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第13回 日米地位協定 このまま変わらない場合の最悪のシナリオ [沖縄米軍基地問題]

 日米地位協定を見直して(調べたりニュース等で見た時)見た時に、これから起きるかもしれない最悪のシナリオがどんなものになるのか、私が想像したもので話していく。(地位協定がこのまま変わらずのままの時に、起きるかもしれない未来(0%ではない))

 一番わかりやすい例では、アメリカ兵がテロ行為に近い事が行え、もしした(何百人を殺した場合)としてもアメリカの基地に逃げ込みさえすれば、それほどきつい刑になることは無い可能性があるという事だ。 これに近いものが今沖縄で一番有り得る可能性が高まっている。それは、沖縄県民が「アメリカ兵はいらない」とデモ活動を盛んに行っているが、もしこの時にこのデモ活動を良く思わない一部のアメリカ兵がいた時に、そのアメリカ兵が銃を持ちデモ活動をしている人たちに無差別に発砲したとして、そのアメリカ兵をその場で捕まえる事が出来ずに基地に逃げられるもしくは、その場にいた別のアメリカ兵(装った場合も)によって身柄を押さえられた場合も日本の裁判所ではできずに、アメリカ任せになってうやむやにされる可能性がある。(むしろデモ活動を鎮圧して喜ばれる可能性も有り) もしこんなことが仮に起きた場合は、沖縄県民VSアメリカ兵の形で、アメリカ兵が自己防衛として容赦なく発砲してくるような事態にもなりえる可能性がある。(まあ、こうなったら事実上の戦争状態になるがな。 言っとくが、今の地位協定の状態では、こういう発想をアメリカ兵のうち1人でも考えようものなら行えてしまうという状況を察して考えてほしい。)
 この例を見ると最悪、日本にいるアメリカ兵が日本人全員を皆殺しにしたとしても、罪には問われない可能性だってあるという異常な内容であるという事だ。 この文だけを見たら、日本はアメリカの植民地だと思ってもさして違いはなかろうな。 要は、日本でのアメリカ兵は現地の者に捕まらなければ、何をやっても許されるという事が日米地位協定によって決められている状況にあるという事だ。(ああだから、昔の日本政府はこれが分かったから、なるべく本島に一番遠い沖縄にアメリカ兵を集結させるようにしたのか。つまり生贄と)

 こういう状況がいかに深刻な状況であると分かってもらえたと思うが、この地位協定は今までで変えようと思ったら変えるチャンスはあったのに、自民党も民主党(現民進党)も変えてこなかった実績がある。そも昔の日本政府は自民党であり今もそうであり、真に国民の安全と平和を思い、変えようとすれば変える努力はできたのに変えようとはせずに、このまま変える気は一向に見えないとすれば、それは日本国民全員をアメリカに売ったと見る事も出来るのではなかろうか?(もし自民党がこのまま政権を取ったとして、地位協定を変える気が無いのであれば、自民党は国を売った国家反逆者として見られてもおかしくは無いのではないのか?(少なくとも今の沖縄から見れば似たような感情に行きつくと思われるがな。))
 それにこの地位協定を変える準備をしようと以前、アメリカから案を出されたことがあったのだが、その内容が日本で日本の防衛ができる軍を持つという内容だったため話を蹴ったという事もある。(この時は日本が自分自身を守ることはしないとしていたので、話が無かったことになったが。)
 では、今自民党が候補として挙げている国防軍みたいなのがあるが、これは地位協定とは何ら関わり合いが無い他の国と共同戦線を持つためのものである。(つまり自民党が今のままで国防軍を設立しても、地位協定を変えることは無いとみられる。)

 この状況下で、地位協定を変える事はできないのかという話に行くとすると、今の話し合いの状況や日本が何の見返りをアメリカに渡さないという状況では、難しい話だろう。日本国民が被害者になるとしても、その犠牲を持って現在まで日本という国が存在していられたので、犠牲者になるのはいやだから出ていけと言われたとしても、日本の国は自分の国を守れるだけの力が無い状況の今では、国としては何としてでも日本に留まってほしいという事が本心であり、これを変えるためにはやはり日本国を日本国だけで守れるだけの必要があり、自民党が今言っているような国防軍が必要なのだが、私の考えでは、自民党は国防軍を設立したらほぼ徴兵制を敷くだろうと思う。(今の日本の国民の気質で、日本のために死のうと考えるものが少ないだろうと予想される状況では、無理やりにでも兵に付けようとするだろう。 だがこれを行った時に、日本は滅亡へのカウントダウンが始まる時だという事も言っておく。理由?少子高齢化で若者を兵にしたとき確実に経済が傾くからだ。そして兵の若者が先に死んでいけばいずれ滅ぶ。) 私としては、国防軍は今日本にいるアメリカ兵をアメリカ本国に送り返す状況にするためには必要だと思うが、今のこの世界の状況で人の兵隊はそう多くはいらないと考える。 私の考え方では、今の自衛隊の数を2/3から半分ぐらいまで減少させて、その分の数以上を全て無人機やロボットに任せるという案だ。 実際の場に置くのは無人機等に任せて、人は日本内部の安全な場所で指示をすればよい。(無人機はよく殺人のおもちゃだみたいな事を言われるが、防衛のためだけに使うのであれば一番都合がよいのではないのか? 今の状況でも無人機に任せる事が出来たら、自衛隊の苦労はかなり減ると思われるが? 無人機はよく攻撃のためと思われがちだが、今の会社警護をするような会社でも、無人機であるドローンを使って警備をしようという話になっているじゃないか? それを国単位で行ったとして何が悪い?)


 以上がこの国に起こる最悪の未来の可能性と、それを無くす対策としては何が良いのかの案である。前にも言ったが日本がアメリカにおんぶにだっこの子供では、何も前に進むことができないという事である。 (今現段階で一番国を滅ぼしそうな政党は自民党だがな。何が国を滅ぼす要因なのかを理解しようともし無い為)
 以上を持ちまして今回の話を終わりにさせていただきます。今回もすごーく長いものをお読みいただきまして誠にありがとうございます。(ほんと毎回長編読みきりだな私) 終了
タグ:政治経済
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