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第111回 日本の性善説優位の考え方と詐欺等のそれに関する犯罪の関係性について [授業・雑記]

 今回のある意味的な主義項目は、日本で詐欺への注意や防止等がこんなにも叫ばれているのになぜ?毎年のように何十億単位でだまし取られる人がこんなにもいるのか?という感じの題目を考えてみた回です。よくあるオレオレ詐欺やそれらに分類する振り込め詐欺等しかり、投資系も多いですよね。これらは普通に注意が呼びかけられているのになぜ防ぐことが出来ないのか?理由が日本人がある意味信仰している生きる人は皆性善説的な信仰を持っている人が多いからではないのか?という考え方の元に解説していきます。
(作成中に新たな仕事の案も考え付いたので、気になる人もどうぞ。)

 日本では至る所で性善説が日常の中に溶け込んでいます。それは日本の社会性で日本の安全さにも繋がっているのでしょうが、逆に見られれば悪人から見たら騙しやすいや奪いやすいなどの格好の的にも思えるという事です。 性善説が顕著に表れる例で分かりやすいのは、小売店などでよく店先に品物を自由に取れる感じで台の上などにおいてあるケースです。(スーパーで野菜などもよくやっていたりするのが見受けられますよね。)これは日本に住む人が性善説の元に行動をしてきたから出来る行為です。出なければ普通に奪いつくされるでしょう。(別に悪いと言っているわけではないのですが、悪い人から見たら絶好のカモですよというだけで。) 他には街中でも緊張感の無く財布が見やすい位置にあったりする人も大勢いますね。(掏(す)られたいのか?)他には街中や公園などや交通機関の中などで平気に眠りこける人もいますが、これも日本の性善説の名のもとにできる行為ですよね。(平和というよりも性善説によってその行いをしても悪さをしてくる者はいないだろうという認識。) これはある意味平和を今の段階認識できて性善説を認識する者が多い日本だからの事で、海外の其処まで安全性が高くない所では、普通に犯罪のカモでしょうね。(よく日本の認識のままに海外に行って被害を被る人が多いように。) このように日本では誰もが善の心を持って行動をしているとみられるから性善説者が多い=平和ボケの油断に繋がるという事なのです。
 さらに今の若い人達や大人達は現代の技術により、気軽に簡単に人と軽く付き合える技術であるネットやSNS等の技術を手に入れ、共有や分け合うシェアを多く用いています。このシェアもまた性善説が主流の物でしょう。知らないまたは少ししか知らない相手であったとしても、少しでも話が合えば良い人だと思い込む性善説は繋がりを浅く広げるには良い考え方なのでしょうが、これに溺れてしまうと簡単に犯罪のターゲットにもなりえるという事です。最近の人達は自分でよく考えるという事をしない人達も多い。何かあれば自分の考えではなくすぐに他人(知り合い)の力を借りて解決を図ろうとする。それ自体は別に悪い事ではないのだが、自分でも考えてみる必要があるという事だ。どちらかというともっと個性を持てという事かな?周りに合わせた生き方ばかりではなく、もっと自分も発言する生き方にするという事が大事ではないのかとも考える。周りに合わせるというのは、周りが正しいつまり、回りは正しい考えであるという認識に至る傾向がそれこそ性善説に基づく考え方であるのだから。 この観点で行くと今の日本の大体の人は性善説を強く認識している人が多いという事になるな。

 そこでここから犯罪観点の詐欺についての話に移りますが、性善説を信じる者にとって相手から言われる事をそのまま信じる傾向が強く見られます。そしてその傾向は性善説の名の元に生きてきた日本人にはかなり当てはまるでしょう。そうすると電話等で相手が優しそうなしゃべり方だったり、こちらを心配する者だったりするものであれば、信じてしまう傾向も強いでしょう。最初のオレオレ詐欺なんかも性善説が元の詐欺ですよ。子供や孫を持つことが多い今の世代の高齢者に対しては、そこに少し手を加えて会話をすれば性善説の名の元に信じ込み詐欺に遭うというのは多いでしょう。今でも数が多いのは、自分は大丈夫と思っていてもいざとなった時、日本人気質のおもてなしや気遣いの精神と性善説の考え方で相手の事を簡単に信用して行動に移してしまうという事です。そして性善説で多い事は自分で考えたりすることをする人が少ない事もこの詐欺に対しては、カモの要素になりえるという事です。仲よく精神が自身の考えを超えてしまうから、自分の考えよりも相手の事に納得して他を考えないようにしてしまうのでしょう。 こういう詐欺に関しての一番の対処法は、いったん落ち着いて考える事(一度睡眠を入れるとか)と、もう一度自分から調べて相手にかけなおすなどの対処法ですね。(これらは基本的な方法でしょう。) 今のご時世で一番有効的な方法は、電話やメールなどを決った番号以外は来ないようにするという事が一番の対処方法でしょうね。(この方法は、ご老人などに手配してもらうのではなく、心配の懸念がある子供や孫が手配するという形にするのが良いでしょう。) もしくは介護やそれを防ぐ団体等が、代わりに電話等の受け答えにつなぐ事が出来るようにするとかの対処が出来ても良い方法になるでしょうが。(要は老人たちに届く電話やメールがその場所に集約されて、代わりの人が一時的に対処をして信用できる人であれば、その老人たちに繋げる事をする事やメッセージ等を届ける仕方をするという形です。ある意味新たな仕事の方法ですね。 電話等の安全を守る仕事かな? 留守番電話とも違う新たな形。)

