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第2539回 世界経済と戦争 左右するのは資源と人口数 [世界問題]

 さてG7広島サミットが終了して色々解説報道が始まっている感じですけど、今回のサミットはタイミングと場の提供という意味では岸田総理の良い点が強調されましたが、それも岸田総理個人の資質というよりもタイミングがよかったという事に過ぎないでしょうね。
 ウクライナのゼレンスキー氏がどうにか来れたから素晴らしい物に変わっただけで、調整が合わなければ変わり映えのあまり無いいつもの状況に収まっていたという事も普通にあり得る状況で、主役はゼレンスキー氏とインドのモディ首相でしょうね。岸田総理は場を整えた名脇役レベルの活躍ですかね。
 議長国だけどもあくまで役割は脇役で、主役はウクライナとインドという所で、2国が揃ったからこそ良い物となっただけでしょうね。 基本的にG7の国々も基本的に日本が場を提供してインドと会話できる事が良い状況という所でもありましたし、全面的に日本に脇役ありがとうと言う所で、インドとの話し合いが出来るサミットだったという感じでしょうかね。

 現状の世界の場面はアメリカ・中国・ロシアという3国体制からそこにインドも交えた4国体制でインドは中立という立場で世界情勢に大きな影響を与え始めているという状況ですね。そして次の経済の中心地は少しずつインドに変わりつつあり、中国にいつまでも依存していてはいけないという所で、今後は中国よりも信頼関係を置きやすいインドと仲良くなってインドの急激な経済成長の恩恵にあやかれるような形を目指すのが良いでしょうね。
 既に経済成長力では日本を大きく抜いているインドですから、中国と共に経済から転げ落ちるよりもさっさと乗り換えてインドを立てながら共に成長を目指せるようにして行く事が日本企業として今後必要になってくるでしょうね。そうしないとインドに全て抜き去られて寂しい物になって行くでしょうから。
 インドに経済の全てを抜かれる前に今のうちに親しく仲の良い関係を築いて、インドを引き立てながら日本企業はしばらくサポートに回って共に歩める形になってから動く方向で行くと良いでしょうかね。

 インドならば中国と違って大規模なパクリで割を食うとか極度な情報統制や極度なスパイ法案で気に食わない外国人不当逮捕に他へ移ろうとしたら有り金全部置いて行けとかヤクザな事はしないでしょうからね。そういう意味でも仲良くしやすい関係であり、その上でこれからの経済成長の柱になって行く国ですから今のうちに仲良くなっておく事に損なことは何もないでしょうね。
 確実に経済的立場としても日本より上に立ちそうな相手なのですから、仲良くなって共に歩いていける状態になるまでは日本企業はサポート等に徹する形でインドの下支えをしていくという形にするとよいでしょうかね。 サポート等に徹するのは日本得意でしょうし?

 世界的な危機の回避という意味においても中国の不当な領土拡大抑止に繋げる目的としてもインドには経済力としても中国を上回るようになって欲しいし、そのサポートは民主主義各国としてもやって行く事が世界平和に繋げて行く道の1つになると思いますね。
 インドは基本的に中立的な立場であり、武力的領土拡大の野心はあまり無く、基本的には専守防衛としての立場が強いので、中国みたいに経済が強まると野心溢れて周りの国を飲み込もうとしたり核兵器戦力の増強に繋げるという所まではいかないので、安心は持てる国でしょうね。
 今現在核兵器保有している事だって基本的には中国が核兵器保有しているから防衛用に持っている事が強いでしょうね。時に核兵器で脅してくる可能性がある国と付き合おうと思ったら同様に核武装して脅されない形で付き合う必要があると思っているでしょうし、インド自体は中立であるためには自国を守れるだけの戦力保持の為に核武装は半ば仕方がないとも言えるでしょうね。
 インドは基本的に輸入大国であり、最近になってようやく自国生産の体制を強めに掛かっていますが、現状防衛戦力も大半はロシアやアメリカからの輸入に頼りきりですからねえ。それでも空母を保有できたのは強みであり、それは1つの大国としてのステータスでもあるので、インドには今後経済的な方向で海上経済の安全の為の抑止力にもなってもらえたら良い所ですね。
 中国が幅を利かせて経済妨害を仕掛けにくいようにしてもらえるように。その辺はインドにとっても邪魔でしょうし。 日本とインドの間に必ず中国がいますので、基本は海路の安全維持の為にもインドには力を付けてもらう方が良いという所ですね。

