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第177回 対津波対策用自動作動防御障壁  +未来の津波対策の方法 [建築]

 さて今回はいつぞやで津波対策の事を少し話した(防波堤の代わりの物の事)と思うが、今回はそれをより詳しく説明する。さらに近未来の技術(今の技術でもギリギリ作れると思うが、私のブログで登場する各無人機クラスの性能が最低条件だ。)を使えばさらに便利な津波対策の壁を作り出せるような仕掛けの説明もしていく。

 今回これを題材に挙げたのは、今の津波対策として国が挙げて作成している高い防波堤だが、費用の割に効果が薄いというか逆にマイナスになりそうなことを推し進めているからだ。津波を警戒して高い防波堤を作る為に、景観や景色などを全て潰して、それに関する産業や観光事業すらも潰そうとしているのが現状だ。(結果的にはそこに人があまり住めなくなるケースになる可能性が高く、地方の活性化の妨害にもなっている。 命を守って人を住めなくするのは果たして良い事なのか?) さらにこの防波堤では、津波を完全に防ぐことはできない。(当然の如く、それ以上の高さの津波が来たら無意味だからだ。むしろ水の逃げ場が無くなり被害が拡大される恐れも発生する。) まあそれでもそれより小さい津波は完全に防御できるため、無いよりましという事には変わりない。(ただし建設期間と費用はかなり発生しているみたいだが。)

 それで今回の本題だが、私が考える方法はすでに一部存在しているものとみられる方法(私はこれにさらなるアレンジを加えている)なのだが、海に防御障壁を配置させて、津波が来た時に浮上させて津波を抑えるというやり方だ。(正確的には陸の上に設置するか、海の中に設置するかの違いだが、上下移動が出来る場合は、景観等の確保と船等の往来のしやすさの確保と津波対策が同時に取れる条件となる。) これと似た様なものはすでに水門として存在するのだが、こちらは普段は海中にあり、津波発生時に稼働(正確には地震発生時)させるやり方だ。このシステムも確か東京都では取り組まれていたはずだ。(もし確かな情報な場合は、東京は大事だが被災地のある地方は大事ではないという事が浮き彫りになるような方法だな。)
 ただしここから私のアレンジを加えていく。この既存の方法では、大きな壁を1枚作ってそれで防ぐという方式みたいだが、それでは今までの防波堤とあまり変わらずに欠点も同じままとなってしまう。ならばどうする?とした時に、1枚の大きな障壁では越えられて無効化にされる恐れがあるとした時、1枚だけに頼る方式ではなく、複数の障壁で威力を緩和させて規模を縮小させていく方式で行けば、大津波にも対抗できる方法になるだろう。 つまり大きなのを1枚だけ用意するのではなく、中くらいを配置した後ろにもある程度の間隔を空けてさらにもう1枚配置して、さらに心配ならもう1枚追加といった具合の構図にさせる。(確固たる安全策で行くなら、5~10枚くらいあると安心かも) これならば障壁に当たるたびに威力が緩和されていき、実際の街に届く頃には大した被害が出ないレベルか途中の障壁でブロックされる状況となるだろう。 そしてこちらの方式であれば、全部完成する前に津波が襲ってきた場合でもすでに出来ている物を作動させて威力の多少の減少効果は見込めるので、そういう意味でも役に立つ。 欠点は起動プロセスのチェック体制と、単純な防波堤よりも費用と時間(全部を完成させようとする場合。)がかかる恐れがある事だな。

 別の方法として、街等の直撃の被害だけを無くす方法もある。(言っとくがあくまで街などの一カ所限定を守る方法である。他は知らん。) こちらの場合は海に設置をするというのは同じだが、設置する物は巨大な棒状の物体だ。これを斜め(海側が尖るような配置。 簡単に表すと 海<陸)になるように配置していき、その棒同士から水をはじく効果の高い物質や機能のある板状の物を出現させて、棒同士の隙間を埋めるように配置させて、<状の壁を発生させる。(棒の部分だけを非常に強固な作りにして、高さを10~30メートルクラスまで作れば、大抵の津波を防げるだろう。) ちなみに形からして分かるように、防ぐ為の壁ではなく逸らすための壁である。要は勢いを別の方向に向けるだけという事である。これなら棒状の物体の強度さえ高ければ、撥水の板はそれほど強度が高くなくても大丈夫という事になる。 そして先にも説明したが、守る場所の他の場所に関しては、きっちり津波の一撃が直撃することになる。 ただしこの方法では、直撃は防げても横から浸水してくる水に対しては防ぐことは不可能なので注意。(ただし費用と作成時間はかなり低くできる。)

 そしてここからは未来的な方法になるのだが、今までに挙げた内容はどれも設置までに時間がかかり、一度設置をしたらそこだけしか守れないというのが大きな欠点である。さらにメンテナンス等もいろいろと面倒がかかったりもする。 そこでこの壁の部分を無人機の船に積ませて、津波が発生しそうな時にすぐに即席の壁を建設して被害を防ぐ形に持っていく方法はどうだろうか?という内容だ。 詳しい方法としては、無人機の船を大体常時海上の同じ位置上に漂わせる形式を取り、地震発生時等で津波が起きそうな時に現場周辺に展開できるような仕組みにする。そして2つの船で両端に位置させて、まず衝撃に耐えられるように海底に対して固定できる重り(船と海底の位置が固定化できる強度の物)を打ち込み、そこから船同士の位置がずれないように互いに固定させるようにさせて、その繋いだ場所から壁を設置させていくという方式にさせる。(さらに強度を高める場合は、四角形で繋げるようにして、津波が来る面だけに壁を配置できるようにする。複数枚の壁で順次連結して壁の建設をさせていく方式にすれば十分な強度が得られる。) 壁に関しては、折りたたんで展開させる方式など(又はパーツごとに分けてとか)を取れば、船に積み込ませてから展開をさせる事も可能となるだろう。 さらにこの壁に追加で撥水機能を追加して反発によるさらなる威力の減退や、高熱を発生させて一部蒸発により威力の減退などの機能も追加させることも可能であろう。(ちなみにこれは上記の方法でも可能。)
 さらには熱線砲などで、津波自体を全て蒸発させるなどで防ぐ方法もある。(似た様な例で行くと、冷凍砲で津波全てを凍らせて勢いを殺すとか。) こちらは無人機での自由な行動が出来る場合でのみ可能な方法である。(最悪津波にのまれる危険性もある為、有人船はお勧めしない。)


 さてさまざまな対策法を載せましたが、果たしてどれが有効策なのでしょうか? 場所や地形によって全部効果が変わってきますからね。どれもただの防波堤よりも効果がある事は見込めますが。
 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 津波対策~終了~無人機








 無人機+熱線砲での津波対策は意外と有効かもね。そもそも熱線砲だけでも効果はありそうだけど、1カ所配置で動かせなければ効果が低くなりがちだから、無人船で数をそろえる手法で行けばかなり有用策になる恐れも。 少々反則だが、戦車砲を時限式等で爆発させる砲弾にさせて、津波に対して砲撃して打ち消すなども効果があるでしょう。(ほぼ無茶な案だが。だがこれを例にしていくつかの案が考えられることが可能。) GEND
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