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第121回 モンスターペアレントと社会経済や教育現場と犯罪の関係性について [授業・雑記]

 今回は今日の朝にニュースで取り上げられたモンスターペアレントの夫婦が起こした事件で、いろいろモンスターペアレントがどのような悪影響を社会や教育現場に与えているのかという事を解説していく。
 今朝のニュースで取り上げられたのは、何でも子どもが運動会に風邪で出られなかったので、すぐにもう一度開催をしろと包丁を振りかざして脅したという脅迫事件という形になっている。 これに限らず今時の保護者は我が子可愛さのあまり学校に対して無理難題を押し付けるモンスターペアレントと呼ばれる保護者が増えているという現状がある。 今回のもその無理難題の一種だったわけだが、子供の一刻の幸せを願って行動を起こすにしては考え方が浅はかすぎるとしか言いようが無いな。さらにこういう行為が日本の社会や教育現場にどのような影響を及ぼすのかを考えもつかないような行動を起こすとは、そういうこと自体が引いては我が子や子供たち全体の不幸に繋がるという事までなぜ考え付かないのか?を解説していく。

 モンスターペアレントと言ってもピンとこない人も中にはいるだろう。学校に対する悪質なクレーマーと考えてもらっても良い。 このモンスターペアレントは自分の子供を最優先事項で学校に対して取り扱えという無茶な要求をするのが一般的だが、こういう扱い方をされた子供がどういうふうに育っていくのかを考えたことはあるのだろうか?いわゆるちやほや高待遇の状況下だ。こういう環境で育った子供は大体が傲慢な性格になり他の人々に平気で暴力を振るい、殺しもなんとも思わなくなる犯罪者思考の性格に陥っていくか、金遣い等が荒くなり将来借金をして財政苦に陥る状況になる可能性が容易に想像できる。つまり子供の一刻の幸せを願ったにもかかわらず、後の未来は暗黒の未来になってしまう確率が凄く高いという事だ。これは子供の立場からしてみればむしろ不幸を親が押しつけている状況にもなりえるだろう。 つまりこういう無理難題で子供を優遇させようとした未来は結果的に子供の将来の不幸に繋がっていくという事だ。ここまでを考えきれていない保護者は愚かな失格者だ。(結果的に子供の不幸を一心に願う馬鹿な親という事になる。)

 この子供の優遇や批判を多発して学校を変えていったが為に、今学校ではおかしな事態になっているケースもあるという。 学芸会では全員が主役というすでに学芸会の本質すら無視した意味不明の行為。(そしてなぜ気付かないのだろう?全員が主役をやる事によって目立つわけも無く、むしろ全員が目立たなくなりただの個性の無いコスプレ大会と同じになっていることを。 これでは人の個性を育てる事は出来なくなり、社会性においても下げる要因となってくるだろう。 そしてこんなことを続けると、日本の俳優などのタレント業や舞台の上で演技をする人の全体的なレベルが下がり、日本の発展の妨げになる要因の1つになる事になぜ気付かないのだろう。) テストなどでは順位付けなどをしなくなり、競争力の低下に繋がっていく。(確かにテストで悪い順位の場合などは「いじめ」に繋がったり、親としての威厳等の問題やら様々あるだろうが、無くす事により社会で生きて行く為の競争力を低下させることに繋がる事になぜ気付かないのでしょう。さらに順位付けをして今の自分の立ち位置を理解させることをしないと、進学に対しても悪い状況に繋がっていく事でしょう。具体的には、受験等で真剣に勉強に励まなくて落選する確率が高くなる。 競争心が無ければ、進学における優位な受験を目指すことは厳しい状況となってきますから。さらに就職に関しても受かる確率の低下などでの不利益を被る確率も高くなるでしょう。) それに一部の特待を目指して家計を支えようとする子供にとって順位付というものは、今後の運命を決める大事な要素になってくるのです。 そこまでを考えたことはあるでしょうか? 無ければやはり愚かな人という事になりますね。
 他にも1番などを子供に与えろとかいう保護者もいるみたいですが、子供の能力向上の機会を奪う行為だという事に気付かないでしょうか?1番を取るにはそれ相応の努力が必要という事です。それを得ずして得られたただ1番という事態は、能力向上の妨げであり学力低下などにも繋がる子供を不幸にさせる為の間違った行為です。それに簡単に取れないからこその価値というものでしょう。これが簡単に取れてしまうとそれ自体が意味の無い事になっていきますから。 全員が1番という言葉は、逆にも作用して全員が最下位という事と同義という事実に気付いていただけますかな? つまり皆が同じという事は、全員素晴らしいとも取れるし、全員最悪だという事にも取れてしまうという事です。 つまり子供の教育での平均化は悪影響に働く確率が極めて高いです。(子供が全て平均的に良いというのは、個性が無く人間性の低いただの普通という事になりますから。 社会の歯車を育てる今の教育に全てケチをつける気ではありませんが、歯車だけを育てても社会は回らないという事に気付いてくださいね。メンテナンスが無ければ錆びていきますし、スイッチが無ければ動き出す事も出来ないのですから。そういう個性が今の教育現場には必要なのですよ。)

