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第95回 魔法学 基礎属性編 [授業・雑記]

 魔法学の序盤から数えてかなりの日数が経過してからの登場になるが、今回は魔法らしいことの解説や実践可能な魔法に関してはその方法までを解説していく。(実践可能とはいっても、ゲームやアニメの中の物をイメージするなよ。あれはその世界設定の元によって形作られた魔法であるから、その世界設定と今の現実では似て非なるものが必ず存在するため、これから紹介するものが地味だとしても、それがこの現実における魔法だという事の理解をしてほしい。) 魔法は無から有を作り出すことはできない。つまり何もない空間に突然存在しえない物体を出すことはできない。これはゲームやアニメでも同じだ。それに何もしなくても魔法が出せるというのも幻想だ。良く思い浮かべてほしいのだが、一般に魔法使いは念じる事や特殊アイテムを使ったり術を唱えたりするアクションを用いて魔法を使っている。という事は基本、魔法というものは種も仕掛けもあるという事になる。という事はこの世界でも良く見ているマジシャン達や手品師が使うのも一種の魔法という事になる。(ほとんどが幻術系になるだろうが。) まあこのことからも普通の人は魔法に対してある意味高嶺の花的な偏見を持っているという事になる。 普通にできないから存在しないという間違えた観念で。じゃあ何か?スポーツが出来ない人がこの世界にスポーツは存在してはいけないと言った場合は、存在しないことになるのだろうか?しかし現実には存在している。存在するという人の数が多いからだ。つまり現象を認識する人の数でそれが存在するかしないかを決めつけられることになるのだろう。魔法はそれから外された存在という事だろうな。 ちなみに科学の一種の薬学を組み合わせた系統の物には、魔法と認識してもおかしくない物も多く含まれている。これが認識の強制変換だな。 いわゆる分かりやすい例で行くと、魔女が怪しい窯でいろんなものを混ぜていった先にある薬が出来る事は魔法と認識されるのに、同じことを科学者がやればそれは科学の技術によるものだと認識されると言うふうにね。同じ現象でも認識が違えばそれは別の現象として見られるという事なのだよ。
 さてこれが今回の予備知識の1つにしておこう。 この次からは魔法として使われる基本属性の解説とこの現実で誰でも練習すれば出来る魔法についての解説に移っていく。(ほとんどが火と風の属性になるが。他は理論的に可能だが難しいものとなる。)

 火・炎・・・化学でも良く使われる比較的わかりやすい現象になるが、空気がある状況で燃やせるものに火をつけると発生する現象である。一般的に火を簡単に点ける道具や、キャンプなどでの火打石などの方法で火の発生が容易にできるので、あまり解説するほどのものでは無いが、より魔法らしく使う方法についての解説をしようと思う。 まず空気が存在する環境(無いと不可。アニメなどは世界が違うのでこっちでは無理。その世界でしている現象の解説をさらっとすると、空気(正しくは酸素)という物質を自分の中から発生させて、それに対して火をつけるというやり方で発生させている。この世界でも不可能ではないが、死ぬぞ。)で、わかりにくいように空中に油等の火の点きやすい粒子を撒き、その状況下でtの指同士に火打石などを仕込ませた状態で火花を散らして、うまく点火させると一瞬炎が湧き上がる事になる。さらにその炎が何かに引火すれば、たちまち勢いのついた火炎上になるという具合だ。 これを科学の産物だという奴がいた場合、ゲームなどでの火炎石などのアイテムが魔法のアイテムではないというのと同じことになってしまうという事だ。 だってどちらも現象とそれに際する結果は似た物なのだから。

 爆発・・・火等と原理が一緒で、こちらは撒くのが非常に粒子が細かい物質を空中に撒いた後に、発火させると爆発になるというものだが、わかりやすい例として小麦粉による粉じん爆発というものが存在することを覚えていてほしい。(詳しくは検索してね。) 別に撒くのは細かい粒子じゃなくて火薬でも似た様な事はできるけどね。

 水・・・水分の集まりが水になるという事だよな。アニメ等では空中に突然大量の水を降らせたりしているけども、あれは単に空気中に含まれる水の分子を一気に凝縮させることで発生させている現象になる。で終わったらまた元の空気中の元に戻るという感じだな。現象として理解は可能になるものだが、この現実で行う事はほぼ不可能に近い方法であろう。機械の力などで雨雲などの雲に対して、刺激を与えて雨を下に落とすなどの事はしているみたいだが、空気中に含まれる分子を一気に凝縮される方法はまだ確約はされていない。海などの大量に水が既に存在している場所でなら方法もあるのだろうが、突然発生させるものでは無い為解説はしない。

 氷・・・水を凍らせたもの(正しくは温度を0度以下にまで下げた水分)が氷という物質だが、こちらは水とは違い細かくであれば発生させることも可能である。温度を急激に低下させるような物質を使い周りの空気に含まれる水分を急激に冷やすことで、小さな氷の粒などに変化させることは可能となる。また逆にすごく寒い地域で暖かい空気などを撒く事でも発生させることは可能である。(濃度を濃くした場合、氷の粒(当たったら痛いぐらいの)を発生させることも可能になる。) 似た様な現象で、水を撒いたと同時に凍らせるようにすると、氷をまき散らすなどの事が出来るようになる。(水の所で解説はしなかったが、この現象の逆の事をすれば水の塊を落とすなども可能になる。)

 風・・・目には見えないが現象としての存在を認識されている風。なぜ存在しているのかなどは魔法と同程度の認識になってくるだろう。これの極微弱のものであればすでに皆が使っているであろう。扇ぐ系統は自分の力で風を起こすという現象を生み出している行為なのだから。大きな力の場合はそれの道具や体を使った動きなどで可能とすることが出来る。向きを変えるのも物質にぶつけるとかで可能というのは分かる事だろう。 そもこれこそが魔法そのものの1つではないのかとも取れる現象でもある。(実物を見る事はできないけども認識されている現象なのだから。)

 雷(電気)・・・ごく微細な電気であれば、静電気などで小さい雷状で発生させることは可能な事である。もっとデカくしようとしたら人間の体が耐えられないので説明はしないでおくが、可能としたら可能であることは伝えておく。(こちらも死ぬぞ) ちなみに余談だが、B兵器の主は電気によって作成することが可能である。(正確にはプラズマだが。)

 とまあこれぐらいが基礎的な属性の解説になる。 また風と組み合わせる事で、ゲームの技にあるような炎の風や氷の風なども生み出すことも可能となる。(自然界では良く発生しているしな。)


 それでは今回の魔法学の授業を閉幕とさせていただきます。ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。(今の化学も昔の人から見れば、十分に魔法と同じことであるという事を理解しておこう。そしてこの現実の化学の一部と魔法はほぼ同義の存在であるという事も覚えておいてもらいたい。魔法の良い所だけを科学が自分のものにしたいが為に行なったのかな?)
  魔法とは~終了~この世界にもあるもの




 さて魔法編はここらでいったんまた休みといたしますかね。大体基本的なことは話したから、しばらくはしませんよ。 授業のカテゴライズでは、もう1つ別の案件を取り上げるつもりではいますがね。「テロについて」の授業をいつか近いうちに取り上げるつもりです。まあ、基本テロも戦争も大元は同じなので、以前紹介した戦争はなぜなくならないのか?的な回と似た様な感じになるとは思いますが、テロならではの別の切り口も交えながらの解説になるだろうとは思います。  それではこの話はいつか・・・ Fin
タグ:認識 魔法
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