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第294回 旅行業界騒動「てるみ詐欺くらぶ」事件 [犯罪対策]

 さて最近は大騒動が目白押しとなっていますが、こちらは後に沿ってのんびり解説していきます。(緊急性が高い内容に関してはすぐ解説を入れるが、それ以外はのんびり気味。) ちなみにカテゴリでは犯罪対策となっていますが、その要素は多くて3割であとは事件についてのあれこれの解説となっております。 ついでにタイトルでは本事件の容疑会社の名前を少々加工しています。(本説で出すから詳しくは省略) にしても大規模な詐欺事件は後を絶ちませんね。性善説を信じる人の多さと、偽りの平和に騙された平和ボケの方が多く存在する国だからこそ成り立つのでしょうが。 今回の話も日本で隠されている犯罪の1つに該当するでしょうね。(表に出ていない隠された犯罪の数々は日本ではまだまだ数多く存在しているという事。これはその1つ。)

 さて、長い前説を抜けてようやく本題へと行きますが、今回の大規模な詐欺事件は「てるみくらぶ」という旅行会社が突然航空チケットやホテルのチケットが使えないや取得されていないなどのいわゆるお金を支払ったのにサービスが返ってこなくて客達が大迷惑と被害を被った事件で、さらに少しした後に今度は破産申し立てで破産確定な状況になり、すでに契約してお金を振り込んでいた人達にはほぼお金が戻らない状況にされて、これは大規模な詐欺事件ではないのか?というような状況になったことが大体の事の次第である。 今回の詐欺事件に関しては、すでに自転車操業で破産が目に見えている状況だったにもかかわらず、新規の契約でお金を少しでも騙し取ろうという動きが見られる為の大事の懸案となっている。会社社長は断じてないと発言しているが、破産直前まで新規契約をしていたという事実の上では、全てが虚言という事になる。 さらに旅行会社が入る保険のような所にも加入していたみたいだが、それでも破産後の客への保障額が1%程度というのは誰がどう見ても詐欺事件である。 この時点で本気で謝る気があるのであれば、個人(社長&経営者幹部)の借金を大幅に増やしてでも全ての現在契約している客に対してできれば全額だろうが、最低でも10%~50%は保障する気概を見せないと、謝る気持ちは無いという感じに見られる。 どうせ騙されたカモたちがうるさくバカのように騒いでいるというぐらいにしか思っていないだろう。
 そも今回の騒動の原因は、このてるみくらぶが旅行業界の中では大幅な格安料金でのプランを多く提示して客を取っていたという事だが、この方法は昔は成功していたみたいだが、今は日本人の海外旅行よりも日本に観光に来る外国人の方が増えたことや、当時は大型の飛行機が多かったが今では中型の飛行機が増えた事等の理由により、経営が大きく傾いて行ったという状況だ。 この格安料金の裏では、飛行機やホテルなどでの空いた席や部屋を有効的に埋めるという手法を使って各空港会社やホテルなどから格安で手に入れたサービスを客に売るという手法で稼いでいたそうだ。しかし先ほどの説明した理由で、飛行機内の空席率が昔よりも減少して、どうしても取らせる為には客に提示して契約を取った金額よりも高い金額でチケット等を取らなければならない状況が増えて、結果今のような自転車操業からの破産へと至る道になったというわけだ。 東芝と同じく、昔の調子のよかった手法が今でも同じように通用すると信じ込んでの最悪の結果という事だな。商売においての過去の英雄手法は今の時代とそぐわない場合は、全くの老いぼれ元英雄状態となるという事だ。時代の流れにうまく乗れなければ、意味が無いというのは大体どの業界でも同じことだな。つまり慢心した結果客すらも騙さなければ経営できない状況になり、最悪の結果へと至ると。

