SSブログ

第2781回 変革の時?自民党 だが、いつもの政治パフォーマンス疑いも [授業・雑記]

 さて今回は政治資金パーティ裏金脱税問題で揺れる自民党の話題ですね。安倍派の幹部は現状見送りになる模様ですが、それ以外の高額の重鎮は立件方向で見られているし、二階派も叩かれてさらに追加で岸田派にも捜査の手が伸びて叩かれる状況となり、午前中はそこまで来る事も無いと踏んで余裕の岸田総理が午後には一転岸田派の派閥解消も視野に検討すると言い出して自民党自体が大きく揺れたみたいですね。

 ただし報道各社は知っていた。結構前から派閥解消風を吹かせながら途中で止めたり、解消して少し状況落ち着くとすぐに復活させまくってきた自民党の歴史がある事を。つまりいつもの政治パフォーマンスである可能性が十分にあり、見せかけの国民騙しの観測気球的に言いながら国民からの追及を総理自体は逃れたいと思っているという事みたいですね。
 それでもそれがただの政治パフォーマンスでいつもの事としてやっている事であれば、それで逃してはいけない状況であり、自民党では派閥の解消と再復活はいつもの事であるから、永久に復活できなくなるまで許してはいけないでしょうね。ま、そもそも現在捜査の手が及んでいない2大派閥は残る気満々でいるようですが、安倍派はこれだけの逮捕者と疑惑塗れで次の選挙にまともに向かえない状況では、派閥解体も普通に検討しないといけない状況には追い込まれている模様。
 ただし、解体というよりも分裂に近いその後の状況になる可能性は高く、大きな安部派閥が消えて、小さな10~20人ぐらいの小派閥複数に分裂する可能性も普通に残っており、派閥自体はずっと継承されていく可能性は普通にありそうですね。そしてそれに伴う裏金脱税も継承されていき、自民党自体が文化として持つ裏金作りの形での政策活動費とか政治家支部組織からの直接企業献金裏金などは継続して裏金脱税を続けて、麻生派などはそこからの収益が大きいようですから、派閥政治および裏金脱税の文化は自民党が自民党である限り永遠に続く可能性が基本という状況だと思っておけばよいという所ですかね?

 そもそもの派閥で分かれるというのが本来は政党で分かれるというのであれば国民からも選ぶ基準で分かりやすいのだが、政党の中で勝手に派閥が作られてそれに国民の選ぶ権利が及ばないというのは民主主義に対する裏切りであり、派閥の中での力関係で物事が決まっていくのもまた反民主主義で行う政治の形であるから、自民党が派閥ごとに分裂して少数政党それぞれ戦うという事ならまだ分かるのだが、国民を大きく騙す事を中心に自民党という物で覆いをかけて行う形は民主主義に対する敵対行為であるという事ですね。
 派閥では政治の中身からして違う物であり、民主党が立憲民主と国民民主に分裂した物と大して違いはなく、そうやって分裂して国民から認めてもらおうとしないのは民主主義をしたくない意思表明の形である。
 派閥が政党で分かれるならばよいけど、政党内で派閥を作るとそれは反民主主義であり国民に対する裏切りでしかない。国民から選ぶ権利を剥奪している裏切り行為だからね。自民党に票を入れていたと思ったらそれがいつの間にやら共産党の票としてカウントされていたような事が起きているわけですからね?
 本来の派閥という物自体は名前が変わって政党という形になっているのだが、その中にさらに派閥を作って政治をしようとする事が民主主義として間違いの派閥政治だという事です。派閥ではなく政党で分かれるのなら問題ないのだけどね?そう考えると現状最大野党の立憲民主が実は1番与党に近い人気を得ているとも言えてしまうわけだが。

 それで現在自民党内で派閥形成している麻生派などは、派閥じゃないと政治家の育成が出来ないとかほざいていますが、という事は自民党大本では烏合の集まりだからそれは政党ではないと言いたいのでしょうかね? ある意味自民党自体を大きく否定しているような言葉にしか聞こえないのですよね?政党内派閥政治を主張すればするほどに自民党というのは、ただの偽装の産物でしかなく、国民をうまく騙す為だけに作られた大きな政党なのだと。
 そこに大きな詐欺集団があると麻生副総理は言いたいのですかね?詐欺集団の陰のトップであるから。

 岸田総理から見ると現状は裏金問題で自民党は火だるまにされつつあり、進むも地獄戻るも地獄な状況で、派閥残した所で国民からの信認の大半失って世界からも白い目で見られるよりは副総理を裏切って政党内での立ち位置が崩れるとしてもより生き残れる可能性のある方を選ぼうとしているという感じですかね?
 まあ、国民から失望の目で見られ続けて、こんな総理は要らないとされて安倍元総理に似た状況で殺されるかもしれないという思いがあるのなら、派閥残して死ぬか派閥消そうとして総理の座が崩落していく中で足掻くのかの選択を迫られた時に死にたくはないと選んだ結果なのかもしれませんがね?


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 派閥一時解消もいつもの政治パフォーマンス~終了~派閥と政党



























 結局派閥が残っている限り自民党は何も変わらず、派閥を一時的に消した所で再復活しても何も変わらず、それとは別に政治家個人単位でも無限に作れる裏金状況を何とかしないと根本的な解決にはまだほど遠い状況にある事は言えるでしょうね。
 政策活動費の記入金額は5000円から行なうぐらいの徹底さが欲しい所ですよね?5万円とかならまだ裏金にしようとすればできる金額設定ですから。5万円設定は裏金脱税を諦めていない証です。
 END
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感