SSブログ

第135回 沖縄での機動隊の土人等の差別発言についての解説 [政治経済改革]

 さて本題に入る前に今日鳥取県で震度6の地震がありましたね。私が住んでいるところにも震度4ぐらいできました。今回の地震も熊本の例がありますので、しばらくは要注意で見ておいた方が良いでしょうね。
 それでは本題の前置きとして、先日沖縄でデモ隊の進行妨害の役目をしていた機動隊の一部の人間がデモ隊の罵詈雑言のお返しとばかりに沖縄県民に対して土人等の差別発言を投げかけて問題になったという事がありました。この発言は同じ日本人であるにもかかわらず本島と沖縄では格が違うというほぼ人種差別の発言で沖縄のかなりの人が怒る状況を招きました。そしてこの発火した火に油を注いだ人もいました。大阪府知事が機動隊を擁護する発言をしたことです。 今回はこの問題の相互の状況も見ながら解説していきたいと思います。(まあどっちにしろ私は沖縄も同じ日本国民であるという認識で沖縄擁護側ですけどね。 そういえばこの問題は、他のデカいニュースに隠れて本島ではあまり解説されていないことが多いし。)

 この機動隊による沖縄県民のデモ隊に対する差別発言は、デモ隊が機動隊に対して基地等の建設反対の意味を込めて罵詈雑言を含む言葉を散々投げかけた後に発せられたという状況みたいです。まあ普通の状況下でそんな事を言われたらやり返したくなる気持ちは確かにあり、分かる気持ちもありますが、この機動隊は何をしに沖縄まで行っているのかという事です。まさか差別発言をしたくて行っているわけではないでしょうし。(そうなら問題がさらに根深くなるが。)基地等の工事をする事の防衛の為に行っているわけでしょう?(デモ隊が工事の妨害などをしないように。)つまりそれは沖縄のデモ隊とぶつかりあう事が既に分かっている状況という事です。これが意味する事は、デモ隊が自分達の行動を妨害する機動隊に対して罵詈雑言を吐く事はあらかじめ予想されていた事態という事です。あらかじめ予想がつく状況で正しい行動は、何も言わずに岩のように不動で行動を阻止することに徹する事です。そしていらぬ闘争が発生しないようにすることです。それなのにこの一部の機動隊の人はそれに対してお返しとばかりに土人等の差別発言で、あたかも沖縄県民は日本人の中でも1番格下か日本人以下の存在のような発言をしたというのは、沖縄県民を見下しているという事です。
 ここで沖縄県が抱えている問題に少し目を向けてみましょう。今沖縄は米軍基地を多数日本から背負わされていて、島全域のかなりの割合をアメリカに取られている状況です。そして日米地位協定のせいで米兵の犯罪が多発して非常に迷惑を受け続けているところでもあります。そして今回の基地移設も前の自民党に忠誠を誓った沖縄県知事(政府犬)と日本政府によって強行的に話を決められて起きている事柄です。この事柄だけを見ても政府が沖縄を同じ日本の民だとは思っていないことは明らかの状況下です。だって沖縄の今の意見を全く聞かずに話を進めて先へ行こうというのですから。ちなみにこのやり方は、中国が国内で土地を持っている人の土地を勝手に奪い取って建設をやる超独裁的行為と全く同じ状況という事も覚えておいてください。 つまり今の政府が沖縄を日本の奴隷が住む地域だとか認識しているという事ですね。だから強行できると。それでそんな政府に反発して妨害活動を行う人が結構いるという状況です。(ほとんど構図は、日本版 「政府VS反政府活動家」という状況下の流れになってきているでしょう。)そしてこの状況下でも本島に住む人達は自分達沖縄県民を平等に扱ってくれているという状況が今まであった(一部扱っていない人もいる事も事実だが。)というのに、この機動隊の直接の差別発言は沖縄県民を深く傷つける事に繋がった。雰囲気と直接ではかなり度合いが違うだろう。雰囲気でもかなり傷つく事は傷つく(それが日常とみられているのはかなり由々しき事態ではあるが。)のだが、直接の差別発言を機動隊が言う事は、機動隊が信用できない組織であると沖縄県民に教えるようなものになってしまう。そして本島に住む人達への軋轢や疑いの目が向けられる事態にも発展していくだろう。 そして沖縄と他県での溝が出来てしまうと、日本の現状が非常に危うくなっていく。(最悪沖縄が日本から脱退する可能性もある。 と同時に、アメリカ基地が45道府県のどこかに分配されることになる。 東京は無いだろう。沖縄の例を見る限り。)
 そしてもう1つ沖縄を見捨てているような政府の行動は、もし有事の際は沖縄本土を火の海にして日本本土を守ろうとしている事だ。(つまりトカゲのしっぽの部分という事だ。) この理由は、アメリカ軍基地が有事の際に狙われやすいという事と関連している。つまり狙われやすい所をなるべく1か所にまとめておくと、防衛時に有利になれるという事だ。(捨石だな。)沖縄は以前の対アメリカ戦の戦争時でも狙われたように、位置的に狙われやすい位置に面している。ここに同じく狙われやすい基地を集中的に配備すれば、突発的な有事の的にできてその後の防衛行動をとりやすいという事だ。(だから捨石で火の海) つまり政府は沖縄が戻ってきてからも、沖縄はいざという時の捨て石ぐらいにしか感じていないという事だな。

 その状況でも私は、沖縄も日本の島の1つに入れて対等な関係を築くべきだと思う。 ちなみに私が改革をするとしたら、アメリカ軍基地は全て要らないな。ただしその跡地の何割かに沖縄防衛用の日本独自の基地を用意する必要はあると思うが。そしてもう1つ、45都道府県と沖縄の島を海底トンネル(又は海上道路等で。)で陸路で繋ぐ事も視野に入れておきたいと考える。(いざという時用に。 そしてついでに、様々な島にも行けるように。)


 それでは今回はここまでといたします。 ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 沖縄~終了~日本








 さてそろそろ大きいニュースが無ければ、前回の予告の内容を出しますかね。苦しみを、経済の不利益を発生させないためにも必要な事ですから。それにその苦しみから楽に逃れたいと思う事は誰にでもある事ですからね。さて私が言っている意味がこの時点で分かる人はいるのでしょうか? finale
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0