の効果になるのでしょうかね?
 同時に水流交通は発電機能も有するので水力発電の形にもなり、各種災害対策にも利用可能なので様々な災害対策含む他の国家財源なども安く済ませながら効果を高める流れに繋がり、その分の浮いた財源を他に当てる事も可能です。
 私のやり方で人工滝発電と組み合わせるならば、水流を流す費用もほとんど0円近くで運用させる事ができ、移動における経済効果や発電方向で0以下にする事も検討可能でしょうね?
 何より災害に強く大雨での町の水没や大雪での観光名所立往生を作らせない方向での経済効果と災害抑止効果で言えば、むしろ様々な特別財源負担も減らして、他財源に充てて国民所得を増やしたり負担を減らす流れにも繋げられるのではないでしょうかね?

 このように国民民主党のトランプ臭のする表面的手取り増の政策は根本問題を見て見ぬ振りした欠陥政策ばかりであり、本当に国の為国民の為というのならば根本問題をどうにかする事により焦点を当てるべきなのではないでしょうかね?
 分かりやすさ中心で政策が欠陥品では何の意味もありませんからね? ダメダメ自民党や旧民主党での失敗の反省してないの?というような政策ばかりが見えていてね?それこそ現実問題が見えていない政策ですらある。理想を語る以前に欠陥政策はごまかしや騙しの類の話である。詐欺師がよくやるマイナス面は話さないで良い事ばかりだと見せるうまいやり口。そうして若者は闇バイトに騙される。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます
 国民民主党~終了~日本のトランプ党?

































 ちなみに方向性としては維新の会も似たような物であり、それをより分かりにくくした物が維新で、国民民主にお株を奪われた感じですね? 改革力実行力を謳った所で、それは今の維新がやった事でもなく橋本さんや松井さんの時代の話でしょ?とも言える所で今の改革力は少々乏しい状況でもあるけどね? そろそろ松井さんがやったように世代交代とかするべきで、次世代育成とかも力入れないと、埋没するだけでしょうね?
 あれですよ、自民の2世3世批判するけど、維新も似たような物では?という所で七光りに似てきている今の感じ。党内改革力疑われて改革力の何もねえ? 国民民主と維新の明暗END
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