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第2655回 オーバーツーリズム対策 段階的入場料&通行料 [NEWビジネススタイル]

 さて具体的に観光分野に入る前にもう1つと言った所で、今日は観光問題となっているオーバーツーリズム対策に関してですね。まあ人が集中するから問題となるというのがその問題なのですけども、無料開放して客集めしまくるからそういう方向になり易く、結果満足度などが低下して観光地としての魅力が下がるという無策状況になっているわけですね?
 これに対する対策はとても簡単ですよ。場所や道における入場料や通行料をどこの観光地やその道に対しても設定した上で、最初は安く設定しながら人が増えていくと段階的に値段を増やしていき、このままでは込み合うという少し前の段階で一気に超高額化させて、どうしても行きたいという人以外は少し時間を置いてから来てくださいという形にすれば、過度に人が込み合う状況は回避できますし、それまでの通行料や入場料で観光収入にすることもできます。
 またこれらの形は込み合い始めると高くなるという事で込み合う前に行こうとする心理と時間を分けさせる目的に込み合う状況では入りにくいという所からの希少性は作り出せて、なおかつ快適な観光巡りができるから満足度も高めやすいという多重効果になっているので、なるべく無料開放にしたい所でも最低価格はワンコインで、少しずつ倍加させながら問題発生の込み合いになる前に一気に10~50万ぐらいの価格設定にすれば、大概の観光客は客入りが落ち着くまで諦めるでしょう。本気でどうしてもという人はお金を支払えば入れる設定に留めるのがコツですかね。
 一部の金持ちたちはそれでも入ろうとしたりするので、基本的に問題になる前でキャパ限界の5%切る前辺りで行うのが良いですかね? そして逆に客入りが少ない時の入場などには特別な特典を付けますとかやると、逆方面の希少性も付与できますよね?(行うタイミングは基本的に閑散期) これうまく操作すると、観光地側と観光客の心理戦にて程よい込み数で観光がさらに楽しくなるという方向に持っていく事も可能ですね。
 希少性とは作り出すものであり、それをいかに作り出せるかが観光地としての魅力度を大きく引き上げる形になるのです。ただ単純に無料開放で誰もが入れる気軽な場所では魅力度もそこまで高くならない。

 富士山とか多少危険な場所で安全な山登りさせたいならば、休憩所とか宿泊所に滞在数時間or宿泊利用で特別なアイテムプレゼントとか行えば、安全な移動にさせやすく数もある程度ばらけさせられるのではないでしょうかね? まあそれに加えて入場料を段階で用意するのも大事でしょうが。
 弾丸登山したら特別なアイテムなどが貰えませんとか特別な宿泊メニューで美味しい思いが出来ませんとかやると、外国人の弾丸登山客はかなり減るのでは? 安全を作りたいならわざとらしい誘導で魅力値を高めさせるのも良いのではないでしょうかね?

 あと他のオーバーツーリズム的な部分では観光地としての面と普通の一般住民の生活区域が重なる部分とかもあっての問題もあるようですが、これは可能ならエリアを分ける事が大切で、交わらない形を基本とさせるのが良いですけども、どうしても交わってしまう部分には入場規制を設けた上で、その場所限定のツアー形式でしか観光客は入る事が出来ない形で特定人数のグループ毎に現地の特別ツアー形式で観光巡りができるような形で移動&行動を制限させる方向にすれば、地元住民への被害を極力減らす流れにしながら希少性のある観光地として発信させる形にし易いでしょうね。

 他のごみ問題は街中に観光客が気軽に使えるごみ箱が無い事がそもそもの始まりに近いので、きちんと観光地には用意する事や場所を設置しにくいなら無人巡回型ごみ箱などで観光客などのごみを無料回収などできる形にすれば、ごみのポイ捨て問題はかなり減らせるし、入場などに合わせて特別なパスなどを購入できるようにさせて、それと連動してごみをきちんと入れられた状況でポイント付与や一定数入れると特別なプレゼントありとかの形にすると、協力もしてもらいやすくもなるのではないでしょうかね?
 ちなみに地上走行の無人機が通りにくい場所は飛行ドローンに各ごみ箱の小型中型搭載して飛び回って回収してもらえばよいでしょうかね。ついでに簡単なドリンクや携帯食に酸素や衛生用品などを移動販売させられるとかやるというのもありかもしれませんけどね? …少し割高で。
 それらの無料利用料の部分は初めの入場料や通行料から負担してもらう方向なら仕組みとして作りやすく問題被害の発生を減らす流れにしていきやすいと思いますね。

 ただ協力してもらったりするだけでなく、それがお得になったりもする行為ならより協力的に参加するようになるでしょうからね。スマホ連動型アプリでマナーの良い行動を心掛けると後でプレゼントなどが貰える仕組みとか付くというのもありでしょうかね? 無法スマホカメラ抑制効果。
 禁止だから駄目というよりも協力しないと良い物が手に入らないという方が協力させやすいでしょうからね。まあ禁止表示はあるだけ良いですが。禁止行為をさせない形を協力すればお得になるのならそういう行為は慎むようになるでしょう? 無視すればするほどお得が無くなっていくのならね?(例えば入場料や通行料があまりにも無視が多いなら自然と割高になるとか?)


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 オーバーツーリズム対策~終了~段階的入場料&通行料



























 観光地はいかにしてその場所の希少価値を高めて満足度を引き上げるかが大事な要素になってくるでしょうね。 END
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