 こういった事で子供の能力向上を妨げる要因となり、それが未来の社会全体の質を下げる状況になっていきます。さらにはこのモンスターペアレントの暗躍こそが現代の子供の学力低下の要因の1つにもなってきているという事です。(学力の低下は学校の教育方針や子供のやる気だけではなく、保護者の過度な介入によっても影響されるという事です。) 真に子供の幸せと成長を願うのであれば、まずは親の質の向上を先に行なうべきでしょう。その為には親は子供の為に何を行う事が良いのか衝動的に考えるのではなく、いったん落ち着いて理論的に物事全ての流れを考えて総合的に判断していく事です。(一度自分の考えを他者(第3者や学校の教育現場とか)から見た考え方を持つことが大事という事です。)

 それにこのモンスターペアレントの活動が学校全体の質の低下と教育者の犯罪率の上昇に結びついていることについても考えてください。こういうクレーム等で学校に無理難題で困らせるという事はつまり、教育者側のストレスや疲労をより高めるという事に繋がっていきます。という事はそのストレス等がたまりすぎるとそのはけ口が子供に向けられる確率が高まるという事です。もしくは教育者自体の減少や教育が十分にできないなどの悪影響にも繋がり、子供の学力低下に繋がっていきます。最近の教育者の事件が多いのもこういう事で教育者の不満がより高まりやすくなり、保護者から受けた無理難題というストレスが子供に飛び火として犯罪に駆り立てているのかもしれませんね。(これは1つの要因ですよ。)

 というようにモンスターペアレントという行為が多発して酷さを増すごとに、子供の幸せと学力がどんどん失われていくという事に繋がってきます。 それに過度なモンスターペアレントは犯罪を起こしてしまうまでになると、そのこと自体がすでに子供に対して不幸になってしまえ!という事になっている事に気付いてもらいたいものです。 モンスターペアレントの1番の被害者は実は子供ではないでしょうか?
 「幸せを願う事が逆に不幸にさせる。それは物事を理論的に考えられていない者のする悲劇だ。」という事を頭の中に入れておいてほしい。
 そしてモンスターペアレントに対してもっと責任という罪を重くしていくべきだと考える。なぜなら彼等は自分達中心の考え方で国自体を転覆させようとしていることに等しい行為をしているからだ。社会全体の仕組みを傷つけている存在なのだからな。
 私としては少しでもこのモンスターペアレントに該当する人達には国を困らせる愚者という不名誉な称号を授けたいと思っているよ。


 今回のモンスターペアレントについての社会等に関する議題の解説をここまでといたします。
 ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 モンスターペアレント~終了~国家反逆者










 さてさて今夜のニュースでよいニュース等が見つからなければ、明日も未成年者の犯罪について1つ解説したい内容があるので、公開する予定だ。未成年者が裁かれないから犯罪が増えていく要因の1つをね。

 音楽はCD派です。 fin
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