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第170回 牢獄都市(地獄都市)の建設 [犯罪対策]

 今回は犯罪者対策で少々ダークに行かせていただきます。私は常々殺人者の罪の度合いが軽すぎると発言していますが、これはその事件事故による加害者側と被害者側への対応の格差が酷すぎるから言っているのです。加害者側(殺人者)はその罪で罰せられなければならないのに、たった数年や十数年で外に出られて後は自由に過ごせること(罪の重さがどうの言われるが、加害者側は刑務所から出たら大体被害者の事は忘れてしまうものですよ。むしろ消えてくれて喜ばしい気持ちになるのでは?(本気で憎んだり恨んだりして殺した場合や事故で死なせてしまった場合などは。))に対して、被害者側は一生苦しむことになる事が多いというのはどう考えても比重がおかしいです。そもそも人を殺さない犯罪でも殺す犯罪でも同じような刑務所等での更生やムショ暮らしという事自体も人が死んだことに対する罪の重さを軽視しているからなのではないでしょうか?つまり私が言いたいのは、この国全体が人が殺されるや不慮の事故で死ぬことに対してその加害者に対してとても甘いのではないのか?という事です。力が有って殺した者が守られて力の弱い民が虐げられる法律など国民の為の法律ではなく、殺人者や犯罪者の為(守る)の法律ではないのか?という事ですよ。 それで今回は人が殺された事件や事故の加害者に対して、刑務所とは違うルール作りのされた場所への移動をしてもらうこの方法はどうでしょうか?という提案です。(ちなみに今回のベースのアイデアは少し前に出した移民や難民をまとめて助ける方法で、これの犯罪者バージョンという形で話していきます。)

 この都市は外の光がほとんど届かない地下に建設します。(多少は入るように工夫) ここに収監させる人は、何かしらの方法で直接人を殺した殺人犯(完全に殺す目的で行われた犯行に限定)・過失運転などの不慮の事故等で被害者達に対して助ける行動をせずに被害者が死亡してしまった事をした犯人などの完全に殺意ある行動や無責任な反応をする者達が対象である。これらは懲役刑の年数関係無くここに送られる。(ついでに執行猶予等はすでに関係無い。) そしてこの牢獄都市は基本的に一度送られたら懲役年数関係無しに出る事は出来ない。まさに地獄のような場所だな。この牢獄都市内では、入る時に首と手足に輪をはめて取れないようにしてから収監させる。(この後に話す場所や不用意な場所に行こうとしたときに自動的に電流が放射されて強い痛みを与えさせる。また無理に外させようとすると、人の命を落とさせるほどの電流を一瞬で与えさせるようにする。)そして入る時に個人の認証カードの作成と顔認証等を済ませる。中での基本的な身分証代わりと通貨の代わりとして使用できるようにする。(基本的に顔認証で使えるようになるので、奪う理由が無くなる。結果お金がらみの諍い等が無くなる。)都市の機能的には普通の都市と似た様な感じで良いが、いろいろ制約は置くようにする。(それほど自由性はない感じで。)で、一番重要な点がこの牢獄都市では法律や決まりは存在しないという事だ。(つまり無法地帯)なのでここでは人殺しも無罪となる。全ての犯罪が可能となる。(ただし牢獄都市は収監される人以外の人が存在せずに、あとは全て自動の機械しか無い為事実上犯罪者同士しか犯罪ができない事になる。)だから仲良くするのも弱者を殺す事も自由とさせる。(まあここに来る人は人殺しの犯罪者だけなので構わないというふうにしている。)まず基本的な部屋を一室選んで決める。(基本的に寝られる分の広さよりも少し広めぐらいの部屋で、残りがシャワーとトイレだけがついている部屋。 無法地帯の都市なので、各扉等の頑丈度や丈夫さは高めにしておく。)ただしその場所でも家賃が設定されていて、最初の一カ月は無料だが、過ぎて家賃を支払わないと入ることが出来なくなる仕組みにする。(無法地帯で安全な場所から放り出されたらどうなるのかな?(笑))それでお金の話だが、街のあちこちに仕事場を作りそこで働いてお金を得る形にする。(仕事に関してはいつでも何時間でも出来るようにする。大体が製造業。又は人力発電等。後は農業とか。)そして食糧に関しては、部屋と同じで最初の一カ月だけは食堂で支給されるようにして、残りはお金を払って買う形にする。 基本的にこの都市では、家賃と基本的食費(食堂での基本食のみ)だけは安く設定して、残りの施設費用や他の品は比較的高価に設定する。(ちなみに残りの施設等には、家賃が高いが広めの部屋なども用意させる。他はまあそこの状況で。) 基本そこでは苦労をしないと何も手に入らなくなるし、最悪飢え死にもあり得る場所にする。(刑務所等だと飢え死に等も無いからな。それにある程度の法や自由もあるし。 だがここには全てが自由という環境だけしか存在しない。) 少し言い忘れたが、男女は別々の都市にする。(壁で分けるが隣同士のような位置関係にする。この位置関係については後程解説する。)