 基本的に現状はどこまで行っても中立的立場を崩さないインドであり、ウクライナに対しても可能な範囲での支援はするというけども、ロシアに対する立場はあまり変わらず、どちらかに極度に肩入れはしないけども世界がなるべく平和になるようには務めるという所で、インドは犠牲はせずに今後の利益と平和に繋がる所で支援はしていくという所でしょうね。
 それにロシアからエネルギーを購入しまくっているとは言っても、同時に買い叩いてることも言われており、他の国に相場で売られるよりも安く買い叩いているならば、結果としてロシアの利益を減らす流れにもして行けているわけであり、それが出来るのは中立国で脅しには屈しない国であることが条件で、ロシアの核の傘に守られている国が買わされる場合はロシアの言いなりで買わされるだろうから、その量を少なからず防いでロシアの総取得利益を減らしているとも言えるわけでしょうね。
 まあそれと同時にインドの経済にも+に働くわけであり、必ずしも犠牲を払ってもでも味方であるわけでもない中立国に言う事を聞かせたければ、ロシアよりも安くエネルギーを売れる環境をどこかの国が用意する必要がありますよね?

 中立を止めてどこかに肩入れして欲しいなら、平和でもって犠牲を取れというよりは利益も平和も取れる形での経済の流れを作り上げていく必要性があるでしょうね。犠牲を取れとした場合それで失われるのはインド人の命ですから。ウクライナを助ける為にインド人を殺せという要請にインドが納得するわけないですよね?
 故に平和と利益の形でロシアからエネルギー購入を止めて欲しければ、別の安いエネルギーを売れる環境を用意する必要があるという事です。その国は民主主義同盟国というわけではなくただの中立国ですから。
 中立国は中立国で仲良い国としか身を守り合えませんが、その代わり現在の3大国家体制の枠組みから外れて不条理な犠牲を支払う事から逃れる事も出来ている。故にそういう国に言う事を聞かせたいならば、経済的にお互い利益になる事から始めていくのは普通の形でしょ?というだけである。大国連合の勝手な価値観押し付けて共に不幸になれというのは違うと思うわけですよ。

 だから中国やロシアの蛮行を止める為に必要なのは、世界平和の為としての協調犠牲ではなく、経済を中心軸として経済成長と平和構築の為に共に経済成長していく為に必要な形でお互いに利益になる方向で目指して行くのが必要な事です。
 その為に今後民主主義国家が必要とする物は、大きな人口と経済成長の形に合う形の社会的資源やエネルギーの提供体制を十分に整えていく事であり、いつまでも天然資源に頼りきりにならず、今を生きる為の未来を生きていく為のエネルギーや資源は自分たちの手で作り出して行きながら共に大きな経済成長の方向性で世界に争いを無くして行く形で共に歩けるようにすれば良いという事です。
 その為にはあらゆる資源を作り出して行ける農業や畜産類は必須でさらに爆発的に増やしていく必要があるという事ですね。牛さんのゲップによるメタンガスも大気中に放出させずに室内型で特定の場所に集めて可燃ガスに変えられれば、天然ガス資源は必要無くなりますので、牛さんは減らすのではなく、可燃ガス資源を作り出す有益な存在として扱って行くべきでしょうね。
 牛さんは地球温暖化の敵ではなく、むしろ天然資源を使わないようにして世界を守る為の味方であるという事ですね。まあ大気中にメタンガスを出させないようにさせる工夫は必要ですが。ガスを作りながら食肉用や牛乳生産にもなるならば一石三鳥くらいですか?


 それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
 世界経済~終了~作り出して行く人工の資源





























 いつまでも天然資源頼りでは未来がありません。人の時代を長く続かせる為には、あらゆる資源を今の人の手で作り出して行く必要があります。そうして資源を大量に作り出して行けるならば、それは確実な利益にも繋がりますし、平和な経済成長の貢献にも繋がっていくので、誰もが手軽に資源作りに携われるような社会を作り出して行く事も必要でしょうね。
 資源を作ったらそれで終わりではなく、それの改良やコストを安くさせたりする方向でもいくらでも成長に繋げていく為の形はあるので、より多くの人の知識やひらめきをそこに投入できるようにする事も必要でしょうね。安定生産は機械とAIに任せて、人はひらめきでの新たな発見に繋げていく。
 END
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