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第212回 資本主義社会の崩壊 序章 [世界問題]

 さてこのブログもようやく静かになって落ち着いてきたところで、字面だけ見たら恐ろしい内容を話していきます。 ちなみに、序章と題していますが、続きでやるわけではないので注意を。(あくまで今の世界を見た時に思う事としてとらえている為。)

 さてこの内容は12月にも考えていた内容だが、年始に入ってもあまり考えている方は少ないようなので、忠告交じりに話していこうと思います。(言っときますが今回はカテゴリでもわかるとおり日本だけの話で語るのではなく、世界に対しての忠告という内容です。)
 今世界ではある種の時代の移り変わりのような時期に差し迫っているような状況である。それはグローバル化による世界とのつながりよりも自国の存続を一番重要視にする流れである。これは移民難民や海外との繋がりなどによってそれぞれの自国民の社会に対する危機が増大しているので、これを止めて自国の保守を優先させる動きの流れである。 それでこの流れを日本では良くポピュリズムと称しているが、人々の不安自体はそれぞれの国には確実に存在する為に、この一言で一蹴するような真似は弱者に対する差別発言とも取れる事になる。
 それで今世界が自国を優先させるような動きに変わりつつあるのだが、実質的な問題に気が付いて行動しようとしている国は少ない。(というかほぼ無い。) 今のこの動きは、移民や難民などが入り込んで仕事を奪ったり国の財政を使わせるような事となったり、海外との繋がりによって海外に会社などを建てた方がいろいろお得だからと言って国内自体の仕事数が減ったりなどで、その国の人々が職に満足に付けない様な状態となり、貧富の拡大や貧困層の増大により不満が溜まっていき、それが爆発した様な形が今の流れであるような動きと捉えている方が多くを占めると思う。だがそれは本質的な問題においては氷山の一角クラスにしか過ぎない事である。この流れのままに改善を行なおうとしても、救えない人は大量に残されて再度大噴火が起きる事となるだろう。結局この資本主義社会の中では、仕事が無ければ生きて行く事は出来ない。なのに納得の行く需要と供給には絶対にたどり着く事は出来ないという中で、半数以上は切り落とされることになる事を分かっているのだろうか? そして資本主義の一番の項目である頑張れば誰でも裕福な生活が送れるようになるという神話はすでに崩壊している。そして切り落とされた半数からさらに多くは、生きる事すらやっとかもしくは常に命の危険と隣り合わせの人生を送るしかない状況下となっている。 この辺りで気付ける者はいるだろうか? 資本主義であり続ける限りいくら自国を優先させるような流れを取ったとしても救う事は出来ずに切り落とされて命を奪われる人を無くす事は出来ないという事です。 この資本主義社会は頑張ればその努力は報われるとか、誰であろうとも億万長者を夢目指せる社会であるとか夢幻のような言葉で語る事が多いですが、これの逆の言葉を考えたことはあるでしょうか?つまりこの資本主義社会における絶対に避けられない負の面という事です。それは、報われたり億万長者になれた人以外は切り捨てられるという事です。そしてこの報われる確率は1割で、報われない確率が9割で1の人達を助ける為に、9の人達を犠牲にしなければ成り立たない社会主義だという事です。 これで満足できますか? つまり資本主義でやろうとしている限り大勢の命や人生を犠牲にし続けないと報われられる事は出来ないという事になるのです。 この構図は分かりやすいでしょう?たった数%の富裕層の為に90%以上の人々が頑張らなければいけないのですから。そして今の社会状況下では、新たに富裕層に入る為の方法は限り無く状況となっていて、良くて普通悪くて貧民に落ちるしかない状況下となっています。この決まった構図から上がる事難し落ちる事安しの状況下では、不満は増大し続けるしかなくなる事でしょう。
 今現在の資本主義を少しでも取り組んでいる国では必ずといっても言い事柄があります。それは一般的な生活基準以下に存在する人達がいるという状況です。この人達が存在し続ける限り不満の連鎖が消える事は無いでしょう。これは資本主義をやり続ける限りは必ず存在してしまう現象だからです。だってその人達が居なければ資本主義が成り立ちませんから。資本主義とは常に多くの犠牲を求めなければ存続できない主義だからです。 そして今その成り立ちが限界に差し迫っている状況が、今のこの流れの本流でしょう。