 投資関係の詐欺なども大体は性善説による考え方が多いよな。自分を心配してくれて、ともにWINWINの関係になろうと持ちかけてくるという話。今のご時世で確実に儲かるという話は全てでたらめと考えた方が良いですね。そもそも現実の世界で100%は存在しないのですよ。(人間が決めたルールの中には100%は存在しますけど、世界の流れの中では100%は存在しないのです。)必ず儲かるから一緒にやろうというのは、性善説を元にした呼びかけになるわけです。皆で幸せをシェアしようという感覚で呼びかけを行うからこういう詐欺は引っかかりやすいとも言えます。物事事象現象にはどんなに確率が高くても99.9%の確率までしか上がりません。必ずミスをする確率があるのです。(ここで性善説でよく言われる別件について。天気予報や地震予報はあくまで予報です。それが100%確実に起こるとは誰であっても決める事は出来ません。なのでここで外れてうそつきと叫ぶのは、性善説を信じ込んで相手の言葉を全て受け入れた上の事になるでしょう。要はここに自分の考えが入っていればうそつきとは言えなくなるのですから。 誰であっても未来を確実に決める事は出来ないのですから。例え未来人が来たとしても、来たことにより未来が変わるのでもはや確実な未来というものが無くなるのですから。) このミスが必ず発生することがあるという考え方を持てれば、こういう投資系詐欺にかかる確率も減るでしょう。そもそも性善説の名の元に話を持ちかけてくる者は、大体が怪しいと考えた方が良いでしょう。そして一番気に掛ける所は、デメリットがなんなのかをはっきりさせる事でしょう。デメリットは発生しないと言った場合確実にそれは嘘の投資になるでしょう。理由は前に言った通り。 そして投資は呼びかけられて行なうものでは無く、自分から探し出して選んでいくものです。誘われたら90%以上は嘘として考えながら聞くようにしましょう。(当人と一緒に行動しながらであれば、少しは信頼性も上がるでしょうが。(投資の内容で。)) または誘われる投資には、ほとんどお金をかけない博打のようなものと割り切って捨て金を払うという考え方でもいいでしょうね。(期待をしないやり方が一番楽な投資ですからね。つまりよく知らない所に募金という感じの感覚で物事を考えると、わかりやすく考えられるでしょう。)

 これで言えることは日本人の性善説の行動が犯罪への引っかかりやすさを生んでいるという事ですね。
 万引きなども性善説の店が被害を受けるのですから。 私はそれを排除した性悪説に基づいた販売手法をブログ内で紹介していますがね。(カテゴライズのNEWビジネススタイルで検索してもらえれば、出てくると思いますよ。) 無人販売所も建物化をしてしまえば、襲うのが容易ではなくなる。さらに防衛システムを大いに取り組めば、店内の安心安全にも取り組める。 こういうやり方は力を持ったからこそ、両者にとってWINWINの関係かつ安心安全の関係になれるものなのだ。(犯罪を寄せ付けない力こそ必要な事。)


 それではこのお話を終了にさせていただきます。 ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
  性善説~終了~犯罪








 私は犯罪による被害者を減らす為には、性悪説をもっと取り組む必要があると思いますよ。 そうすれば万引き多発で店を潰さなければならない人が減るはずですし。各地での犯罪被害もある意味性善説の名の元になった犯罪が多いのですから。 性善説を唱えて殺されるというのはバカな話でしょう。 fin
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Rosie

お気に入りとして保存され、あなたのサイトが好きです!
by Rosie (2017-10-17 17:23) 

rz322727

 オウカハルです。
 ありがとうございます。
by rz322727 (2017-10-17 18:33) 

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