 基本的には出られないとしたが、例外も用意させる。その方法は、その牢獄都市内で結婚を果たして最初の子供が高校を卒業出来たらその夫婦が外に出られる仕組みとする。 ただし先ほども述べたとおり男女別々になっている為、各都市の結婚相談所を利用して結婚まで進めるようにする。ただしこれを利用する為には、ここに収監される時の懲役刑が1~9の時は1年・10~19の時は2年という具合で、この年数分の間は利用できないようにする。さらに利用する為には両者共にかなりのお金が必要になる。そしてこの建物は各都市を結ぶ端同士の位置に存在させて、そこからさらに別の空間に行けるようにする。(つまり、牢獄:結婚:牢獄という関係の都市構成にする。それぞれ壁でまったくわからないようにして。ちなみに反対側に抜けようとしても、電流で行けないようにする。)そこでは見合いの場や結婚後の家族が過ごせる場所やその他の施設なども用意する。(こちらでは基本的に全てが安い価格で得られるようにする。+家賃代も無料にして。) ただしそこでトラブル等があって仲たがいした場合などは、片方の意見ですぐに分かれることが出来るようにする。(その後両者はまた自分の都市に戻る事になる。 入るのは難しいが出る事は簡単に。)この時に子供がいた場合は、自動的に地上の孤児院等に送られる。
 そして子供に関しては、過ごす場所は基本的(親や子供が申請すれば子供だけ孤児院等で生活をする事も可能。その場合は子供が会いたいときに会える様な仕組みにする。)にそこだが、子供だけ地上の学校機関に行けるようにする。

 こういう仕組みを作り上げると最短でも20年はここにいなければいけなくなる。(罪で1年+子供が出来るまで1年+子供が高校を卒業するまで最短18年=20年)これでかなりの効果を生み出せる。 その効果というかこれをする意味とは、最初の地獄のような無法地帯での生活には、自分が犯した罪の報いを受けて反省する場として利用する。また無法地帯という事なので、自分が奪った命がどのような思いで死んだのかの気持ちもわからせる意味合いを持つ。(つまり自分が犯した罪の重さを深く理解させる場所であるという事だな。)次に結婚そして育児という段階なのだが、一般的に見ると幸せが与えられて良い状況になっていると思われるだろうが、この段階では人の命の大切さと自分が奪った命の重みを感じて反省と育児などの大変さで命を育むことの大変さと大切さを覚えさせる意味合いを持つ。(それとこの状況では幸せが感じられる時が大いにあるだろうが、子供が育って重要な場に出る時でも自分達が出られないという苦しみも同時に味わって、罪の重みも同時に味わう機会にさせる。) そしてこの長い期間は無理をして出る事だけに心血を注ごうとしても無理が生じるものだ。そして少しでもダメになる事があればすぐにでもまた元の地獄へと戻されるという状況にある。つまり罪を深く意識して反省をしつつ家族や命を大事にする心を持つことが出来なければ、更生が出来ない過酷なプログラムといえるだろう。 そしてこれだけの状況下にすれば被害者にとっては苦しみが少しは緩和される状況となるのではないだろうか?(今までに比べれば。) そしてこの牢獄都市から出てこられた家族は、被害者遺族に対して深い反省の気持ちを込めて生活して行ける状況となるであろう。

 このプロセスはまさしく「地獄に降りてくる今にもちぎれそうな一本の蜘蛛の糸」というわけだ。


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 牢獄都市~終了~地獄都市








 今の日本には本当にこういう場が必要なのでは無いかな? さて休憩をそろそろしてから、マイロード最終章への道を語り出すとするかな?(すぐやるとは限らないが。) E N D E N D
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