 つまり結論で行くと、資本主義という主義自体に限界が来始めているという事です。資本主義によって淘汰された人の数が一定以上を超え始めている現状において。 この流れを完全(一時的でも)に抑える為には方法は2つあります。1つは独裁によって弱者を完全に切り捨てて民以下の存在として人以下の扱いにすれば危険分子が消えて当面は解決できます。(ただしこれは繰り返し行っていく必要がありますが。) もう1つは資本主義において犠牲にされる人々に対して、貧困を0にして最低が普通の環境にさせるという事です。こちらは国民全員が生きる為の最低限全てを保障される必要がある事です。つまり万が一職が無い人でも衣食住の最低限が全員に確保される状況という事です。 現在日本では生活保護というシステムが存在しますが、これでも最低限が確保されるわけではないシステムで、現在日本の貧困率は急激に上昇をし続けています。ちなみに確かなデータによると、日本の貧富の差という物は世界でアメリカに次ぐ第2位という不名誉?な位置に存在しています。この状況ではいつか日本もアメリカの二の舞になる事は言うまでも無くなっていく事でしょう。(まあ自民党が一党独裁政権を続ける限りは起きないでしょうが。最近その色をより濃くし始めたし。) 今の日本では独裁の名において弱者をどんどん切り捨てていく政策をしている事はご存知ですか? 年金然り少子化対策等然り若者対策等然りなど、弱者に位置する人達を次々と切り捨てていき、1億総活躍と称しているが内心は5000万くらい生き残ればそれで良いと考えているのではなかろうか?(要は東京にいて自民党を支持する者だけを生き残らせて、それ以外は切り捨てるというようなやり方で。) 皆さん覚えていますか?「保育園落ちた日本死ね」という言葉を。あれは東京一極集中からなる出来事がかなりを占める事だというのに有効な解決策は1年経ってもあまり普及していませんよね?もうあの言葉は総理の頭からきれいさっぱり忘れ去っているのではないでしょうか?(もちろん聞かれればそういう事もありましたねという言葉で返すだろうけど。いわゆる過去形) 敷地面積率と人口密度を考えてもかなり無理があるし、対して保育者などへの待遇力も低いし、このまま東京一極集中を続けて行こうとしてもいずれそう遠くなく限界を完全に超える事になるでしょう。そうなれば東京は犠牲を強いる首都となるでしょう。子供を捨てて仕事を取らせるという名のね。つまり少子化促進。そして促進された少子化は、日本の社会を大きく蝕んでいく事となる。(もう少し進めば年金システムが完全に崩壊するし、国の借金がさらに加速して増え続けていずれはギリシャを超える財政破たんへと進むだろうし、介護の手などの減少により見捨てられる老人等が増えて、最後には人口の大幅減少により、社会経済の成長がほとんど停滞以下になっていく事になる。)

 「あなた達はそれでも、たとえ犠牲を強いてでも資本主義社会でやっていきますか? 知人や子供達を死に追いやったとしても?それでも進んでいけますか?」


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 資本主義社会~終了~崩壊への序章







 ちなみに少し違う事ですが、私とは別の海外ではかなり有名な方も私と似たように今の社会主義の終わりみたいなことを発信しているみたいです。 1つの社会主義の分岐点に来ているとか言う感じで。
 私は資本主義という物は、使用期限が存在してその期限が終わりへと差し迫っているか、もしくはもう過ぎてしまっての今の流れかな?というふうに感じている。 資本主義は甘い話で多くの人を犠牲にして成り立つ社会主義だから。 資本主義は初めから欠点が大きすぎた主義だったのだから。そしてその欠点を国のリーダーたちが覆い隠して、良い部分しか伝えなかった。だって国民の多くを犠牲にさせる主義であったからだ。9を切り捨てて1を幸せにするやり方だからね。 END
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