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第2592回 多目的避難所(シェルター) [建築]

 さて今回の話は避難所レベルが最低だから避難の判断も進まず、災害に遭いやすく避難所辿り着いても二次被害になったりする事があるという事で、避難所もレベルを上げるべきですよね? といった所で、海外に合わせるのでは芸がないですし、激甚化しつつある災害の脅威の中で安全性を保つ為にはもっと強化していく事が求められます。
 ただし専用の避難所を作った所で普段は他に使えないでは無駄の産物にされかねないので、普段は多目的利用可能な避難所であり、さらに避難所で避難だけする場所では実際の災害時に色々持ってこないといけないので、予めある程度の機能はその場所で有せるようにしておいてこその避難所だと思います。
 日本は人同士の戦争の記録こそ遠いですが、自然相手の戦争に近い災害には幾度となく巻き込まれており、甚大被害も数知れずでこれからも起きうること確定な状況では、戦争対策のシェルターよりも自然災害対策に向けたシェルターを作るとした方が作りやすいのではないでしょうかね?
 シェルターも避難所も意味合い的には似たような物ですからね。

 どの道いくら災害に強い町作りで町や住宅やビルなどを強化していくとしても古くからある物などを一気に刷新していく事は不可能に近く、ある程度長い期間は避難所なども多く用意していく必要性があるのだから先に必要不可欠な避難所の強化をしていくというのは大事な事ではないでしょうかね?
 いつまでも体育館や公民館などの普段避難所目的ではなくだだっ広い空間だからと使っているだけの場所を間借りしている様では、災害に対する避難も進まないでしょうからね。避難所で命は助かっても精神的に疲れるという状況では何の為の避難行動なのか?という所になる事も多く、様々な事情で普通の避難所などには行きにくい人たちがいる事も事実なので、この多目的避難所でも最低1ヶ所の地域には2つは用意しておく必要があるでしょうね。
 ある程度あまねく避難所を利用しやすいと言えるようにするためには、普通一般系の多目的避難所と全室防音対策をしっかりとした強固な多目的避難所の2種類をね。ただし、普通一般系の方にも寝室目的の場所には防音室が用意される形は必要でしょうね。安心して静かに寝られる事は明日への活力を高める事にも繋げやすいですから。

 それで本題の多目的避難所とは?という所に行きますけども、メイン目的はただ広いだけの間借り避難所ではなく、ホテルに近い形式の全室型の避難所の形を作り上げる形で、ゆっくり休めるような形でプライバシーの安全もしっかりできる作りを基本とします。
 ただしそれを避難所だけの目的では普段用では使われず無駄扱いですので、災害などが来そうな時や起きた時には避難所優先の形に変えるとして、普段は多目的に色々利用できる形で、遊び用の部屋やリモートなどの仕事用の部屋に勉強用の部屋やただの休憩目的利用に宿泊もできたりと、本当に様々な多目的利用で借りられる部屋として運用させる形で、さらに全室防音型の方は利用料金高くして主に大きな音などを出す事の作業や練習目的で使えるような形にすると、利用者はいくらでも出てくることになるでしょうね。
 基本的には数時間や日数単位でのレンタル借りられる部屋の形で有料利用していくという方向にして、様々な人に使える空間を用意していく形なら利用はしやすくなるでしょうね?
 ただそれだけの形にはせず、1階部分は何かと災害が襲ってくるので例に及ばず強固なシェルター構造とさせて、強固な守りの中で1階から下の部分には避難所でありながら小さな町の機能も有する形で、飲食店やスーパーなどに病院などの機能も入れながら娯楽施設なども入れて、避難所でありながら普段の日常の利用の形にも使える形にして、災害が突然来てもある程度は必要な物資や人材が揃っている状態で耐えられるような形を基本とします。
 ついでに必要物資のいくつかは作れる工場や屋内型での野菜生産工場などもあるとなお便利でしょうね。

 とりあえずは避難所だけでも単体利用でしばらくは持ちこたえさせられるような形で最低限の物資は自力で用意できる形にすると避難所としては強くさせやすく、経済活動なども回しやすいので避難所目的以外にも利用価値はあります。
 また避難所であるという所で、犯罪対策での一時避難所などにも使えるような形で作って、外部と遮断する形で内部だけでも生活できるような形にすると、より避難所としての効果性を高められるでしょうね。 その上で小さな町の形があるのならそこで秘かに働きながら生活していく事もしやすい形となる。

 ちなみに全室防音型の多目的避難所は主に赤ちゃんや小さい子供がいる家族やペットなどを連れた人が優先的に入れる場所としてすると、そういう人たちも気兼ねせずに避難しやすい形にできる。今の形では利用し辛いですからね。ついでに町の施設の方としても赤ちゃんや小さい子供向けにペット関連施設などを優先的に配置する流れでね。
 そういう辺りで分けると気兼ね考えずに避難所を利用しやすくなり、災害における被害を減らしていく流れにし易いという所ですね。

 ついでに避難所としての利用から感染症で別のがやってきた時には隔離部屋としての利用もできると考えると、本当に多目的利用の形で作る意味はあると思えるでしょ? その形で持って出入り口の形を予め複数用意しておきながらいくつかは専用の形でしか使えないようにさせる。そうすることで普段利用の人たちと専用利用の人たちの導線を分ける事にもしやすい形になる。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 多目的避難所~終了~避難所での町機能



























 これを行政や民間でも普段は利益としながらいざという時は避難所として避難の形は無料開放できる形の所がやれると良いでしょうかね。避難者の受け入れとして実績積めると、必然的に町の方も認めて支援などをしないといけなくなりますからね。
 むしろ民間企業などであれば、避難者への無料開放で大きな信頼が得られるとすれば、それは普通の利益以上の長期的な利益に繋げ易い形にもなるでしょうかね? 信頼は手軽にお金では買えませんからね。お金以上に失うのは早く元に戻したり得る形は大変な物ですから。

 ちなみに普段の出入口の2階以上の部分へは、地上が水没していても使える水圧式エレベーターの形を導入できると良いでしょうかね。水と電気を用いたエレベーターの形。初めから水を用いるからこそ大雨などの冠水時でも使える仕組みにし易くなる。 END
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