 このてるみくらぶの旅行金額に関しては、同業他社の比較的安い料金よりもさらに安い金額が提示されていたが、料金の即時一括支払いを要求するなどの普通の旅行プランにおいて不審点が多く見られた点について、客が安さ目当てでうまく騙されまくったというのも今回の事件が大きくなった要員の1つだろう。(まあ即時一括支払いに関しては割引も含まれたみたいだが、その時点こそがよくある詐欺の常とう手段だろう。) 皆さんは聞いたことがあるのだろうか?「うまい話には裏がある」という言葉を。これを商売やサービス系の話で置き換えると、「安い金額には裏がある」という事になる。まあ当然の話だな。他よりも安い金額というのであれば、何かしらの方法で他よりも安くできる要素があってこその話だ。それにこういう事件は前にも起きて大事件になった事例をヒヨコのようにもう忘れている人達が多くいる事も実情。格安バスでのスキー旅行者(主に大学生だったはず)で、バス料金を減らす為にわざわざ高速を降りて危険な道に交代無しに突っ込んで死者が大勢出たあの忌まわしき事件を。もう頭の片隅にすらも忘れてしまったのでしょうか? 今回は死者は出ていませんが、どちらも格安料金の元おきてしまった事件です。 こういう格安料金の安さの裏には、人災での人死にが出るか大勢の人が大金を騙し取られるなどのリスクが常に付きまとうという事です。 日本では安全が第一な思考が多いですが、安さを求めて安全性は簡単に捨てられるというのはおかしな話ですね。 今回の事件も最悪的に行ったらてるみくらぶが航空機運営までして大量の死者が出たなんてことまで本当の最悪のシナリオの中にはあったでしょうね。(何でも事業拡大の兆候があったみたいですし、飛行機の席が取れないなら、自分達で確保と考えれば想像つくでしょう。そして整備不良等で墜落と。) 今回のケースはそこまで行かなくてある意味良かったですけど、格安料金設定には安全性や旅行代金に関しての安全性に保障が一切持てないという事は、これから頭の中に入れて考えて行動する必要は大いにあるでしょう。 逆に高い金額でも詐欺の可能性があるし低い金額でも詐欺の可能性があるという状況で、適正金額を自分達で見極めてちゃんと自分達で確認をしてから旅行プランなどを選び取る知識が必要です。 こういう話を食材などに置き換えれば、話が早く理解できるでしょう。賞味や費の期限が迫る食べ物は安くなりますし、形が悪いなどの理由でも値段が下がりますし、時期を過ぎたでも安くなります。安さには理由という裏がちゃんとあるのです。安いのにどこも悪くないとなれば、それは何らかの情報が隠されていると疑う必要があるでしょう。食の安全性は重要視するのに、命の安全性に関しては無頓着というのはおバカの典型例になってしまいますよ?安い事には裏があるという事でその裏の理由を探して調べる必要がありますね。(まあ騙されてもいいやや、死んでもいいやというのであれば関係無いですが。(笑))

 あなたの人生はその金額で大丈夫ですか?

 また今回の事件で新たに被害者が生まれていますね。それはこの春新規で働く新入社員の人達です。事業拡大を当時企んで人員確保を狙っての行動でしたが、その人達が働く前に破産してしまい、その人達が置き捨てられる状況となりました。ある意味この人達に対しても詐欺行為をしたという事になるでしょうね。貴重な就活の時間を無残にも奪い去って捨てたのですから。何かしらの責任は負わなければ、完全な「てるみ大詐欺くらぶ」ですよ。 やるとしたら、就職の援助活動や知り合いの同業他社などへの無理を言ってのお願いなどでしょうね。(もちろん個人(社長等)負担で)


 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
 てるみくらぶ~終了~詐欺事件








 さて、今現在街作り編第2弾を構想中です。 今度は今までに何度か話していた鉄道関係での大幅な再興案としての街作りの1つとして考えています。 まあもうしばらく時間は掛かる予定です。(今の所どこでも電車の企画案で思考中) 前回とは規模やスケールがさらに違う形で具体的な内容にまで入るので、好ご期待。(確実的に300は超えそうだな。)  さあ次はスキー虐殺事故辺りか? fine
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