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第93回 原発事故の責任は誰のもの? 国民に回すのはいかがなものでしょうか? [政治経済改革]

 今回のお話は昨日のニュースで少し聞いたことなのですが、福島の原発事故での対応するお金が東京電力だけでは足りないからと、政府が他の大手電力会社や最近参入した若手の電力会社に原発事故の処理のお金を負担させようとしている計画を考えているというのです。これはひいては我々国民にそのお金を負担させようと考えているも同義です。原発事故の責任は政府と東京電力にあるというのに、その責任を国民に変えて責任逃れをしようと考えていることについての解説を今回は行います。

 この問題は、当初考えていた予算額よりも増大したからというものですが、当初考えられていた金額が1億以下で全て収まるだろうという浅はかなものでした。つまり当初の当事者たちはこの事故をとても軽い見方で考えていたという証拠にもなります。現在は数億程度の見方で見ているみたいですが、とてもその程度の額で収まる事はないでしょう。(数十億~数百億位の金額が必要になるのではないでしょうか?) それでその金額のお金を東京電力1社ではとても払いきれないからと政府に頼み込み、その政府が全ての電力会社にこのお金を負担させて何とかしようと考えているみたいですが、原発とは関係が無い電力会社にまで強制的に協力させるという考えはいかがなものでしょうか?かなりの所で原発とは関係ない方法で電気を作るエコな再生可能エネルギーで会社運営をしているというのに、そこにも事故のつけ(責任)を払わせるというのは、再生可能エネルギーの妨害をしている事にもなりかねないとは考えないのでしょうか?(さらにこの負担は、たどり着く先は電気料金の値上げという国民負担に直結する話になります。まさに東京電力や政府が負わなければならない責任を国民に肩代わりさせることです。さらに本決まりになれば、国民の生活がより厳しいものとなる事は確定的でしょう。東京電力や政府のお偉い方は生活が貧しくなることはないのに、国民がそのことによってさらに貧しくなるというのは、おかしい話でしょう。 そういえば今原発を動かしていますよね。なんか耐用年数超えても動かすところもあるみたいですけど、そこで次々事故が起こって福島のような事態になった場合(そこまでいかなくても、撤去に余計にお金がかかるなどというような事があれば。)は、その責任と負債もまた国民に肩代わりさせて、電気料金の基本額が1~2万円とかいう金額まで上がるかもしれませんね。さらに少し使うだけですぐに数万円(5~6万辺り?)とかに膨れ上がる可能性も。そうなったら国民の生活は破たんですよね。)
 国民全員に負担させるこのやり方をした時、再生可能エネルギーの促進を願い大手から離れてそれを活用する会社に乗り換えた人にとっては、事故の早期解決の為には仕方ないかと考える方もいるかも知れませんが、政府はこういう事になっても原発を止める気は無く、続ける気みたいでひいてはこの事故用のお金の一部を原発運営のお金にする可能性も出てきているみたいです。これは事故の反省等の気持ちは全くない感じの形に見られます。(直接の対応は民主党の時に行なわれたからあまり関係が無いと考えているのかもしれませんが、原発を取り入れる事もその後の対応や存続・再稼働に至るまでの責任等もあるというのにこの気持ちが見られずにまだお金をつぎ込もうとする態度は事故を悲しむ国民にとっては許せない態度ですね。) また今回のような事態になったことから全ての原発を停止させるから国民には協力をしてほしいというのならまだ話は分かるのですが、また事故や被害拡大の現状や対応が不十分な状況が残っているのにもかかわらず原発を次々と再稼働していく許可を出すような状態での協力というのは、反省の気持ちが無い状態で責任を押し付けるものだと考えます。(これは東京電力にも言えて、各大手の電力会社にも言える事でしょう。原発を再稼働させようとするところは全て。) このことからも今の政府には再生可能エネルギーの増加や普及は考えていない、もしくは妨害行為を行い原発に頼らざるを得ない状況に陥らせてしまおうと考えているのやもしれません。(口では普及に努めますとか言っても、結局は原発大好きで国民の生活を豊かにすることや安全確保の為の反原発や再生可能エネルギーを敵視して行動しているように見えます。 前にも言ったように、今の政府はお金になる原発が国民の幸せよりも大事だと考えているのでしょう。)

 それで、どうしても他の電力会社にも負担をさせようとするのであれば、原発を持ち再稼働をしようとしているもしくは稼働済みの電力会社に対してだけ負担を求めるべきでしょう。(原発反対再生可能エネルギーの普及が大事と考えている人に負担をさせる行為は、その人達の意思を全て無視した無責任限りない暴虐的な対応としか言わざるを得なくなります。 これ完全に悪性独裁の象徴の行為ですよね。自分が犯した責任を全て他人に押し付ける行為は。そしてまた同じような過ちを犯そうとするというのは。)

 福島の原発事故から何も情報を吸収していない各大手電力会社や政府は、安全対策を無視した形での再稼働の勧めや耐用年数を越した状態での稼働をしてまで原発を動かそうとしていますが、その行為は国民を半ば無視した対応で同じ過ちを犯す可能性がかなり高い事が簡単に予想されます。 核の再利用の為のもんじゅを残していることも言えますが、原発は自民党が存続し続ける限り残して活用していくつもりでしょう。そこに幾人もの屍の山が築かれようとも、国民の生活が苦境に立たされ困窮しようとも。原発以外の電力の有り方を考えられない今の政府では、こういう未来が作り出される可能性もあるという事です。
 そういえば、国土が狭いというのに原発を多用するという事は、核のゴミは中国みたく個人の土地を勝手に奪って街ごと強制立ち退き等を行い、その街を一生住むことのできない死の街という形で埋めていく事をするのでしょうかね。今のやり方を見ていると、政府や大手電力会社はその負担すらも国民に強制的に無理やり負わせようと考えていると思いますよ。つまりあなたの住んでいる場所がある日強制的に死の街と化される日が来るかもしれませんね。ああ、もしくは福島の事故現場周辺を丸ごとその場所に変えるという事をする可能性もありましたか。いやあ、失念失念。

 核の脅威が一番怖い国って、北朝鮮やアメリカ・ロシアとかと違い日本が一番怖い国なのではないでしょうか?安全を無視した原発使用による爆発等の被害などで。(主に日本国民に対してになりますが。)


 それでは今回の原発についての話を終わらさせていただきます。ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。  原発→~終了~再生エネルギー に変える努力を




 ちなみに私も電力自由化の際に関西電力から再生エネルギーを扱うHTBエナジーに乗り換えております。原発ありきで考える関西電力には、そのまま残りたいとは考えてませんでしたので私も再生可能エネルギーを増やすための活動の協力も兼ねてね。(料金はあまり変わらないのだけどね。使用量がかなり低いから。まあそれでも大手基本料金よりも5%安の分は安くなっているのだけどね。)

 私が国を動かせる立場なら、太陽光や風力だけでなく、前にも説明した(かざぐるまの家)様な雨によっても発電が出来るような環境作りをしていくだろうね。  それでは END of end
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