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第2874回 学校校則の民主主義改革 生徒会主体による政治と選挙の教育 [教育]

 さて今回は少し前に出来なかった教育に関する話ですね。
 学校校則の問題が古い体質のまま改善されなくて、今の時代に全くそぐわない状況のまま放置されたり、昔の旧帝国時代から続いた形での多様性を排除して制限ばかりで自由を奪う事を主体としたり差別的な拘束だったり、果ては髪型を厳しく定めたり女性の下着の色まで厳しくさせて汚いおやじが下着のチェックをしようとする最低な学校校則まで残っていたりと、独裁教育がいまだに残って問題になっている学校もあります。

 それでいて普通であれば学校長や教員たちが直すべきはずなのに昔からの伝統とかどう直すべきか分からないとか言った具合で変えられずに残す事で悪い文化を継承している状況まであり、それに乗じて学生たちに不快な思いで縛ろうとする悪い大人も多くある状況は流石に学校教育体制として正しくなく、大人たちが学生を一方的に大人の価値観で縛る形は民主主義教育に相応しくなく、民主主義教育を主体とするならば、ここは学生たちに任せる形で学生会や生徒会が主体性をもって学校校則を変化させて行ける形を取っていくべきではないのか?という話です。

 そして同時に生徒会などを中心とした学校校則の変化の仕組みは、校則の在り方を自由に議論して多数決まで取っていく形での民主主義政治の勉強教育とそれに付随する形での生徒会役員メンバーの選挙の活発化から実際の政治向け選挙への勉強教育方向にも活用する流れに出来て、どちらも学校教育の中で学生たちに主体性をもって自分たちに深く関わる学校校則を用いた政治と選挙の勉強にさせていけるのなら一石二鳥ともなりませんかね?

 それで具体的なシステム案としては、まず基本的な所では学生たちの選挙などで選ばれた学生会や生徒会などが主体となって学校校則を自由に変化&守らせる事が出来るようにする形として、それは対象範囲が学生の範囲に留まる形とします。
 そして賛否を問うのは生徒会(以降生徒会で統一)の役員メンバーのみで選ばれるわけではなく、きちんと学生全体の意見を聞いて賛否を問う形で、生徒会は意見をまとめて議論を重ねてどんな校則にするべきかと決めた上で、全学生に決めてもらう形を基本とします。
 その流れでは新校則案が決まり次第、周知に1~2週間は用意して、その後学校選挙アプリなどを用いての選挙投票形式で、賛成が反対を上回れば校則として新しく採用される形で古い物があれば更新されるなどしていくという形になりますが、実際の投票の形は「賛成」「反対」以外に「興味なし」などの第3項目を追加しておき、実際の賛否の計算式としては、=賛成-(反対+(興味なし/2))の形で+なら成立でーだと不成立の形となり、興味無しなどの人数が多くても不成立となる仕組みで、確実に賛成を集められるような校則改革案を作り出していく事が必要となっていきます。
 逆に言えば無茶な校則案を出した所で、大半が興味を無くせば、普通に廃案とされて不成立にされるという所で、純粋な賛成反対の票だけで決めさせないという所での校則案の周知徹底の必要性とおかしな点が無いのかを再度見直させる目的なども含まれています。

 さらにこのシステムに加えて、生徒会を決める役員選挙においては、基本的には信任投票みたいな形式で行われるのですが、それは必ずしも年に1回だけの形ではなく、毎週の生徒会の支持率にも影響して緊急選挙が開かれる事も可能という形で、常に学生たちの生徒会に対する期待値を数字で表して生徒会が正しく学生たちの模範となり、学校を住みよい場所に変える為に頑張っているのかどうかを分かりやすくさせられるようにします。
 生徒会の形と共に毎週アンケートの形で生徒会を支持するかどうかのアンケートに軽くチェックを入れるだけの形で、こちらも形式的には「支持」「不支持」「興味なしor今後に期待」という3つの選択肢を用意して、こちらも=支持-(不支持+(興味なし/2))の計算式を用いて、+状態ならば継続という形で、-が1回で危険域判定とし、同じ生徒会の状態で2回マイナス判定がされると緊急で再度生徒会選挙の形を行ない、1~2週間の準備期間ののちに再度選挙投票を行なって新生徒会役員を決める形とし、例外判定として生徒会長はその状態の選挙において連続で生徒会長になる事は出来ないとします。(普通に問題なく1年過ごした場合は可能)
 さらに前役員の半数以上が残っている状態で再度緊急選挙を行う形があった場合、その前役員たちには1年間の選挙立候補禁止のペナルティを付与する形とします。

 これらは問題が改善されない時の緊急予防策の意味合いを持っている形です。
 その上で現在の校則に不満を持つ人たちなどを中心に新しく生徒会を決めていく形が取れれば、生徒会運営はどうにかなりますし、ほとんど毎日のように生徒会の動きと政治や選挙の勉強を常としてできる状況においては知識や行動精神が鍛えられていくでしょう?
 この学校校則においての生徒会は学生たちが役員を決める事ができ、その決めた役員たちが作り出す校則改革案を判定して、学校校則の学生たちのルールをどんどん新しくしていけるという実感と経験は、確実に教育の形で学ばせて力にしていけるでしょうね?

 それは未来の日本の政治家を力強くさせて、自民党のようなぐうたら裏金脱税政治とか民主党のような頼りない政治家を作り出さない新たな政治体質を作り出す為の教育にもなるでしょう。
 若者に政治への興味が無いのはそういう教育を全くしてこずに独裁的な形で校則で縛り上げてきたから起きた物でしょう? 教育もしてないのに興味や関心を持てと言われてもかなりきついのですよ。
 全部自己学習でできるのはよほど身近に興味関心がある人だけですよ。若者全体に教える為には、きちんと学校の形から教育させるべきです。

 ただし、私が今回いう内容は主に公立学校での形で、多様性を作り出していく意味でもこの形が良いと思う所であり、私立においては私立は独自の教育体系が存在する事から校則もその方向性で作られている物として、私立は私立のルールでやってもらう形とします。
 故にこの生徒会による学校校則の自由変化とそれに付随する政治と選挙の勉強教育は、公立学校での独自カリキュラムとして、民主主義と多様性を守る形とします。


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます
 生徒会主体の学校校則改革~終了~学校での政治と選挙の教育



























 この状況でだと普段だと生徒会の魅力に関して薄いと思う人が多い中では、学校校則を自由に変えていける権利を持つという所で魅力に思う人は多くなるのではないでしょうかね? 実際は学生たちの賛成多数によって決まるのですが、校則改革案を作って出すのは生徒会のお仕事であり、そこから周知徹底で色々変えていける流れが作れるのは大きな魅力だとも思いますね?
 ただしその流れで状況によっては公立学校同士での転校もある程度自由に行えるという形を加えると、バカな校則を作る流れは消え去るでしょうね? どうにもならないなら転校すればよいという最終手段がある状況では、その学校校則においての魅力が0になれば魅力を感じない人は入らないという形で、廃れてしまえば変えざるを得ない事にもなりますからね。
 まあその方面である意味廃れる公立学校が増えた場合は、男子高校や女子高校をその分増やせば問題ないという所でもありますが。1つの共学が潰れた原因が校則関連である場合、共学で起きた間違いならば、男子校や女子校に変えればその辺の問題は起きないという事でしょ? 問題が起きなければ共学のままで良いのですがね? 学校教育END
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