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第2766回 防災対策で必要なのは、個人よりも町の防災と災害用の特別救助部隊創設 [授業・雑記]

 さて新年大地震からようやく報道もそこそこ入り始めて状況の深刻さが伝わってくる感じですが、基本的には救助の人手が足りないとか車が使えず救助や支援物資が送りにくいという所が現状最大の課題のようですね。
 人手が足りないに関しては、少子化で日本の全体数が少なくなっている現状では半ば仕方ない事ではありますが、足りないならばいかにブーストできる方法をと考えれば、リモートから動かせる各種無人機を町中に用意しておいたり、普段はビジネスで使う用の形を災害時には使えるようにしたりする事である程度備える事は可能ですし、使いにくい車に代わって水流交通に出来れば様々な面で災害に強い交通手段を構築させる事が可能であり、どちらも努力次第でどうにかできる物であります。
 まあこれらは基本的に災害時の共助や公助に当たる部分であり、自助中心の日本では浸透しにくいのでしょうが、全体的貧困を抱えて普段生活する事でさえ厳しい人たちにお金持ち並みの自助を求める方向性自体が間違っていると言えるのですがね?

 どこかの政府基準で、自助7共助2公助1とか言う災害時に町や国は基本助けてくれませんとか言うふざけた物は、国民を助ける責務を放棄した内容の物です。そしてその設計自体も年収最低500万円以上の人たちを基準にしている物でしょうから、それ未満の普通の人たちでは人扱いすらされていないとも言える状況です。
 私が考える中では自助3共助2公助5ぐらいの割合が様々な災害に対応できる形と考えており、個人にばかり防災を求めていても被害が0になる事はあり得ませんし、金がない人ほど被害は拡大していく事になります。
 海外の防災はかなりの割合で公助部分が4~5ぐらいはありますからねえ。日本が責務を放棄しすぎているだけと言えます。その辺が災害大国であるのに危機意識の欠如とも国民を助ける義務の放棄とも言える部分でありますね。

 防災で大事なのは個人よりも町側にあり、災害に強い町作りを目指す事は基本であり、特に大事なのは交通やライフラインを途切れないようにさせる対策作りで、それがうまく作用できれば、自助部分は大きく引き下げる事が可能です。現状はライフライン防災は無対策に近いので、そこから取り組みながら災害時でも機能しやすい交通手段として水流交通への切り替えも行なっていければなお町の防災機能は高まっていくでしょうね。
 ちなみに防災というのは大地震だけに留まらず、大雨災害や台風に大雪害など他にも様々にあり、それらは基本的に年中オールシーズン(全季節)訪れるわけですから、町自体の災害対策こそ大事と言えます。それを疎かにしている様では、停電は人災であり雪の立ち往生は日本の伝統観光となるだけで災害をそのまま受けて被害を拡大させるのが日本の悪しき伝統という事になるだけです。
 というか電柱にしていて整備が毎回必要だからこそその分電気代も高くされているのでは?あれが大手電力会社の利益の部分であり、停電で多くの人を苦しめてでも利益を取りたい大手電力とかそういう構図では?
 新規電力や最近勢力増している太陽光方面から電柱送電以外の方法確立していった方が電気代も安く安全も作られやすくなるのではないでしょうかね?

 そしてもう1つ大事なのが災害が起きた後の救助などはどうしても必要になる部分であり、現状は支援要請を受けてから出動という流れですが、それでは大災害の時ほど救助が遅れて手遅れになり易いです。
 故に現在は自衛隊という所ですが、その枠組みの中に災害時特別救助隊などの部隊を作り上げて、日本各地や世界で起こる災害に対して、すぐに即応して動ける災害時特別救助を専門とした部隊を設立(常設)した方が良いのではないでしょうかね?
 基本的には日本の国内で起きる災害に対しては、災害が起きた直後から支援要請や最高上位の命令なく1部隊単位で速やかに現地に赴いて情報収集をしながら必要な支援救助も行える体制を構築しておき、支援要請や国からの命令によってすぐさま現地で活動を行なえるような形で動けるようにできれば、救える人の数は今よりも多くできると思います。
 それに救助方面の専門部隊構築であれば、それ専用の装備を普段から用意しておくのも容易いわけで、災害状況に応じて自衛隊の中から組み出していくよりも災害救助に特化しての形であれば、行動はより早くできる事になります。

 自然災害は戦争よりも不確定に襲ってきて日本だとほぼ毎年のように襲ってくる物ですから、それ専用の部隊設立を基本として作り上げて、自衛隊の補助要員としても使える形で専用枠で募集を掛けたらそこそこ人は集まりそうですけどね? むしろ自衛隊よりも人が集まって補助をどこまでとするかで色々問題が出来そうな所でもあるでしょうけど、基本的に今の日本では救助目的の部隊の方が国の防衛能力としては1番役立つ部分でもあるでしょうね。
 それは世界の相互共助の部分においても非常に役立つ力であり、色んな国との助け合いの関係を持てれば、それは国の防衛にも繋げていきやすくなりますから。

 電気供給で面白い運用は前にも言いましたが、船に専用でソーラーパネル大量に積み込んで広げて展開できるようにさせると、大量の太陽光発電が可能になり、そこからケーブルなどで繋いで町の方へ送れる体制を作り上げると、海側限定で即席海上発電所を構築させられて便利ですけどね?
 船で作るのにはいくつかメリットがあり、その船自体も電力型で充電可能な形にできる事と、天気が悪くなったら場所を適時移動して発電効率を維持させやすい所ですね。
 ケーブルは海底部分にいくつかターミナル作り出しておいて、水中ドローンで接続させられて町側に送れるようにさせると、効率よくなるでしょうね。
 どうせなら漁船などにもソーラーパネル積んでもらって、似たような形にさせれば漁師の副業にももってこいだったりして。 太陽光発電は基本的に今後海に活路を求めていった方が良いとも言えますね。世界では大規模海上太陽光発電とかやっている所も増えていますから。まあ台風などが頻繁に来ない所を中心にですが。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 町の防災~終了~災害時特別救助部隊



























 ちなみに水流交通だとそのまま天井方面にソーラーパネルも設置して稼働させやすく、水力発電+太陽光発電というW発電によって電力確保&送電網の確保にも繋げやすいメリットもありますけどね?
 活用できる場所を活用しないで経済が盛り上がると本気で思っているのでしょうかね?無能な政府やそれに従う市区町村は? END
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